『サブスポ!』トピックス
<Topics:45> 去年以上に、大相撲春場所!
去年の春場所で、生まれて初めて大相撲を生で観戦したすいけん。
早くも恒例行事と化したかのように、今年も行ってきました。
去年は初日だけの参戦だったが、今年はさらにパワーアップ。
知り合いに初日の2日前に鳴戸部屋に見学に連れていってもらい、
本場所も初日、2日目と観戦してきた。
今回はその模様をまとめてレポートします。
<1>3月10日(金)・鳴戸部屋見学
部屋の宿舎での見学はもちろん初めてで、
間近に稽古風景の激しさを見ることができました。
鳴戸部屋は若の里、隆乃若、稀勢の里という幕内勢に、
十両の隆の鶴を含めて関取4人と、実力のある力士が揃った部屋。
また鳴戸親方も、すいけんが相撲を見始めたころに横綱だった隆の里。
ただ見てるだけで「スゴい!」とうなっていました。
親方は度々若手力士に指導(というか呼びつけて語る、という感じでしたが…)。
「自分より上の相手には、顔を張ってでも勝とうとする気を見せろ」とか、
バネのある力士に「毎日モチを10コ食べて、130sの体になれば
幕内・十両でも通用するぞ(現在108sの力士)」とか、
今場所で前相撲デビューする新弟子に「大鵬も若乃花(おそらく初代)も私も、
前相撲では二番出世だった。
最初は弱くても、その後の努力で強くなった。
だから君たちも負けてもいいから。その後の努力が大事だから。」とか…。
「なるほど…」と思いながらも、
「話が長いなぁ。その間にもっと稽古させればいいのに…」と思うすいけんもいたり…(苦笑)。
あ、そういえば、大鵬は三番出世だったみたいですが(笑)。
まぁそれはいいとして、本場所では絶対みられない光景なんで、
いろんな意味で新鮮で、衝撃を感じた稽古見学となりました。
![]() |
![]() |
稽古風景@(中央が隆乃若、その奥は若の里) | 稽古風景A(稀勢の里カメラ目線?) |
そういえば、小学校の社会科のテスト(地理)で、
「“鳴門”海峡」と書くべきところを、「“鳴戸”海峡」って書いて、
×をもらったことがあったっけ…(苦笑)。
小学生の頃から相撲バカだったんですね。。。
<2>3月13日(日)・春場所初日
その2日後、迎えた初日。
ふっさん夫妻とまこやんとでマス席で観戦してきました。
去年はふっさん夫妻とファイターさんとでの観戦だったが、
今年は、去年人数調整の不備で一緒に行けなかった
まこやんをメンバーに入れ替えた構成となった。
当日は梅田で10:30に待ち合わせ、難波に出てからお弁当やお菓子等を調達。
2年目なんで、だいぶ動き方をマスターしてきました(笑)。
そして大阪府立体育会館に到着、入場。
去年より少し遅めで、三段目の取組が始まってちょっと過ぎたくらいの時間でした。
ちなみに去年はマス席Bだったのだが、今年はマス席A。
東の花道の入口のすぐそばという、なかなか素晴らしい席でした。
その後は、交互に場内を散策したり、相撲を見ながら談笑したり…。
ふっさん夫妻は場内を散策している時に、高砂親方(元大関朝潮)と遭遇したのに、
声を掛けなかったのを悔やんでたりしたけど…(苦笑)。
すいけんは、入口そばに飾ってあった朝青龍と千代大海の
(おそらく等身大の)写真と記念撮影したり…(笑)。
そうこうしているうちに、幕下の取組も終盤になり、十両土俵入りが間近に。
土俵入りを控えた力士が花道の奥で待機している姿が目の前です。
もみあげコンビの闘牙と隆の鶴がそろって東方だったので、ともに写真を撮りました。
2人が並んでいる写真が撮れたら最高だったけど、
さすがにそれは無理でした(苦笑)。
幕下上位五番のあとは十両の取組。
応援している若兎馬が勝ったところで、初日恒例の協会御挨拶。
今場所は琴光喜が平幕に落ちてしまったので、ここには姿を現しませんでしたが、
