3 項目の配列

(1)流動性配列法
@定義
流動性配列法とは、貸借対照表項目を流動性の高いものから順に配列する方法であり、資産については、流動資産、固定資産の順、負債については流動負債、固定負債の順、そして負債に続いて資本を配列する方法である。
A特徴
流動性配列法は、企業の支払能力を明らかにするのに便利である。
(2)固定性配列法
@定義
固定性配列法とは、貸借対照表項目を流動性の低いものから順に配列する方法であり、資産については、固定資産、流動資産の順、貸方はまず資本を記載し、続いて負債については固定負債、流動負債の順で配列する方法である。
A特徴
固定性配列法は、企業の長期的な資金運用形態たる固定資産と、同じく長期的資金調達源泉たる資本及び固定負債との関係を明らかにするのに便利である。