Everybody gets the blues sometime......

release on 7/7/2002 "Blues cat records"

『俺だって、ときにはブルースにとりつかれることがある。ブルースは僕らを笑わせたり泣かせたり、あるいは世界をひっくりかえしたりする』
僕がブルースのとりこになったのは、子供のころ。１９５６年にミシシッピー州で生まれた僕の耳には、ギターやハーモニカやカントリーバンドの音とともに、野原や畑をわたる低いうめきのような歌声が聞こえていた。ニ日曜日の教会の開け放された窓から飛び出して来る歌声、ガンガンつけっぱなしのラジオ、裏のポーチや表の部屋、土曜日の夕べの魚を揚げる音にはいつも音楽があり、そのほとんどがブルースだった。
ブルース．．．足踏みならし叫ぶ声、ドラムのビートやトウモロコシやトウキビの笛が奏でる音．．．
ブルースは人々の魂をつかみ、それぞれの物語りを涙と笑いで伝える。このＣＤ『ランブリング．ウイズ．ザ．ブルース』は、音楽と人生、ブルースを共有してくれた僕の先輩に対する、深い敬愛の念とともに生まれた。僕が彼らからブルースを演奏し、その魂を伝えていくというチャンスを与えてもらった。ミシシッピーを心に抱きながら、僕はブルースとともにさすらっている。

Steve Gardner

１９５６年ミシシッピー州生まれ。フォトジャーナリストとして東京をベースに活動し、アジアとアメリカを往復。
ブルースをこよなく愛し、ブルース．ハープとスライドギターを演奏。

1.BLACK SNAKES CRACKIN' ♪
2.SO BROKE BLUES ♪
3.CREATION BLUES ♪
4.JOHN HENRY ♪
5.DO LOAD ♪
6.SUMMIT ROAD ♪
7.SAVANNNAH STRUT ♪
8.VICTORIA CROSSING ♪
9.NEW ROAD BLUES ♪
10.FIX-IT MAN BLUES ♪
11.YOUR FUNERAL AND MY TRIAL ♪
12.SANTA CLAUS IS COMIN' ALL ♪
13.THE FIDDLER AND THE C ♪

定価：２０００円／発売元：Blues Cat Records
問い合わせ先：TEL & FAX:03-3325-8261

Contentsに戻る