すいけんの一口出資馬、ロードブレーブ。
彼が何と、１９９９年１月８日の京都競馬以来、３年ぶりに右回りに登場。
１月２６日、京都１１Ｒ・松籟Ｓに出走した。
当然、「サブレスポーツ取材班」取材員のすいけんは現地に赴きました。
今回のトピックスは、その模様をお伝えします。
３年前、京都で走った時は、ダートの１８００ｍ。野元Ｊだった。
スタートして、ハナを窺うため押して前へ。
そんな時に１コーナーのカーブを迎えた。
すると勢い余って、そのまま外ラチまで吹っ飛んでいってしまった。
その後もゴールまで外ラチ沿いを走り続け、
勝ち馬から１０秒近くも離される大敗を喫してしまった。
タイムオーバー＆調教再審査で出走停止を課されてしまったことから、
「また出走停止処分を受けたら、馬に申し訳ない」との山内調教師の判断で、
それ以降、左回りにのみ出走することになったのであった。
その後は、ご存知の通り（？）、東京を中心として活躍。
１９９９目黒記念ＧⅡ５着や、２０００天皇賞（秋）ＧⅠ出走（１５着）など、
まずまずの実績を積み重ねてきた。
しかし、準オープンの左回りの、２０００ｍを超える距離のレースは、
１開催に１レースあるかないかの状況。
そこで、年齢を重ねた今なら、ということで京都の２４００に照準を合わせたのである。
追い切りで、レース騎乗予定の藤田Ｊを乗せ、
デビュー間近の新馬を追走し、直線内から抜かせた。
この稽古で「心配なし」と判断。出走に漕ぎつけた。
しかし新聞の予想者も頭を悩ませたようで、
競馬ブックの短評には「さて右回り？」と書かれたりしていたが、
お！サンスポが本紙本命だ～！
うれしいもんやね～(^v^)。
そんなこんなで、１０Ｒ発走直前にはパドックへ。
って思ったら、あ～ついに雨が降ってきやがった～！
それにしても、このタイミングで雨が降るなんて、
すいけんがツイてないのか、天のいやがらせか、
どっちや～！
まぁそれはさておき、出てきましたよ～、パドックに。
え？プラス４キロ？
休み明けの太めを叩いて、中１週で、なんで増えるねん！
う～ん、やっぱり少し太く見える。
山内先生！説明しろ！！
え？小倉に行った？
なめんな～！
あ～、リングハミしてるねぇ。後で聞いたら、ただのリングハミじゃないそうで…。
右回りを走らせるために、陣営も色々苦労してるんやなぁ～。
先ほどの暴言は、撤回しよう。
あれ？そういえば、山内カラーのピンクのメンコをしてへんやんか。
お、これは何か意味があるのか～。右回りをこなすための。
ところが。
「持ってくるの忘れました」（by調教助手）。
オイオイ！前言撤回を撤回じゃ～！！
落ち着こう。
パドックの気配は、外々を力強く歩いてたし、毛ヅヤも良くて、
太め残りな以外は文句なかったよ。（ちょっとフォローか？）
「止ま～れ～」。さあ、あとは藤田が乗ったところを写して…、
って、藤田おらんやんか～。
もう～、みんなで嫌がらせかいな！
しょうがない、入場時に写そう…。
あ～ぁ、綺麗にとれんかったぁ…。
そして他場メインの早鞆特別と根岸Ｓも終わり、
あとは松籟Ｓのみ。雨は降ったり止んだり。
大逃げを肉眼で見るために（雨避けのため？）、
スタンド外の椅子の上のほうで見よう…。
さあスタート。
あんまりいいスタートじゃなかったけど、いつも通りの逃げの手。
１コーナーで４馬身、向正面では１０馬身のリード。
コーナリングもスムーズやし、いい感じの逃げ。
ひょっとして…！？
だが勝負は甘くなかった。
直線入口で３馬身差まで差を詰められると、
あっという間に人気薄タガノビジョンに交わされ、
さらに続々と後続が追い抜いていく。
結局勝ったホワイトハピネスからコンマ６秒差の８着でゴール。
やはり太かった分、最後の粘りに影響したか？
あるいは内が荒れた今の馬場が向かなかったか？
それとも雨？
敗因は色々考えられるが、右回りのためではなさそうだ。
個人的には、鞍上のせいなような気もするが…。まぁそれは置いとこう。
いずれにしろ、今後の選択肢が広がったのは確か。
そして、いつも通りにシンザン像前へ。
「次はダイヤモンドＳでしょう」（byロードの社員）
見に行けないなぁ…。まぁそれでもうれしい！
せっかくだから、ロードの社員さんに、
「荻野騎手はもう乗らないんですか？」と余計な質問を。
困った表情をしてました。多分乗ることはないだろうな…(残念）。
それから…、
またゼッケンもらっちゃいました。
なんか、ゼッケンがどんどん増えていくような…。
「高く売りまっせ！」（本気にしないで…！）
これでようやく４週連続の淀参戦が終了。
めっちゃ疲れたわ～。
う～んと、目の前で見た一口所有馬の成績が、
１０着、９着、８着？
あ、このままじゃ、あと７回見に来ないと、
１着のシーンは見れないってこと？
…みんな、仁川で走ってね。