1 継続性の原則の前提 @前提 継続性が問題とされるのは、一つの会計事実について二つ以上の会計処理の原則又は手続の選択適用が認められている場合であり、このことが継続性の原則の前提となっている。 A複数の会計処理原則等が存在する理由 一つの会計事実について二つ以上の会計処理の原則又は手続が存在する理由は、企業は業種・業態等において多様であることから、画一的な会計処理の原則又は手続を設けて、その適用を強制することは企業の実情を適切に反映しなくなる点にある。