『サブスポ!』トピックス
<Topics:32> ガックリのすみれSレポ
もうすっかりすいけんの愛馬ロードブレーブを記憶の片隅に追いやろうとしているロードマーシャル。
堂々とオープンに昇級して、2月29日(日)の阪神9R・すみれSに出走した。
今回はその模様をお伝えします。
さて、マーシャルのここまでの3戦はすべて口取りを申し込んで、
2度の口取りに参加することができたすいけん。
だが今回は初めて申し込まなかった。
その理由は、2度の口取りを経験して「何が何でも!」という気が薄れてきたのと、
当日が雨予報だったため、スーツを着ていくのが厄介だったことと、
レース中の写真を撮っておきたいということ。
だいたいこの3点が主な理由です。
間違っても、勝てそうにないから申し込まなかったのではないので念のため…。
このレースには、エリカ賞で苦杯を喫したキングカメハメハや、
藤沢厩舎の素質馬・1戦1勝のピサノペガサス、
さらに小倉で連勝してきたフィレンツェや、梅花賞2着のストラタジェムなど、
7頭立ての割には強豪が揃っていた。
でも、キンカメはエリカ賞でコンマ1秒差とはいえ、あの時はこっちの鞍上が秋山Jだったし、
今回は乗り慣れた藤田Jに戻るので、逆転できるかもしれない。
フィレンツェは村山Jが不安点となりうるし、ピサノはキャリア不足。
マジで勝てると思っていました。
そんな感じで勇んで向かった阪神競馬場。
口取りには申し込んでないけど、集合時間に一応行って、
「ウイナーズサークルの外からみんなを撮るから」と、スーツ組に言っておきました。
そしてパドックへ移動。
馬体重は10㎏戻って476㎏との発表。
この中間もソエを気にしているということだったので前脚を見ると、
前回と同じく両前にソエを焼いた跡がありました。
また今回、パドックで一番気になったのは発汗。
当日朝まで降っていた雨も上がって、2月にしては強めの日差しが注いでいたとはいえ、
お腹のあたりからポタポタと汗がしたたり落ちていたし、
股のあたりは真っ白になって、尻尾にまで汗の泡がついていた。
かなり心配になっちゃいました…。
(パドック)
ま、写真で見てもあんまり分かりませんね(^^;
さて、停止命令が掛かってジョッキーが騎乗。
だが…、藤田は現れませんでした。
ってことで、ジョッキーが乗った写真は本馬場入場まで持ち越しに。。。
なわけで、ウイナーズサークルへダッシュ!
スーツでなくて良かったと思う瞬間…。
(本馬場入場)
本馬場に入場してからは、スタンド内でひと休み。
で、モニターテレビを見上げていたら、4コーナーポケットの奥、
スタート地点の後ろの待避所で輪乗りをしている出走馬が映し出されていたが、
突然、マーシャルの鞍上から藤田Jが下馬。
馬装整備か何かをしていたみたいだが、不親切で有名な(?)JRAは、
モニターにも映さないし、もちろん場内放送もなし。
5分ほどして無事に輪乗りに加わったので、ひと安心したが、
それまでは「故障か? 除外か?」と気が気ではありませんでした…。
それでも無事だったみたいで、レースもスタート。
スタートは五分に出たマーシャルだったが、これまでの3戦のような行きっぷりがない。
7頭立ての5番手という位置取りで収まった。
でも、当面のライバル・キングカメハメハの直後だし、前ともそれほど差がなく、
まずは悪くない位置取りかな、と思えた。
(1周目スタンド前)
前からピサノペガサス・カシノフラッシュ・タガノハルカゼ・キングカメハメハ・そしてロードマーシャル、
その後ろにフィレンツェとストラダジェムという隊列はスタート直後から向正面まで
動きはなく、スローペースのままレースは進んだ。
そして3コーナー。キングカメハメハがジワッと進出したのにあわせて
マーシャルも動こうとするが、藤田Jが手綱をしごいても反応が鈍い。
それでも何とか追っ付けどおしながら4角ではキンカメの1馬身後ろ、
前から差のない4番手あたりまで押し上げる。
だが、抵抗はそこまで。
アッサリと抜け出していったキングカメハメハに対して、
ムチを入れても伸びないマーシャル。
結局7頭立ての6着(勝ち馬から1秒4差)と敗れた。
(ゴールシーン)
レース前、本当に勝てると思っていただけに、ショックの敗戦です。
このメンバーで掲示板にすら載れないとは…。
九州産の1頭にしか勝てないとは…。
重い足取りながら、とりあえず出資者が集まる、
パドック掲示板脇まで行ってみました。
当然、他のみなさんも意気消沈気味。話も盛り上がらず、重めの空気が流れる。
そこへロードのスタッフが到着。藤田Jのコメントは…。
「ソエを気にして気にして…。まともに走れなかった。それがすべて…」
確かに走りを見てても、前脚が伸びない感じの走りだとは感じられた。
それにしても…。
以前から、「山内師は少々のソエでも使うなぁ~」と思っていたが、
(ブレーブでも、ソエ気味とかトウ骨の状態が今イチ…という状態でよく使っていた)
さすがに、レースで能力をまったくと言っていいほど発揮できない状態で
人気が予想される馬を使うとは…。
故障したらと考えると、ちょっと冷静ではいられません。
まぁだからといって、某藤沢厩舎みたいに短期放牧だらけというのも困るんですがね(苦笑)。
POGなんかでは特にだが、「使ってくれるというメリット」も確かにあるわけで…。
う~ん、悩んでしまいます。。。
どこかの(すいけんの知らない)掲示板では、
「ロードマーシャル予後不良!?」なんていうとんでもない噂が
流れていたみたいですが、(情報提供、ゴーストQさん)
とりあえずは、そういう状況にならなくて良かったということなのかなぁ?
ま、今後とも無事であれば何も文句言う事ではないですが。
個人的には、春のクラシックを棒に振ってでも
ソエを固めるのに専念してほしいんですが。。。
でも、現時点では続戦の方向のようです。
ま、出走することになれば、普通に応援します。
あと、やっぱりスーツで行かないとダメなのかなぁ…(笑)。
今回、口取りを申し込まずに、結果惨敗だったことで、
「応援の気持ちが足りなかったのかなぁ」と少し後悔してます。
(まさに「後悔日誌」になっちゃってます)
ところで…、
今回、レース後の集まりで、ゴーストQさんの掲示板でよくお見かけする「大和さん」と話していたのだが、
そこで、「あややのページの人ですよね」と言われちゃいました(笑)。
ま、当たってるだけにコメントしづらかったんですが、
マーシャル絡みでこのHPに来てくれた人にもそう思われるんだと初めて気付きました。
え、気付くのが遅いって??
たしかにそうですね。
今後とも精進します。(どっちの方向へ?)
さて、最後に…。
この日、元・我が愛馬のロードブレーブ号が高知で勝ちました。
昨年6月の中央登録抹消後、北海道営で4戦して未勝利。
高知に移籍しての初戦での見事な勝利でした。
それも、3番手に控えて早め先頭から抜け出すという味な競馬で…。
それも右回りのダート1600で…。
中央の時にそういう競馬をしてくれよ!とも思ったけど、
2000年5月以来、約3年10ヶ月ぶりの勝利。
素直に喜ぶこととします。
(ロードブレーブ/写真提供・当日高知に行っていたうどんサブレさん)