第7回 NHKマイルカップ
(2002.5.4.)


予想者…すいけん  9 タニノギムレット
18 メジロマイヤー
 7 シベリアンメドウ
 2 ゲイリーファントム
 ゴールデンウィーク真っ只中のGT。ただでさえ曜日感覚が分からなくなりそうなのに、今回のNHKマイルCが土曜日に行われる。5月5日に東京競馬場で競馬をできないのは知っているが、それにしても違和感アリアリ。予想をするこちら側も惑わされないようにしたいものだ。
 ◎タニノギムレットは皐月賞3着からの参戦。皐月賞で1番人気だった馬、馬券に絡んだ馬のNHKマイルC出走は史上初で、ここからダービーに向かうというローテーションには多少首をかしげる面もあるが、どちらのレースも無様なレースはしてほしくない。マイルの距離が向くとはいえ、ここ2走のレースっぷりから前半流れに乗れるかの心配は残るが、力の違いを認めて本命の評価でいいと思う。
 ○メジロマイヤーは皐月賞をハイペースで逃げた。距離が長かったのと、レース間隔が開いたのとで最後はバタバタになったが、距離が短縮し、中2週になる今回は力を出し切れるのではないか。ハナにもこだわらないので、この大外枠なら3〜4番手の外を追走か。
 ▲シベリアンメドウがブリンカーを装着して出直す。朝日杯FSとNZTの敗戦で芝の良馬場は向かないと捉えられがちだが、両レースとも着差はそれほどない。重賞制覇した東京コースで巻き返せる。
 △にゲイリーファントム。マイルに実績はないが、今回も2番手で流れに乗れそう。あと1ハロンが辛抱できれば、仮柵を外したA1コースを生かして粘りきる可能性がある。

キーワード「今回は4頭BOXで勝負ですかな?」

予想者…コンねんど  9 タニノギムレット
 7 シベリアンメドウ
 1 テレグノシス
15 メジャーカフェ
× 5 アグネスソニック
★詳細は「競馬専門サイト ソラをつかうよ」へ★

予想者…うどんサブレ 12 サードニックス
 5 アグネスソニック
 1 テレグノシス
 9 タニノギムレット
× 15 メジャーカフェ
★詳細は「うどんサブレの極私的競馬」へ★

予想者…ノムサン  9 タニノギムレット
17 カフェボストニアン
12 サードニックス
 1 テレグノシス
× 5 アグネスソニック
<見解>
 しかし今日(5/3)の京都・東京両メインのダントツ1番人気馬はふがいない。今年のダービーは盛り上がりに欠けそう。まぁ、それより明日のNHKマイルカップ。◎タニノギムレット。マイル適性文句なし、直線長い東京で充分差せる。初コースも問題ないでしょう。そして何より力が抜けている。昨年のクロフネと同様、ここは勝ちダービーは?が付く。松田国厩舎このレース2連覇へ。にはカフェはカフェでもボストニアンの方を。ちょっと距離がどうかは疑問だが性能・瞬発力は随一。昨年朝日杯で重い印を打ったグラスエイコウオーが2着。今年も朝日杯本命の同馬を対抗に。この本命・対抗の鞍上は天皇賞と逆なだけの両トップジョッキー。来ればちと、話が出来すぎているような気がするが。あとはコース経験を重視、東京マイル連対実績があるのは▲サードニックス△テレグノシスだけ。前者はジュニアCの内容が良く、後者は今回速い追い切りをあまりやっていないのが少し気がかり、この順とした。×にはアグネスソニック。距離が短くなるのは良く、馬場が渋ればもう少し上位もあるかもしれないがちょっと早熟、GTとなると好走はしてもこの辺りが精一杯なのかも。
 ギムレットが絡めばあまり付きませんが、今回は上記5頭の馬連ボックスで。

予想者…ふっさん 12 サードニックス
 9 タニノギムレット
 7 シベリアンメドウ
14 スターエルドラード
× 1 テレグノシス
 皐月賞1番人気、ダービーでも最有力候補の1頭との評価を受けるであろうタニノギムレットが参戦してきたり、トライアルが信じられないような高速時計で決着したりと話題満載の今年のNHKマイルC。本命にはサードニックスを。間隔が少し開き、気分よく行き過ぎたきらいのある2走前以外は自在な立ち回りで堅実そのもの。しかも初芝だったジュニアCが、この条件こそがベストかと思わせるほどの好内容。前走は少頭数もあってハナに立ったが、今回は好位から中団で競馬が出来るはず。枠も絶好。南関東のエースを背に先頭でゴールを駆け抜けてくれるのではないか。末の破壊力ならやはりタニノ。能力は疑いようがなく、この鞍上なら好位を進むことも考えられ、アッサリかもしれないが、多頭数で初コースの分割引いて対抗。2着馬が最も強い競馬だったトライアル組からはシベリアンメドウを。勝ち馬とほぼ同じ位置を進みながら伸び切れなかったのは休み明けの分。逆転は可能。重馬場以外で芝に勝ち鞍はないが、2歳GTとその前走が負けた2戦なら見限れない。あとは、1勝馬ながら重賞路線を歩み、着順ほど負けていないスターエルドラードと、府中とくれば押さえないわけにはいかない父トニービン、テレグノシスに注意。

すいけんの後悔日誌
◎タニノギムレット(3着) マイナス4s。疲れも見せず、パドックでは小走りをするほど。道中は速いペースの後方を追走。直線で前がつまる場面があり、捌いて出てくるが時すでに遅し。
○メジロマイヤー(12着) パドックの気配は普通。一番のスタートを切り、一旦好位に控える。4角から前に並びかけに行くが、坂を上りきったところで一杯になる。
▲シベリアンメドウ(8着) 中団。流れには乗れているが、追い比べで甘さを出してしまう。伸びずバテずの印象。つまりは時計勝負がやはり厳しかったということか。
△ゲイリーファントム(13着) 2番手で狙い通りのレース。4角で並びかけ抜け出そうとするが、坂でバタバタになる。ハイペースだったにしろ、やっぱり距離が敗因と言えそう。
無印テレグノシス(1着) 中団馬群の後ろの内。直線だけ外に出し、すごい勢いで前を捕らえる。外に持ち出す時に他馬に迷惑をかけたが、それ以外は勝浦は完璧に乗った。力を出し切っての完勝。
無印アグネスソニック(2着) 最後方。直線で外から伸びて、一旦は完全に先頭に立つが、内からテレグノシスに捕らえられる。この距離なら、多少の甘さはあっても堅実。東京コースもいい。
<総評>結局スプリングS組ですか〜。今年はクラシック路線の方がレベルが高そうやから、そういう可能性も頭にはあったけどねぇ。でもタニノに不利があったにしろ、着順が入れ替わるとは思ってなかった。特にアグネスは、スプリングが前の2頭に完敗やったからねぇ〜。今回の連突入は難しいと思っててんけど。やっぱ競馬は難しいねぇ!