Favorite
1 | 小公女 | バーネット |
不動の1位のような気がします。昔からの大のお気に入り! 屋根裏部屋でのセーラの空想が本当になった、あの場面が大好き♪ 何度も、ホントに本が擦り切れるまで読み返した本です。もちろん今でも思わず手に取ってしまいます。 |
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2 | 扉を開けて | 新井素子 |
初めて手にした新井素子作品。この1冊で、素子さんにはまりましたね。 素子さんの作品って、文体は軽いんだけど、テーマっていうか作品の底辺に流れるものがすっごく重いんですよね。 そこが、とても気に入っています。一番好きな作家さんです。 |
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3 | グイン・サーガ | 栗本薫 |
今年、とうとう100巻を超え、ますます面白くなってきました。現在本編103巻・外伝20巻が刊行されていて、単独作家では世界一長い小説なんだそう。 主人公は豹頭(人間の身体に頭は豹)のグイン。いろんな国のいろんな人々の栄枯盛衰も絡み合って壮大な物語です。今、もっとも続編が待ち遠しい小説。しかし、いったい何巻まで刊行されるのだろう・・・。 |
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4 | 十二国記シリーズ | 小野不由美 |
「絶対、面白い」って噂を聞いて手にした本。 最初は「ホワイトX文庫」ってことで、かなり抵抗を感じたんですが;;;読み出すと本当に面白くって、読み終わると同時に、続編を求めて本屋に走りました。現在、講談社文庫からも出版されています。 異世界の話なんだけど、そこには十二の国があって、それぞれに国王とその王を選ぶ「麒麟」がいて・・・子供は木になって・・・と設定もかなり面白い。 |
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5 | スキップ | 北村薫 |
中学時代の国語の先生が貸してくれた本。 この先生は、私の読書遍歴にかなりの影響を及ぼしています。この北村さんもですが、栗本薫さん、岡嶋二人さんも、最初の1冊目はこの先生が貸してくれた本でした。 で、この小説!17歳の主人公がうたた寝から目覚めると、25年も時をスキップして42歳になっていたって話なんです。 高校生だったのに、いきなり旦那と17歳の娘までできてしまった主人公ですが、今の”わたし”を必死で生きていきます。前向きな姿勢には頭がさがるくらい。ただの「タイムトラベル」の話ではないです。 |
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6 | 光の帝国 常野物語 | 恩田陸 |
新聞広告で知って、題名にすごく惹かれて手にとりました。 「本に呼ばれる」って、本好きの人なら分かると思いますが、まさにその通りの本でした。「本に呼ばれて」手に取った本って、ハズレがないんですよね。 でも、どうしてその本に惹かれたのか自分でもよく分からない。本以外にも「本屋に呼ばれる」こともありますよね。 古来からさまざまな超能力を持つ常野の一族(?)の話です。この本の中には、いつくかの短編が納められています。続編、でないのかなぁ? |
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7 | ハリスおばさんシリーズ | ガリコ |
「ハリスおばさんパリへ行く」「ハリスおばさんニューヨークへ行く」「ハリスおばさん国会へ行く」「ハリスおばさんモスクワへ行く」の4作品。「パリへ行く」の初版が昭和54年(^^ゞ ロンドンの通い女中の「ハリスおばさん」の様々な珍道中etc.人生の悲喜こもごもを描いた作品。講談社文庫から出版されているのですが、今では手に入りません。我が家の本はかなり色褪せて「小公女」よりもボロボロかも!? つい先日、「復刊ドットコム」にて投票数達成しました♪もしかすると復刊されるかも〜? |
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8 | ライラの冒険シリーズ | フィリップ・プルマン |
「黄金の羅針盤」「神秘の短剣」「琥珀の望遠鏡」の3部作。 主人公の少女ライラの異世界への冒険。自分探しの旅でもあるのかなぁという気がします。子供向けのファンタジ−ですが、子供だけに読ませるなんて絶対にもったいない!! |
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9 | 古王国記T〜V | ガース・ニクス |
「サブリエル 冥界の扉」「ライラエル 氷の迷宮」「アブホーセン 聖賢の絆」の三部作。今までのファンタジーと比べるとちょっと異質な感じ。でも、ファンタジーの要素「魔法」とか「異世界」とかは健在。”死”と隣り合わせ感があるのも「異質」と感じる要素かもしれませんね。ありふれてない分、面白かった。 | ||
10 | 沈まぬ太陽(一)〜(五) | 山崎豊子 |
「白い巨塔」を読んで、他の山崎作品を読み始めましたが、中でもこれがピカイチ!御巣鷹山事件の某航空会社の実在の人物をモデルに書かれた小説。怒り、哀しみ、そして涙した小説。とにかく主人公の不屈の精神に感服。モデルになった方にお会いしてみたいものです。。。 |