2 動態論 会計の目的を投資者保護の立場からの損益計算に求める会計思考を動態論という。 動態論における貸借対照表の役割は、期間損益計算を結び付ける連結帯とされる。貸借対照表に計上される資産・負債は、財産と確定債務に加え、計算擬制的資産・負債(繰延資産、引当金、経過勘定項目)を含む。資産の評価は取得原価による。