『サブスポ!』トピックス


<Topics:26> マーシャル新馬勝ちと念願の口取り



久しぶりの「観戦記」のトピックスです(^^;
あやや関連は「必ず」トピックスに上げるのに、競馬になるとなかなか…。
って、そんなことしてるから、「競馬に薄い競馬サイト(あややサイト?)」って言われるんやなぁ。
まぁ、それはとりあえず置いといて…。


すいけん7頭目の一口出資馬・ロードマーシャルが11月9日(日)にデビューしました。
1996年の暮れにロードで一口を始めてから、毎年欠かさず出資してきたが、
この馬はロードでは珍しく当歳募集をされた馬。
ロードブレーブの影響で、山内厩舎所属の馬への出資願望が年々高まってきて、
この馬も、一口出資額は高かったが、頑張ってみました。

「サンデー、山内、14万」

一部で囁かれた(?)この合言葉がすべてを物語ってるような気もするが、
やはり期待したい条件であるのは確か。
ま、実はロードスナイパーも全く同条件で募集されていたので、
すいけん的には「リベンジ」の意味が含まれてるんですけどね。
って、スナイパーまだ現役じゃん。。。(苦笑)

さて、このロードマーシャルはというと、
父サンデーサイレンス、母サドラーズメイド(母の父Sadler's Wells)という血統。
ノーザンファームで生産され、セレクトセールでロードが(ケイアイファーム名義だったかな?)購入。
サンデーの中でも長距離寄りの血統というのが、ステイヤー好きのすいけんの好みだし、
社台が売った馬というのも(セリ・庭先関係なく)、走るというイメージがあって、
一口14万円を出す価値はあるかな?と思ったのだと、今振り返るとそう感じる。
ま、出資したのが2年前だから、正確には覚えてないんですけどね。。。

調整も順調に進んだロードマーシャルは9月27日(土)に栗東・山内厩舎に入厩。
無事にデビューを迎えることができた。

ところで、今年の7月頃から、一口会員の人でも優勝の口取りに参加できるようになり、
ロードでも、最大10人で口取りへの参加を行っている。
すいけんもレディスターライトで2度、これに申し込んだが、
結果は、10着と8着…。
この口取り、スーツ・ネクタイを着用という決まりになってるのだが、
負けると虚しいし、かと言って勝ったときに申し込んでなかったら相当悔やむし、で、
毎回どうするか悩むのだが、(悩んでも結局毎回申し込んでるんだけど…笑)
この時は、人気も予想されたし、「もしかしたら本当に口取りできるかも」という
期待大の中、申し込みました。


さて、ここからようやく、話が当日に移ります。(おそい)

11月9日(日)京都6R・2歳新馬(芝2000)10頭立て。
発走が12時50分なので、その1時間前に口取り参加者は集合。
集合場所はスタンド内で最も1角よりのところにある総合インフォメーション。
11時50分ごろになると、スーツ姿の人間をちらほら見かけるようになったが、
ロードの会員かも分からないし、皆声をかけづらそうな感じでした。
そうこうしているうちに、ロードの社員さんが現れて、
一人ずつ誓約書に名前を書いたら、また解散。
あとは発走10分前に再度集合なのです。

みんなパドックの方に向かっている感じはするが、
なぜかお互いに声はかけずに別々にパドックの思い思いの場所へ。

(パドック掲示板)

マーシャルは8枠10番、藤田騎手。
単勝2倍台(最終的には1.9倍)の支持を集め、
ローレルスパークや、ツルマルハートが人気で続いていた。
血統的に2000mは全く問題ないし、直前の追い切りでオープン馬・ヒューマに
食い下がっていたように仕上がりも上々。(馬体重は474s)
パドックでの状態も、落ち着いていて、力を出せそうに見えた。

(パドック周回中)

ちなみに、不安な点として思っていたのは、
「瞬発力勝負になってどうか」という点。
サンデー×サドラーの血統といえば、まず思い出されるのはボーンキング(京成杯)。
そのイメージは「ジリなステイヤー」というもの。
上がりが33秒台とかのレースになってしまったら、切れ負けするような気がしたし、
それよりもっと不安だったのが、鞍上藤田
何しろ藤田は、すいけんの出資馬に乗った成績が(0 0 1 7)
ブレーブに乗って出遅れたり、挟まれたり、スナイパーで未勝利戦ですら勝てなかったり…。
本当に相性が悪い。
もしも今回勝てなかったら、このHPのトップコメントに「藤田のアホ」とか、
「藤田のヘタクソ」とか、「荻野くんを乗せろ」(笑)とか書いたろうかと…。

そんなことを考えていながら、パドックを見ていたが、
横でなにやらウルサい集団が。。。
話の内容から、ローレルレーシングの会員の集まりらしい。
(このレースのローレルスパーク、さらにメイン・ファンタジーSのフィーユドゥレーヴがこの日出走)
自分の馬が出走して気が高ぶるのは分かるが、
馬が周回してるパドックの最前列でキャッキャやられてもねぇ〜。
この時点でローレルスパークには絶対負けたくないと思いました!

