東京優駿(第72回 日本ダービー)
(2005.5.29.)
予想者…すいけん | ◎ 5 ディープインパクト |
![]() |
○ 3 ローゼンクロイツ |
△ 14 アドマイヤジャパン | |
× 2 ニシノドコマデモ |
なんといってもディープインパクトの無敗の2冠チャレンジが最大の関心事の今年の日本ダービー。ミホノブルボン世代から競馬を見始めたすいけんにとって、ここまで絶対的な存在がいるダービーは、ナリタブライアンの時だけだったように思う。「運の強い馬が勝つ」といわれるダービーだが、強い馬がきっちりと力を見せることが多いのも事実。ブライアンやスペシャルウィークのように有無をも言わせぬ快勝を期待する一方、それでも「どういうレースになったら負けるだろう」と真剣に考えてもいたりして…。 そんなことを考えてはいるが、やはりディープの相手探しのダービーと見るのが妥当だろう。「皐月賞組は勝負付けが終わった」として別路線組を上位に取るか、「巻き返しがある」と見て皐月賞組を上位に取るか、その選択が予想の分かれ目となりそう。すいけんは、皐月賞組を上位に取りたい。皐月賞で「打倒ディープ」に挑んだアドマイヤジャパンやローゼンクロイツ、マイネルレコルトらはすべて連をも守れず敗退。逆に自分の競馬に徹したシックスセンスが2着となったわけだが、1頭「強すぎる」馬がいるために、これを負かしに行った馬は苦しくなるという構図がそのまま当てはまったと思っている。今回別路線からの参戦はインティライミとダンツキッチョウがいるが、未対戦の分だけ皐月組よりも色気があるだろうし、皐月賞組は前回の敗戦から今回は自分の競馬に徹する可能性が高い。そうなると、皐月賞組が2番手争いに顔を出してくるという見立てを持っていいだろうと思う。ただこれはあくまでも「ディープの2着争い」の競馬を前提としてのもの。インティライミとダンツキッチョウには当然逆転の可能性を秘めている馬であることは否定しない。 さて予想。◎ディープインパクト。それ以上何も言うことはない。一応すいけんの感じる不安点を1つ。馬体から感じる印象が、どうしても長い距離に適しているように見えないこと。力の違いでブッちぎるのだろうが、「坂上で伸びが甘くなる」という可能性も頭の中には入れておく。ちなみに、菊花賞では絶対に本命を打ちません。 ○にローゼンクロイツを。皐月賞は9着に敗れたが、ディープを意識しすぎて流れに乗り切っていない感じを受けた。そもそも器用さと一瞬の脚が要求される皐月賞はこの馬に適した舞台ではなかった。東京2400のほうがレースをしやすいし、少なくともディープ以外の皐月賞組は前走から逆転できるはず。 ▲はなしで△にアドマイヤジャパン。皐月賞では本命に推すほど期待したが、結果的に中途半端な競馬をしてしまい3着。それでも3着なら力を見せたといえる。前半この馬より前にいた馬たちは揃って惨敗していることから考えてもこの馬の能力は高い。2着争いの有力な1頭であることに間違いはない。なお、今回は横山典Jが騎乗停止中のために幸Jに乗り替わるが、過去14年(中途半端な年数だが、すいけんの競馬キャリアから出てきた数字なのでご了承を…)で乗り替わりでダービーに挑んだ馬は、優勝はなく、2着が3度あるのみ。さらに全くのテン乗りだった場合はたったの1度2着があるだけ(去年のハーツクライですが)。来年以降のデータとして覚えておきましょう。 一応別路線組からも1頭、×ニシノドコマデモ。弥生賞ではディープやAジャパンといったあたりに完敗しているが、中山コースは不得手なので仕方ない。東京はいちょうSで差し切って勝っているし、負けたときも東スポ杯では捌くのに苦労しながらの3着、共同通信杯はスタートの出遅れが響いての4着、青葉賞も道中行き場をなくす場面があって2着と、全て敗因がハッキリしている。道中内ピッタリを廻って、直線スムーズに外に出せれば楽しみはあると思う。 印は以上の4頭。一応ディープ頭の馬単で行くが、実際の馬券はタテ目も押さえてそう…(楽しくレースを見るためにね…笑)。 FORECAST:馬単で◎から○△×への1着流し |
予想者…コンねんど | ◎ 5 ディープインパクト |
![]() |
○ 11 ペールギュント |
▲ 13 ダンツキッチョウ | |
△ 12 マイネルレコルト | |
× 7 インティライミ | |
× 14 アドマイヤジャパン |
★詳細は「競馬専門サイト ソラをつかうよ」へ★ |
予想者…うどんサブレ | ◎ 5 ディープインパクト |
![]() |
○ 7 インティライミ |
▲ 13 ダンツキッチョウ |
★詳細は「うどんサブレの極私的競馬」へ★ |
予想者…ノムサン | ◎ 5 ディープインパクト |
![]() |
○ 6 アドマイヤフジ |
▲ 3 ローゼンクロイツ | |
△ 7 インティライミ | |
× 9 コンゴウリキシオー |
