2 評価減(臨時損失) @定義 災害、事故等の偶発的事情によって有形固定資産の実体が滅失した場合には、その滅失部分の取得原価に対応する金額だけ、当該資産の評価額を切下げる。 A評価切下げ額の取扱い この場合の評価切下げ額は、偶発的・臨時的な損失であり、損益計算書において特別損失に計上される。 評価減は、災害等の事由によって滅失部分の金額を帳簿価額から切り下げるため、その性格は臨時損失であり、過年度における減価償却累計額の修正としての性格をもつ臨時償却とは異なる。