『サブスポ！』トピックス

<Topics：３８>　レディプラウド初勝利レポ

若葉Ｓ（３月２０日）にロードマーシャルが９着に敗れてから、
すっかりすいけんの一口出資馬は鳴りを潜めてしまった…。
それ以来の一口出資馬の出走。７月４日（日）にレディプラウドが
阪神６Ｒ・３歳未勝利（芝２０００）に出走した。

今回はその模様をお伝えします。


デビュー戦ということで、やはり口取りに申し込んで…のはずなのだが、
直前まで、函館デビューか阪神デビューかが決まらず、
最終的に阪神に落ち着いたものの、口取り申し込み期限の
木曜日１９時まで（当時：２００５年から申し込み方法は変更になった）に
すいけんは知ることができず、申し込みができなかった。

でも、３歳夏にようやくデビューに漕ぎつけたという感じだったし、
既走牡馬相手の２０００ｍはちょっと苦しいかな？というのもあって、
それほど悔やむ気持ちは浮かばなかった（この時点では…）。


さて、すいけんの一口出資の原則は、
「１世代１頭、関西入厩の牡馬」なのだが、
この世代にはマーシャルがいて、この馬は関西入厩とはいえ牝馬。
なぜ？という感じを受けるかもしれないので、一応説明を。

マーシャルは実は当歳募集。そしてプラウドは１歳募集。
マーシャルは１年早く出資していて、
この世代の通常の１歳募集の際にパンフを見ていると、
やはりもう１頭欲しくなって、山内厩舎のお手頃価格のこの馬に手が伸びたというわけ。
パンフを手にすると出資したくなるクセはどうにかしないといけないですが…（苦笑）。


さてそんなプラウドも、順調さを欠いてなかなかデビューができずに、
栗東に入厩したのはオークスの前の週、５月１３日。
６月２日にゲート試験に合格し、そこから１ヶ月、この日のデビューを迎えた。

パドックの気配は落ち着いていていい感じ。
４８４�sという馬体重は、若干余裕があるようにも見えたが、
全般的にいい仕上がり状態に見えた。

パドック掲示板	パドック１	パドック２

停止命令後も鞍上の熊沢Ｊは、パドックには姿を現さず、
騎乗した姿は本馬場入場に持ち越し。
パドックから姿を消した後は、１番枠ということもあり（一番最初に本馬場に入場）、
ダッシュで馬場前へ移動。
何とか間に合いました。

本馬場入場

さぁ、レース。
３番人気のエーティーキングが逃げ、２番人気のマヤノリバティが２番手。
その直後の３番手の内に、４番人気の支持を受けたレディプラウド。
その外に１番人気ワンマンシャチョウが続くという、
人気馬が前を固める展開となった。

４コーナーから直線入口にかけて、逃げるエーティーキングの外に持ち出して、
これに並びかけると、坂下で体半分くらい抜け出す。

「外から何にも差してくるな！」と思いながら「くまざわぁ〜〜！！」と叫ぶ。
そしたら逆に内のエーティーキングが差し返してきた。
うわぁ〜と思った瞬間がゴール。
何とかクビ差だけ封じ込めていた。

ゴールシーン

その瞬間…。

「なぜ口取りに申し込まなかったんだ…。」

でも後の祭りです。
今までは口取りは２度参加できたが、
ともに京都競馬場でのもの。

ホームグラウンド・仁川での口取りはお預けとなってしまいました…。

検量室前に戻ってきたプラウド＆熊沢Ｊ	ウイナーズサークル…

まぁ口取りができたとか、できなかったとかは、とりあえず置いといて、
既走牡馬相手の中距離戦を勝利したのは、
今後に向けてとても期待が持てるもの。
もう１勝して、上手くいけば秋華賞に抽選ででも出走できれば…なんて感じの
夢も思い描けるような勝利でした。
（今これを書くと非常に馬鹿げてますが、その時は本当に思ったんですよ…）

結局このレース後は、北海道へ転戦する予定だったが、
順調さを欠き、２００４年中は復帰することができなかった。
だが、年明け早々に帰厩。１月２２日に復帰を果たした。
復帰戦は敗れたが、５００万では力上位のはずで、
今後に期待が持てるだろうと思っています。


ところで、このプラウドの勝利まで、すいけんの出資馬で勝利を挙げた馬は、
ロードブレーブ、ロードスナイパー、ロードサンシャイン、ロードスプレッド、ロードマーシャル。
そして、勝利を挙げることができなかった馬は、
ロードプレイズ、レディスターライト
だった。

すいけんの出資原則「関西入厩の牡馬」に当てはまる馬はすべて勝利して、
それに当てはまらない馬は、未勝利で引退していた。
（ロードプレイズは関東馬、レディスターライトは牝馬）

それだけに、牝馬のこの馬の勝利は、非常に嬉しいものとなった。
実際、この馬も未勝利で終わったら、もう牝馬はやめようと思ってたし…。
あとは、これからも牝馬を持ちたいと思ってしまうように、
大出世してくれたら嬉しいんですがねぇ。

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