と、そんなことを考えてるうちに、騎乗命令がかかって藤田が騎乗。
と、その瞬間…。

デジカメが動かなくなりました。

藤田め〜。。。


っていうか、この次のエリカ賞のときにもこのタイミングで電池が切れたので、
連続使用時間がちょうどこれぐらいということなんでしょう。

ってわけで、本馬場入場。
パドックから、スタンド前まで猛ダッシュ!!
そしてデジカメの電池を入れ替え。
マーシャルが一番外の枠で助かりました。。。

(本馬場入場)


隣のアントワープ(佐藤哲J)がピッタリとくっついていたので、
1頭だけの写真を撮ることはできず。。。

って、のんびりしちゃいられない!
またまたダッシュで、シンザン像近くの手荷物預り所でカバンを預け、
(口取り参加の際は、手ぶらでないといけない)
さらにダッシュで、最初のインフォメーションへ。。。

なんでレース前にこんなに疲れるんだ…。

息を整えるヒマもなく、会員揃って馬場の方へ移動。
ここからレースまでの数分間、ようやく会員同士の会話のやり取りが始まりました。
すいけんも、2〜3人の方と、レースの展望や、他の出資馬の話をして、
だいぶ場が和んできたところで、ファンファーレ。

一番最後のゲートインから、フラフラしながらゲートを出たが、
1角までに好位の外に取り付いた。
だがここでもフラフラして、隣のアントワープに2度ほどぶつかりながら2角へ。
(本馬場入場でも寄り添ってたし、マーシャルとアントワープはめっちゃ仲良し!?)
その後は向正面で3番手に進出すると、前2頭に並びかけて直線へ。

「藤田〜ぁ!!」と、すいけんが先陣を切って声を上げると、
周りもそれに呼応したように、「交わせ〜!」「勝て〜!!」の大合唱。
この応援に奮起したか、もともとの力の違いか、ロードマーシャルは力強く抜け出して快勝!

(勝利のゴール)

ゴールの瞬間。

よくバレーボールでアタックを決めた後に、選手6人がコート中央で輪を作って喜んでるでしょ?
あんな感じでした。
それもスーツ集団の男数人が…。
第三者が見てると、相当怪しい集団に見えたことでしょう。。。

さぁ、そんなスーツ集団10人組も、口取りのために検量室の裏のほうを通って、
念願のウイナーズサークルへ。
正直そこからは、興奮してたので、記憶が定かではないです。
ただ、いろんなカメラに目線をくれてたのは覚えてます。(意外に冷静?)
なお、口取りの写真は、他の会員のこともあるので、公開は控えます。

撮影後は、シンザン像前に戻って、ゼッケン片手に撮影会。
ここで、ゴーストQさんや、一休さんと仲良くなり、いろいろ話しました。
平成8年暮れにロードの会員となって約7年ですが、
他の会員の方と親しくなったのは初めてで、それも嬉しい出来事となりました。

と、思っていたら、少し離れたところで、ローレルの会員が残念会をしている。
あ、2着って、ローレルスパークだったのね。
不謹慎だけど、この時は本当に「ざまあみろ!」って思っちゃいました。

              (ゼッケン持って:顔はカット)

ちなみに、この時は、勝った直後ということもあってみんな強気でした。
すいけんも、「このあとはエリカ賞〜ラジたん〜弥生〜皐月〜ダービーや」なんて言ってたし。
まぁ強気すぎるすいけんはいいとしても、他のみんなも、
「来年のクラシックが楽しみや〜」って感じの雰囲気でした。

まぁ、実際にクラシックに進めるかどうかは別として、
すいけんにとって、新馬勝ちというのは始めての体験。
(2歳戦の勝利はスナイパー以来2頭目、デビュー勝ちもサンシャイン以来2頭目)
この時期に勝ち上がると、夢が本当に広がります。
もしも、ダービーまで出走できれば、もちろん東京遠征です。
そうなるように、精一杯応援したいと思います。


それにしても…。
優勝したから、記念のビデオと、写真を申し込んだら、
優勝した配当金よりもお金がかかってしまった。。。
意味ないじゃんか…。




『サブスポ!』トピックス メニューへ

TOPへ