新規事業投資の内容は何か?
売上げにどのように関係しているか?
どのように決定したのか?
投資は大きく2つあり、サーバなどデータセンターの投資と、
メディア事業を生み出すための人員増。
前者は13〜14億円で、インターネットのページビューをささえる投資。
人員は新卒25名など50名の増加で、投資効果は来年度以降に反映されると考える。
子会社での決定で、大きな投資はホールディング取締役会で決めている。
システムインテグレーション事業からの撤退理由は?
決定プロセスは?
子会社のインプレスでオープンソースを扱うSIの心を知るために行っていたが、
メディア事業と両立しなくなりメディア事業に集中することとした。
シンクイットの事業計画はホールディングスの全取締役で検討した。
投資有価証券評価損の内訳は?
経営資源になっていないものはないか?
投資は全て事業上のシナジーがあるもの。
事業を共に行えるパートナーを条件にしている。
いいコンテンツを持っている、メディア技術を持っている、その中で資本提携している。
将来の成長性がままならないケース、当初予測と実際が合っていないケースもある。
アイキャストなど18件がある。
経営破たんしているものはほとんどない。
計画通りでないものは減損会計としている。
事業上のシナジーを検討している。
成長したものはないのか?
約8億の含み益、オーケーウェブなど3社が上場した分。
ストックオプションのインセンティブとは?
インセンティブはストックオプション、株価上昇したときに行使出来る。
株価が上がるのがインセンティブ。
「インセンティブ」を付けずにストックオプションと言うべき。
ストックオプションの規定は?
一定の役職、子会社の取締役に株数を規定している。
為替差損は何?
海外取引は大きくない。
海外の著作権者への印税の支払い、海外からのものの仕入れなどで発生する。
年間17回の取締役会の議題は?
開示は検討する。
主な議題は、決議が2〜3個、会社の月次検討、財務の検討、投資先の事業報告と対策、
グループ内の新事業の将来性見込み・投資額判断、内部統制対応。
メディアサービスの実現にどのような技術がいるのか。
多様な情報の蓄積にどのようなデータベースを作るのか。
専門コンテンツを貯めて多用な提供を考えている。
お客様に届ける方法、お客様に参加してもらうコミュニティを作り維持する、
情報を届ける方法、メディア、課金、回収、ポイント、などの技術
各社の事業内容は?
インプレスR&Dの調査、インターネット白書などIT環境調査やNGNの調査など
インプレスキャリアの仕事、IT技術者に特化した紹介。20数名程度の紹介をしている。
スキルアップと転職紹介。
想定より遅れているが実績を上げている。
hon.jp、世の中の電子書籍の7割カバーしている。
市場の競争力は言いにくい。
プロバイダと2桁の契約をしている。
モバイルマルチメディアリサーチの著作権管理の主力はモバイルマルチメディアで、
昔から持っている著作権の管理に限定している。
権利処理ビジネスはしないのか?
チャンスがあればありえるが、その方向性は少ないと思う。
音楽以外では出版権を持っているがこれは本業として行っている。
インプレスは塚本さんのキャラで大きくなったと思うが今後はどうなのか?
カリスマ性を引き継ぐことは出来ないが、塚本氏の思いを受け止めていきたい。
人材を育成していきたい。
各社のクリエイティビティを生かすためにグループ経営としてきた。
成長性は大丈夫か。
次はコンテンツの時代と考えている。
その機会を生かしていきたいと考えている。
Presented by Ishida So |