注目すべきは横綱朝青龍のまわし。
なんと金色のまわしでの登場。これまでの黒のまわしから、
約3年ぶりに変えた色が金色とは、朝青龍らしく、土俵に鮮やかに映えていました。
そして十両の取組が終わると、幕内力士の土俵入り。
「ことみつき〜!」と出した声は、見事にNHKの音声に乗りました(笑)。
東方、西方と土俵入りが終わると、いよいよ横綱朝青龍の土俵入り。
太刀持ち朝赤龍、露払い海鵬を従えての雲竜型の土俵入り。
相変わらず最近の客は「せり上がり」のところで拍手をしないなぁと思いながら、一人で拍手(苦笑)。
ここまで進行がスムーズで中入りの時間も30分近くあって、この間にトイレへ。
で、トイレから戻ってきたら、初日恒例の賜杯、優勝旗返還式が始まってました。
写真を撮れずにガックリ…。
さぁ、いよいよ中入り後の取組開始。
ここからは勝負結果と、主な取組にはすいけんのコメントを…。
東方 | 西方 | |
北桜 | 寄り切り | 安美錦 |
石出 | 上手投げ | 皇司 |
時津海 | 寄り切り | 稀勢の里 |
玉春日 | はたき込み | 豊桜 |
春日錦 | 寄り切り | 普天王 |
豊ノ島 | 寄り切り | 琴龍 |
隆乃若 | 寄り切り | 安馬 |
春日王 | 浴びせ倒し | 海鵬 |
立ち合いで海鵬が覆い被さるように浴びせ倒し。直前まで文庫本を読んでいた師匠の八角親方も内心大喜びの1秒相撲。 | ||
武雄山 | 押し出し | 朝赤龍 |
琴ノ若 | 寄り切り | 高見盛 |
左の合四つ。高見盛もスンナリ右を差す。琴ノ若に上手を取られかけたが、すぐにこれを切って寄った高見盛。いつものように胸をはって引き上げた。 | ||
霜鳥 | 寄り切り | 玉乃島 |
十文字 | 寄り倒し | 露鵬 |
旭鷲山 | 引き落とし | 北勝力 |
出島 | 押し倒し | 栃乃洋 |
岩木山 | 押し出し | 黒海 |
垣添 | 押し出し | 白鵬 |
垣添がその低さと思い切りのよい押しという「らしさ」を生かして大関獲り白鵬を一気に押し出す。珍しい白鵬の一方的敗戦。 | ||
雅山 | 送り出し | 土佐ノ海 |
琴光喜 | はたき込み | 栃東 |
立ち合いで琴光喜が左に変化。一瞬で勝負が決まった。すいけんは大喜びだったが、場内はざわついた。 | ||
若の里 | 小手投げ | 魁皇 |
普段の場所なら好取組だが…。魁皇の右からの小手投げがスンナリ決まった。 | ||
千代大海 | はたき込み | 旭天鵬 |
押し込もうとする場面もなく、すぐに引きに行った千代大海。さらにもう一度引いたところで決まる。 | ||
朝青龍 | すくい投げ | 琴欧州 |
立ち合い当たってすぐに横綱が左から掬うと、琴欧州たまらず手をつく。意外にアッサリと勝負が決まり、横綱は16連勝。 |
初日の写真 | ||
![]() |
![]() |
![]() |
たくさんのノボリです | 相撲案内所(いわゆる茶屋) | 朝青・大海と(笑) |
![]() |
![]() |
![]() |
まずは隆の鶴 | こちらは闘牙 | 協会御挨拶・役力士一礼 |
![]() |
![]() |
![]() |
土俵入りを待つ横綱 | 横綱土俵入り | 引き上げてくる横綱 |
![]() |
![]() |
![]() |
分かりにくいけど白鵬=垣添 | 琴光喜です | 気合を入れる横綱 |
<3>3月14日(月)・春場所2日目
2日連続の相撲観戦です。
今日は職場絡みの人たちとの観戦となりました。
バラバラに会場入りということになっていたので、
めちゃ早く行ったろうかとも思っていたけど、結局は13時30分ごろに入場。
今日は平日ということで、昨日よりもお客さんは少なめ。
ゆったりとした観戦です。
場所はマス席C。前日よりも土俵からは離れていたけど、
