3 収益費用アプローチ

収益費用アプローチでは、利益計算が会計の主要課題であり、成果たる収益とその成果を生み出すために投下された努力たる費用とを同一の会計期間にいかに認識するか、すなわち費用収益の対応が最も重要であり、収益・費用が中心概念とされる。
損益計算書は、収益と費用の差額として利益を計算・表示するものであり、貸借対照表は、期間収支計算と期間損益計算とのズレとしての未解消項目を収容する場としての役割を有することになる。