羽田・空の日

９月２０日は空の日ですが、それに先立つ２００６年９月１０日に羽田で空の日のイベントがありました。 まずは、東京モノレールの整備場前で降りて、航空機展示会場に向かいます。 入り口で記名して中に入ると、国土交通省の検査用の飛行機や、海上保安庁の機体、 マスコミの機体が展示してありました。

国土交通省の検査用の飛行機は、ＶＯＲ等のレーダー局の周りを飛んで、 レーダーの正常性を確認したり、するものだそうです。 いくつかの機体は、カバーを開けたりしてあったので、 エンジンの内部、気象レーダー、緊急用の発電機などが見えました。 また家族連れにはコックピットに座っての撮影を許してくれました。

ＹＳ−１１型機もありました。 短距離で離着陸が出来ることや、低速飛行が可能なため、 検査機としては使いやすいそうですが、 部品調達ができなくなるので、まもなく退役になるそうです。

毎日新聞社のヘリコプターは、レインボーという名で、赤白青で塗られていました。 産経新聞社のセスナ機はピンク色が主体で、尾翼に目玉マークが書いてありました。 マスコミの機体は派手なのは、何か訳があるのでしょうか。

展示場所は羽田空港の一番山側にあり、Ａ滑走路Ｂ滑走路が見える位置にあります。 そのためか、大きなレンズのカメラで発着する飛行機を撮影する姿も目立ちました。

次に、航空保安大学校に行きました。 近くにある羽田整備場のバス停は、平日は１日１便、休日はバスが止まらないバス停でした。 航空保安大学校はおんぼろ校舎でそた。 ２年後には関西空港の近くへ移転するらしいです。 航空保安大学校は航空管制官などの飛行機の運行設備の運用者や、 無線電話・レーダなどの設計・工事・運用・維持管理等を行う技術官など、 専門家の養成機関で、人事院の採用試験の合格者が行くものだそうです。 入学時点から国家公務員になります。

航空保安大学校では、いろいろな実習室を公開していました。 フラ〜と入ったら、先生か学生かわかりませんが、説明員につかまり、 説明が始まってしまいました。 聞いていると、航空機の運用は、古い飛行機があるので、 古い技術と最新技術が混ざって使われていて、大変なんだなぁと思いました。

お昼時だったので、大学校前で売っていたカレーを買って食べました。 安くてよかったです。

最後に、モノレールに乗って羽田空港ビルまで行きました。 空の日ということで、ビッグバードクイズラリーが開かれていました。 空港内の各所のクイズに答えるとプレゼントがもらえるというものです。 クイズは、全部、クイズパネル近くのお店の名前を当てるものでした。 全部解くには第２ターミナルから第１ターミナルまで全部回らないと いけないのでけっこうたいへんです。 ちなみに、正解不正解にかかわらず、プレゼントがもらえていた様です。

ゴール近くて展示がありました。 羽田空港の昔の写真、それと、ＳＴＯＬの飛鳥の写真や模型の展示です。 そういえば、そんなものがあったなぁといった感じですね。 羽田からバスで横浜に向かいました。 空いていて、シートでぐっすり寝てしまいました。