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株式会社大戸屋第27回定時株主総会

ホテル入口 大分前に総会に行ったときは、神楽坂あたりでやっていたような気がしますが、 今回は新宿のハイアットリージェンシーと、高級ホテルでの開催です。 経費削減で本社を神楽坂から武蔵野に移転したそうで、その関係で場所を変えたのかもしれません。

ハイアットリージェンシーでは、株主総会が重なっていました。 富士重工業とケンコーマヨネーズと大戸屋です。 富士重工業はホテルの中に車を持ち込んで展示していました。

株主総会は10時開始です。

お土産 株主数は12,768名で、議決権数は57,993個。
議決権行使書を含む出席株主数は3,269名(26%)で、議決権数は30,511個(53%)だそうです。

大戸屋は、最近、野菜工場を建てて、無農薬野菜の生産に取り組んでいるそうです。 フランチャイズが伸び悩んでいるので、増資した金で直営店を増やすそうです。 また、増資の結果、資本金が5億円以上となり、会社法で言う大会社になったそうで、そのため約款変更などしていました。 

総会の帰りにお土産をもらいました。 帰って開けて見たら、ミルクカステラが入っていました。 おいしく頂きました。

質疑

質問 飲食業で売掛金はふつうないと思うが、貸借対照表の資産の部の売掛金の内容は?
回答 直営とフランチャイズの展開がある。 フランチャイズは食材を購入してもらっているが、その売掛金がある。

質問 損益計算書の特別損益の内容は?
回答 店舗閉鎖損失、閉店した店に関する損失。 減損損失は店舗の売上げ推移を見たときに、今の収益では投資を回収できないと判断したものを前倒しで計上した。

質問 店舗の閉鎖について、会計が今後変更になり、予定を計上することになるが、閉鎖の予定はどのくらいか。
回答 28期の当期より資産除去債務を出す。 将来の店の撤去の時の費用を今の段階から損益に反映させるというので、今期より入っている。 現状、監査法人とも協議して、方向性を出している。 ほぼ1億ぐらいになると考えている。 正式には第一四半期決算が8月上旬に出るが、そのときに明記する。 店の多くはビルのテナントで、100%この方法が正しいとは監査法人でも決まっていない。 海外は撤退はまだないが、労務費が低いので日本の5分の1から6分の1でないか。

質問 どこの店でも品質がぶれないので感謝している。 品質は良いがドリンクバーを使っている人が少ない。 止めて80円コーヒーにするか、もっと利用されるものにするかがいいのでは?
回答 ドリンクバーは4〜5年たつ。 くつろぎの空間ということで出した。 まだまだ品質や動線が不評で改善していきたい。

質問 大戸屋キッチン、学生向けがダメなら元に戻したら。
回答 キッチンは2年前から実験としてはじめた。 低価格マーケットの武蔵境で対抗として単価を100円落としてはじめた。 不況の波が大きく、価格を下げきれず、目指した結果に届かなかった。 5月に大戸屋に戻した。

質問 他社で、海外はよく問題になっている。 海外は大丈夫か。 リスクがいろいろあるのでは。 リスクをおしえてくれ。
回答 海外はリスクが高い。 タイで3〜5月で最大10店閉めた。 1店だけ半年たってまだ閉めている。 いろいろなリスクがあり対応していきたい。 タイは外資規制があり、50%以上持てない。 シンガポールでは、インドネシア企業に35%出資している。 資本関係も気をつけないといけない。 アジアの人は日本を信頼している。 日本食も品質が高いと見られている。 日本人が長寿なのも重なって好調。 5%のロイヤリティを取っている。 ロイヤリティと食材のフィーでやっていきたい。 タイの企業に任せたい。

質問 大戸屋グリーンファームはいまどのくらいの割合で店におろしているのか。
回答 グリーンファームはまだ80坪ぐらいで実験段階。 栄養面でまだ納得できる段階でない。 30店ほどに供給している。 自社で技術を身につけないといけないと考えている。

質問 タイは日本の駐在員が客で現地の人は少ない。 中国本土に行くのか。
回答 タイは1割が日本人で、8〜9割が現地。 台湾香港でトレーニングして中国と思っている。 単独ではリスクがあるので、現地のパートナーがいればと考えている。 期待している。 上海辺りに行ってみようと思っている。

質問 阿佐ヶ谷のパール街の大内屋の接客態度は気分が悪い。 アンケート用紙に書いているが本部に伝わっているのか。
回答 申し訳ない。 アンケートの意見は月に1回店を回って把握して対応している。 まだまだの状況なので店の指導にあたらせる。 アンケートの保管も至急見直しする。

質問 1号議案(計算書類承認)は、他の会社は報告事項なのになぜか。 5号議案の会計監査人の選任について、今まで監査を受けていないのか?
回答 会社法で資本金が5億以上は大会社となり、会社の機関として会計監査人を持つ事になっている。 前期までは資本金が5億以下で中会社の位置づけで、計算書類は総会での承認となっている。 今期からは資本金が5億円を超えるので、来年の総会からは決議がなくなる。 金融商品取引法の元で、これまで会計監査を受けている。

質問 食育は具体的に何をしているのか?
回答 昨年より管理栄養士と提携し、社内で講座を受講した。 社内が一回りしたので、3月より店舗で勉強会をしている。 カロリーの間違った認識など、20〜25名の近隣の人を対象に、1〜1.5時間でしている。 3月からしている。 毎月10店ほど。 継続するつもり。 1年で年4回ぐらいする。 地域の人とのコミュニケーションが深まるいい機会。 一般的には自分達の売りたいものを強調するので、専門家に学ぶと全然違う。 特に地方のFCではオーナーが喜んで、今まで勘違いしていたというのが伝わってくる。 大戸屋のメニューでもミスマッチがある。 メニューも整えてお客様にも知らせて行きたい。 タイでも話を喜んでもらえた。 そういうようにしていきたい。

質問 株価が低迷で安定している。 せめて1500円ぐらいになって欲しい。 何か計画は。
回答 3月に新株を発行して下がった。 FCは出店に1店6000〜7000万円かかり国内のFCは厳しい。 今後直営を主体にしたい。 本社を移転して年2000万ぐらい下がっている。 それなりの利益が上がってこれば株価が上がると考えている。

質問 守りの会社に思う。 攻めて行かないといけないのでは。 中国は朝から外食。 アグレッシブるにいってほしい。
回答 守るところは守る、攻めるところは攻める。 今はチャンスだと思っている。 足元を見ながら積極的にしたい。 そろそろと思っている。 海外でたまたまうまくいったのはパートナーに拠るもので、 そこからの情報でするのが失敗ないと考えている。 徐々にやって行きたい。



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Presented by Ishida So