1 個別法 @定義 個別法とは、個々の棚卸資産を受入れたとき、それぞれの取得原価を別個に把握しておき、個々の棚卸資産を払出す都度、その資産の取得原価を払出単価とする方法である。 A特徴 個別法は、棚卸資産の物の流れと金額計算が一致する。 しかし、大量に取得・生産・販売される規格品への適用は、実務上困難であるだけでなく、払出し品の恣意的な選択により利益操作に利用されるおそれがある。