2 資本金

資本金とは、商法における法定資本である。商法上、株主の出資額を限度とする有限責任制を株式会社の特質とすることから、会社が維持すべき純資産の最低基準額を示すものとして資本金を表示することを要求している。また、資本金は、債権者に対する担保としての会社の財産的基礎額を意味し、その維持拘束が特に厳格に規定されている。