席自体が土俵正面。
普段のテレビで見ているのとほぼ同じ角度で見れるので、
とても見やすい席でした。
(単純に見やすさということなら、今までで一番かも)
今日は昨日のように協会御挨拶とかのイベントはないので、
本当にのんびりと相撲を見るという感じ。
今日一緒に行った人も、相撲に詳しい人だったんで、
「決まり手当てクイズ(?)」なんかをやりながら取組を楽しみました。
また、今日も場内を散策したんですが、そのついでにゴミを捨てに行ったら、
ゴミと一緒にデジカメもゴミ箱に入れちゃいました…。
すぐに気がついたからよかったものの、
危うく「上山の悲劇再び」になってしまうところでした…(苦笑)。
西方 | 東方 | |
白露山 | 押し出し | 石出 |
皇司 | 押し出し | 安美錦 |
時津海 | 突き落とし | 玉春日 |
豊桜 | 寄り倒し | 稀勢の里 |
春日錦 | 上手投げ | 豊ノ島 |
琴龍 | 寄り切り | 普天王 |
隆乃若 | 寄り切り | 春日王 |
海鵬 | はたき込み | 安馬 |
武雄山 | はたき込み | 琴ノ若 |
朝赤龍 | 内無双 | 霜鳥 |
玉乃島 | 送り出し | 高見盛 |
右四つの自分の形になれないまま送り出された高見盛。ガックリと花道を引き上げた。 | ||
十文字 | 上手投げ | 旭鷲山 |
北勝力 | 押し倒し | 露鵬 |
出島 | 寄り切り | 琴光喜 |
右四つに食い止めた琴光喜。ジワリジワリと攻め立てて寄り切った。 | ||
琴欧州 | すくい投げ | 土佐ノ海 |
栃ノ洋 | 引き落とし | 雅山 |
白鵬 | 突き出し | 黒海 |
黒海の圧力に、新関脇白鵬なすすべなし。早くも大関獲りに黄信号。 | ||
垣添 | はたき込み | 千代大海 |
垣添が昨日同様にいい出足を見せたが、千代大海が土俵際で体をくるりと反転させてはたき込んだ。 | ||
栃東 | 上手投げ | 旭天鵬 |
魁皇 | 下手出し投げ | 岩木山 |
若の里 | 外掛け | 朝青龍 |
組んですぐに力強い外掛けで若の里を一蹴した横綱。これで17連勝。 |
2日目の写真 | ||
![]() |
![]() |
![]() |
まさに正面土俵 | 前のほうに行ってみました | 物言い協議中(笑) |
![]() |
![]() |
![]() |
北桜の塩(分かる?) | 東方幕内土俵入り | 横綱朝青龍土俵入り |
![]() |
![]() |
![]() |
琴光喜の立ち合い | 今日もはたく千代大海 | 横綱勝ち名乗り |
それにしても2日連続で本場所って、好きだなぁ俺も。。。
今回一緒に行った2グループとも
「来年も行こう」という話になっているので、
どうやら、毎年2日ずつ参戦するということになりそうです。
さて、2日間を振り返って…。
まずの第一印象は
「やっぱり相撲は面白い!」
になりますね、やっぱり。
テレビで見ていると、幕内の制限時間4分間というのは
とても長く感じられるんだろうけど、
現場で見ていると全然そんなことは感じません。
逆に、時間が経つのが早く感じるくらい。
今年から場内禁煙になった大相撲だけど、
2日ともに、場内散策のついでに1度喫煙所に行っただけ。
もしかして、禁煙にめちゃめちゃ効果があったりして…(笑)。
さて土俵に話を戻すと、
栃東や白鵬、琴欧州の2連敗は残念だったけど、
磐石の朝青龍と大関魁皇の連勝は力強かった。
そしてなんといっても嬉しいのは、
応援している琴光喜と若兎馬がともに2連勝したこと。
この両力士は、去年見に行った春場所初日でも勝っていて、
すいけんが行った時は3戦3勝と抜群の成績。
たぶんすいけんの応援が届いているんでしょう。
んじゃ、すいけんが15日間全部見に行ったら、
全勝優勝しちゃうやんか…。
ま、そんなことはないやろうけどね。