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「年間 best book 10」
<2001年10月〜2002年9月>
ハッピー・バースディ 新井素子
たった今、滑り込みで9月中に読み終わったんで印象深いってのも1位の理由かもしれないけど(笑)
ささいな偶然からいやがらせを受けるようになってしまった作家のあきらと、いやがらせを始めてしまった浪人生の裕司。
はっきり言って恐かった。でも、ラストはやっぱり素子さんだなというエンディングだった。
ライラの冒険シリーズ フィリップ・プルマン
「黄金の羅針盤」「神秘の短剣」「琥珀の望遠鏡」の3部作。
ハリー・ポッター人気で巷に溢れているファンタジーの中でピカ1だと思う。
私的にはハリー・ポッターよりも面白かったな。
裏庭 梨木香歩
日本の作家さんでも、こんなファンタジーを書ける人がいたんだ!と目から鱗の作品でした。
ロンドン エドワード・サザファード
上下巻とも分厚くって、かなり長大なお話。
ロンドンを舞台に3000年の時が語られるのですが、飽きない面白さ。
本の厚さに負けずに手にとって欲しい1冊、いや2冊(笑)です。
分身 東野圭吾
「変身」で東野作品に惹かれ、この「分身」で東野作品にはまってしまいました。いや、理屈抜きに面白い。
いちばん初めにあった海 加納朋子
私は、ど〜も精神的に少し脆い女性を主人公にしたお話が好きなようです。
この主人公もそんな女性です。加納作品は、確かに人が死んだりするのですが、なぜか心がほんわかとなる作品が多いです。心が暖かくなります。
ミルク・イン・コーヒー エリック・ジェローム・ディッキー
ただの恋愛小説と言われれば、それまでの作品かもしれないけど・・・。
何故か心に残る作品でした。
呼人 野沢尚
少年のまま成長が止まってしまった「呼人」最初は、ただのSF小説だと思っていたら、成長しないのにはちゃんと理由があった。意外な展開だったんで、印象に残ってる作品です。
硝子のドレス 北川歩実
ダイエットをめぐる女性達の狂気にはゾクゾクしたよ。ダイエットって女性にとっては永遠に逃れられないものなのかなぁと思った。現に私だって・・・。
10 e. マット・ボーモント
全編Eメールだけで綴られた小説。
とある広告代理店内で交わされるメールの数々。ライバルの足を引っ張ったり、恋の駆け引きあり・・・。面白かった。

2002.10.01