3 現物出資 企業が現物出資を受けた場合には、当該出資者に対して交付された株式の発行価額をもって当該有形固定資産の取得原価とする。 理論的には、現物出資時における公正な時価が当該資産の将来の経済的便益を表すため、それをもって取得原価とすべきである。したがって、株式の発行価額をもって有形固定資産の取得原価とするということは、交付された株式の発行価額が現物出資された資産の時価評価額と等しいことを前提としている。