3 時価主義の欠点

時価主義は、いくつかの欠点をもっており、それは資産のうち特に固定資産について認められる。すなわち、この種の資産について時価を把握することが実務上困難であったり、その評価額が主観的になりやすいということがある。また、もともと使用目的の資産についてその売却価値を個々に測定しようとすることは不合理であるともいえる。