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1 | 蒲公英草子 | 恩田陸 |
待ちに待った「常野物語」シリーズ続編。自分がこの世に生まれてきた意味を知り、役割を全うしようとする。その”強さ”には心打たれます。私がこの世にいる意味・・・何かあるのでしょうか。何の為にここにいるのか。いることが必要なのか。理由が何も無くて途方に暮れる日々。。。 | ||
2 | 古王国記T〜V | ガース・ニクス |
「サブリエル 冥界の扉」「ライラエル 氷の迷宮」「アブホーセン 聖賢の絆」の三部作。今までのファンタジーと比べるとちょっと異質な感じ。でも、ファンタジーの要素「魔法」とか「異世界」とかは健在。”死”と隣り合わせ感があるのも「異質」と感じる要素かもしれませんね。ありふれてない分、面白かった。 | ||
3 | 君の名残を | 浅倉卓弥 |
現代の高校生2人と中学生1人の時が歪み、平安末期に飛ばされてしまう。飛ばされたのは友恵、武蔵、志郎の3人。これで、登場人物は分かると思いますが。別々の場所で飛ばされてしまった3人は、それぞれの場所で生きていきます。いままで読んだタイムトラベル話とは違って、流れる時間が長くって深い。実はこれが本当の歴史だったんじゃないか?と思いたくなるくらい説得力がありました。 | ||
4 | サンタさんがぼくの家に来なかった7つの理由 | チェ・インソン |
7歳の少年が父親に聞きます。「サンタさんなんていないよね?」「いや、いるんだよ」「じゃ〜どうしてぼくの家にはサンタさんが来ないの?」そこで、お父さんは少年が生まれてから7回のクリスマスにサンタさんが来なかった理由を教えます。曰く「凍った池にトナカイが落ちた」「そりの鍵をなくした」「洗濯機が壊れた」「偽サンタに遭遇した」etc.どれもこれも、とっても面白い理由です!頬がゆるみっぱなしで最後まで読めること間違いありません。 | ||
5 | 雨恋 | 松尾由美 |
今年は”悲恋もの”が多かったような気がしますね。引っ越したマンションで雨が降ると現れる女性の幽霊。彼女は何故、成仏出来ないのか・・・。雨を心待ちにしていく主人公。謎がだんだん明かされて・・・。胸がきゅん(死語?)となるお話です | ||
6 | 翼 cry for the moon | 村山由佳 |
けっこう切ない、切ないお話でした。主人公の女性が、またね。なんというか、私的に読むのがかなり辛かったっていうか・・・。でも、だからこそ心に残るお話でした。 | ||
7 | 福音の少年 | あさのあつこ |
1人の少女の死から二人の少年が謎を追う。・・・というのとも、ちょっと違うような感じなのだけども。この少年のその後を見てみたいと思う。 | ||
8 | 天使と悪魔(上・下) | ダン・ブラウン |
ベストセラー「ダヴィンチ・コード」の前作にあたります。こっちを先に読んだからか「ダヴィンチ〜」はイマイチ感が・・・。ローマ法王庁について、色々と知りたくなりましたね。 | ||
9 | 逃避行 | 篠田節子 |
飼い犬が小学生を襲って大怪我を負わせてしまった。主人公の主婦は犬を連れて逃亡。最後には・・・。こういう事件が起こる度に感じるんだけど。理由無く襲う犬ばかりでは無いと思うんですよね・・・。どうして、人間を襲ったか。襲われた人にも相応の原因があるんじゃないか?一概には言えませんが・・・。襲った動物ばかりを処分するはどうか?と思うわけです。 | ||
10 | 骨髄ドナー選ばれちゃいました | 石野鉄 |
骨髄ドナーに選ばれた筆者がインタネット掲示板「2ちゃんねる」で告白してからのやりとりをまとめたもの。「使えるものは使ってもらおう」と思ってる私。ドナー登録をするかどうか迷ってたので実体験者の忌憚ない意見・感想は参考になりました。結局、登録は見送り。なんたって、しょちゅう風邪をひく私にとって、提供する方が無菌室に入ってからのプレッシャーに耐えられそうになかったんです。。。風邪ひいちゃう確率も高し・・・ね。 |
2006.10.01