2 棚卸計算法

@定義
棚卸計算法とは、棚卸資産の実際有高を実地棚卸により把握し、これを繰越数量と受入数量との合計量から控除することによって払出数量を計算する方法である。
A特徴
棚卸計算法は、商品や製品の払出しの記録が必要とされないため、継続記録法に比べて事務的には簡便である。
しかし、払出数量を間接的に把握することから、減耗・盗難による数量の減少が自動的に払出数量に算入され、その事実を把握することはできない。