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BRM(1973):Jean Pierre Beltoise
私等20代のF1ファンにとって
名前はよく聞くけど、イマイチその存在には
馴染みの薄いチーム、それが今回ご紹介するBRMである。
ちなみに正式名称はブリティッシュ・レーシングモータース
まぁ〜イギリスのコンストラクターだから
そのまんまの名前ということになる。

このチーム(コンストラクター)の歴史は非常に古く
デビューは1951年のイギリスグランプリまでさかのぼることになる。
デビュー当初は自前のエンジン、BRM製のV型16気筒エンジンという
とんでもないパワーユニットを搭載したマシンで参戦することになるが
(このマシンもドニントンパークのミュージアムに展示されている!!)
やはり熟成不足だったのか、その後は一旦活動休止し
54年からはマセラティのL6型エンジンを搭載して再デビューを飾る。

その後、再び自前のエンジンであるL4型ユニットを開発し
そのエンジンの熟成が進むに連れて頭角を現すようになった。
そして59年オランダGPにて、ヨアキム・ボニエにより
初優勝をし、62年には伝説のドライバーで初代モナコマイスターであった
グラハム・ヒルによりチャンピオンに輝き、名実ともにトップチームとして君臨。

しかし、その後は度重なるエンジンレギュレーションの変更に対応出来ず
チームのポテンシャルは急降下。
72年にはジャンピエール・ベルトワーズが大雨の波乱のモナコで優勝するが
この勝利がチームにとっては最後となり、77年には長きの渡るその歴史を終える。
しかし、このチームに在籍したドライバーは後に何らかの形で出世しており
グラハム・ヒルを初め、66年にはジャッキースチュアートがココからデビューし
第一期ホンダF1で初優勝をしたリッチーギンサー
ジョンサーティースペトロ・ロドリゲス
(以前、メキシコGPが行われていたサーキットの名前にもなっている
メキシコ人ドライバーである。)
それにニキ・ラウダジャッキーオリバー
今季スーパーアグリF1のシャシーのベースになっている
アロウズの元代表)など、ざっと上げただけでも、蒼々たる面々が顔を揃えている。

ちなみにこの画像のマシンは
ドニントンパークサーキット・ミュージアムに展示されているマシンで
1972年頃にジャンピエール・ベルトワーズが
ドライブしたマシンだと思うのだが、真相は正直、分からない。
確か後ろにはBRMのV12気筒エンジンが乗っかってたと思うのだが・・・・・
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