4 長期請負工事の収益認識 長期請負工事の収益認識には、工事進行基準又は工事完成基準のいずれかが採用される。 工事進行基準が認められるのは、長期請負工事では、契約によって収益の獲得が保証されているため完成引渡しまで収益の認識を繰延べる理由がないこと、期間業績判定の観点からは完成引渡しの期まで利益を計上しない工事完成基準には問題があるためである。