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JORDAN GRAND PRIX
今回は特別編!
夏に偶然訪れたジョーダン・グランプリのファクトリーをご案内する。

ただ、誤解を招いてはイケナイので先に話しておくが
この時は偶然とはいえ
キチンとアポイントはとって行っていたので、ファクトリーに入れたワケで、基本的に中には絶対に入れてはくれない。

じゃ〜私はどうやって入ったかって??それはヒ・ミ・ツ!
ジョーダン・グランプリ:2004年10月24日(日)
ご覧の通り、チームのトランスポーターである。

そう、サーキットではモーターホームに変形?するアレである。
写真ではちと解りにくいが
ホンマにデカイ!!

ちなみにかつては佐藤琢磨もココでミーティングなどの仕事こなしていたらしい。

トランスポーター
わりかし閑静な雰囲気の中にファクトリーが立っている。

庭には芝生や木々など、緑がたくさんあってパッと見は、とてもF1チームのファクトリーには見えない。

コレに比べて日本のコンストラクターは「油と埃にまみれた、いかにもレース屋!」みたいな泥臭さがあるような気がするのは、私だけだろうか!
ファクトリーに庭?
初め入り口が何処にあるのか、かなり探し回った。

建物の周りをグルグル周っていたモンだから、完全に不審者に見えたのかも知れない。

中から係りのオッちゃんが出てきて
ちょっと怪訝な感じで喋りかけられたモン!

そして、自己紹介とアポイントの有無を告げると、すんなり笑顔で中に招き入れてくれた。
エントランス
中に入るとまずロビーがある。

そこには初年度に大活躍した
ジョーダン191がドーンっと置いてあり、際にはこれまで表彰台で獲得したカップや191のモデルカーなどが置いてあった。

手前はゲスト用のソファーである。

この時、ちょうどグランプリーの予選時だったので、多くのスタッフは不在であった。
ロビー
ミュージアムなどではマシンを目にするコトは多いが、ファクトリーで改めてマシンを目にするとやっぱり雰囲気が違うような気がする。

当たり前だけど、マシンの周りには囲いのチェーンもないしね!

コクピット内を覗き込むと、今のF1に比べればホンマに簡素だが、なんとなく情緒のあるコクピットにも思えた。

またステアリングがビックリするくらいにダイレクトだった。
もちろんスエ切り状態だったので、もっともなコトは言えないが、例えて言うなら、ステアリング切った角度とタイヤの切れ角が同じなのである。
っということは、恐ろしくクイックなハンドリングということである。
コクピット
ミーハーなようだが、やっぱりココは191とのツーショットでしょ〜♪


思えばこの当時もエンジンは、ワークスではなくフォードのカスタマ仕様の
エンジンだったんだよね。

でも、コレはホンマに速かった!

やっぱり今のF1のように、ワークス・エンジンを積む一部のトップチームしか活躍できないのは


ホンマに面白くないよね!
とりあえずツーショット!!
ロビーの片隅にはご覧の通り、カップの数々は飾られていた。


もちろん中には99年のフェレンツェンによる、チーム初優勝のモノから、去年の波乱のブラジル・グランプリのフィジケラによるチーム最後の優勝?!のモノまでが飾られていた。


さすがにこれらを私に語っている時の案内のオッちゃんの表情には、かなり熱いモノが見えたね。
栄光の数々!!
チームとドライバーとの契約時の記念写真にも見えるが(笑)、もちろん左は私で右の方は今回、案内してくれたオッちゃんである。


この他にも数人ほどスタッフの皆さんがおられて、どの方もホンマに親切に対応して下さった。

この他にも色々と案内して頂いたが、諸事情により写真を掲載できない。

やっぱりそこはF1チーム!
写真撮影には結構厳しいモノがあるのよ〜!
案内してくれたおっちゃんと私!
チーム・ファクトリー自体はホンマにシルバーストーンのメインエントランスの向かいにある。
規模的にはオックスフォードにあるウィリアムズなどとのそれとは違い
ホントに小さな規模である。
そんなコトからも、ジョーダンは生粋のプライベーターなんだなってコトが見てとれる。
ファクトリー内もよく言えばアットホームな雰囲気で、私が訪れた時も
いかにもパートのオバちゃんがファクトリー内でせっせと掃除に励んでいた!
しかしそこはやはりF1チーム!特有の緊張感にも包まれている雰囲気なのだが・・・。

正直、ココに行くまでは今年のチーム状況などを考えると
結構、ファクトリー内は暗い感じで包まれているのかなっと思っていたのだが
実際はそんなコトは微塵もなく、皆さん明るい表情で仕事に励んでいた感じがあった。
もちろん、この時はグランプリ・ウェーク中だったので
普段の様相とは違ったのかも知れないが・・・・・・。
ひょっとすれば、来年はもうココのファクトリー内は無いかも知れない。
何故なら、ご存知の方も多いかと思うが
ここジョーダンはメチャメチャ深刻な財政難にさいなまれ
今にも潰れそうな状態だからだ。
それに追い討ちをかけるように
先日、エンジン供給を受けているフォードから
今季限りでF1からの撤退が発表された。
ただでさえ金が無いのに、その上エンジンまでなくなったら
まず来年の参戦は不可能であろう。

じゃ〜一体、これからジョーダンはどうなるの??
ホント、心配である。
特に今回、案内してくれたオッちゃんやその他のスタッフの行く末がホンマに心配である。
バーニー・エクレストンよ!
頼むからどうにかしてあげてくれ!!
もう少し、いや、もっと私の小遣いがあればスポンサーになってあげられるのだが・・・・・
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