とんでもない支持率で無敗の二冠へ。興味は何馬身ちぎるかだけ。普通に走ればDには逆らえるはずもなし。確かに紐さがしの一戦だが、今年はトライアル組が低レベルで出番無し、一応2番手にはEとBを上位と見た。Eは中山でも京都でも終いは伸びてはいるがコースが合わなかったのは事実。ここは距離も直線も伸びる東京の2400m。全てにおいて条件は好転する。父のようにここで激走を見せるか。Bの前走の敗因は初の長距離輸送にあったらしいが、2回目で慣れが見込めれば力からここで終い弾けて不思議なし。京都新聞杯勝ちFの評価をここまで落としたのは今までそんなに強いメンバーとやっていないという点で。あと、折り合いに進境を見せているらしいHを3着の大穴狙いで。
3連単フォーメーションDE→BE→BEFHの計8点。一応Eの頭をちょびっと入れときます。
|
予想者…ふっさん | ◎ 5 ディープインパクト |
![]() |
○ 7 インティライミ |
△ 11 ペールギュント | |
× 6 アドマイヤフジ |
いつものように騎手から…は今回しないことにする。というのも、このダービーは皐月賞のときに皐月とセットで予想した部分があるからだ。その皐月賞時、当コラムはペールギュントとアドマイヤフジを“ダービー好走候補”とした。もちろん騎手的な面から見てもPギュントが池添、Aフジが福永と『騎手買い』該当の面々だったからで、そこからすると今回Pギュントは小牧騎手に乗り替わっており、そのまま評価をスライドさせることに何のためらいもなかったわけではないが、彼にしても過去は同馬の主戦だったわけだし、天下の武豊で人気を裏切った前走によって、気楽な立場を与えられたことがかなりのプラス材料になるだろうとみて、ここでは皐月時に立てた読み通り重視することにした。印としては、皐月の競馬を見せられると、レース前の予想としてはアクシデント以外に負けることが非常に考えにくいディープインパクトに本命を進呈。先に取り上げた2頭は脚質的に逆転は難しいので2着候補に。わずかに逆転の望みをかけられる存在としては(あえて言うなら、だが)別路線組からインティライミをチョイス。この4頭で勝負する。 ◎5ディープインパクト(力の差としか言いようがない。仕方なし) ◯7インティライミ(もし、◎にアクシデント以外で敗北のシーンがあれば騎手のキャラとしてもこれ) △11ペールギュント(とにかく自分の競馬に徹して気がついてみたら2着だった、に期待) ×6アドマイヤフジ(これも△とほぼ同じ理由。じりじりだがスケールの大きさ感じる末の伸び府中向きの予感) |
予想者…たくみん | ◎ 12 マイネルレコルト |
![]() |
○ 15 シックスセンス |
▲ 7 インティライミ | |
△ 14 アドマイヤジャパン | |
× 11 ペールギュント |
ディープインパクトの1強ムード。すでに目はどんな勝ち方をするのだろうってことに注目されているものの、競馬に絶対はない。皐月は仕上がりの早い馬、ダービーは運のある馬、菊は本当に強い馬が勝つ・・・・・これを信じて単勝1.0倍なんて馬はいないものとして馬券を考えてみた(笑)。 ◎はマイネルレコルト。前走が10キロ増。ひと叩きで状態も今がピーク。好位につけられるスピードもあり、センスのよさはトップクラス。打倒ディープの1番てとして2歳チャンピオンの意地にかけてみたい。 ○はシックスセンス。皐月賞を2着。後方から一気に伸びてきてのものであったが、上がり3ハロンも34.2秒と勝ち馬に次ぐもの。前走がフロックでなかったことをここで証明するのではないか。 ▲はインティライミ。前走は接戦ではあったものの、発馬で後手をふみ、なおかつ道中外を回る不利も、ゴール前できっちり差しきった。500万条件戦とはいえ2500mも経験しており、スタミナには問題ない。混戦になればおもしろい存在になりそう。 △はアドマイヤジャパン。皐月賞ではディープに完敗。それでも3着に粘りこんだ。やはり力はある。東京の2400mということで血統的に距離に不安はあるものの、好位から競馬できるのはやはり魅力。 △はペールギュント。G1馬2頭以外では唯一の重賞2勝馬。皐月、NHKマイルともに負けはしたものの、末脚の伸びはやはり他馬を圧倒できるものを持っている。後ろからと融通はきかないものの、末脚勝負になればおもしろい。 ディープインパクトは初の左回り、2400mに他頭数でも内枠といままでに経験したことのない要素も多い。隙はあるのではないだろうかと思う。・・・・・まあ負けるとも思えないが。 |
[予想成績]購入額300円→回収額0円 不的中! ◎ディープインパクト(1着) パドックでチャカつく。ゲートは今日も悪かったが、あとは力の違い。ナリタブライアンのような勝ちっぷり、キングカメハメハと同じタイムで優勝。 ○ローゼンクロイツ(8着) 今日もディープと同じような位置取りから。だが反応が悪く、終いも一瞬伸びかけただけ。 △アドマイヤジャパン(10着) 中団。直線の坂で一旦は2番手に上がったが、そこで一杯。 ×ニシノドコマデモ(6着) 後方。勝負処の手応えは凄く悪かったが、直線外から渋太く伸びた。だが上がりがもっと掛からないと…。 無印インティライミ(2着) パドックの気配は抜群。好位の内から、直線入口でスパート。ディープには敵わなかったにしても、3着以下は完全に封じているのだから強い。 <総評>インティライミ無印は納得してるからいいけど、当てたかったなぁ…。 |