3 資本的支出と収益的支出の区別の必要性

資本的支出として扱われたものは、減価償却によって費用化するのに対し、収益的支出とされたものは、支出年度に費用化されるという点で、費用の帰属年度が異なってくる。それゆえ、両者の区分基準は、適正な期間損益計算を行う上で、さらには適正な財政状態を表示する上でも極めて重要な意味を持っている。