Custom Tipsということで、その1、ヘッドの植毛です。1/6ぐらいになるとモールドされた髪も目に付くので、それっぽく質感にこだわりたくなります。ということでドラゴンのヘッドを使った植毛の例を紹介します。
このヘッド、ドラゴンのヨハンだったかのものをモデルとします。このところドラゴンのヘッドは安定したというか、なんじゃこれ!?というのは少なくなったように思います。このヘッドもとてもいい男系でとてもムカツキます。 このままでも、とても良いのですが、オリジナル色を出したいとか、アクセントをつけたいとか皆さんも思いますよね。彩色し直すというのもひとつの手ですが、髪の質感を上げようということで、鉄道模型などの草に用いられるフィールドグラスを使った植毛ディテールアップを行ってみます。 |
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まず、始めにモールドされている髪をバサバサと削りとってしまいます。モールドされている髪の量で削る量も変わりますが、あとで植毛すると結構髪のボリュームが厚めになるので思い切って削ったほうがいいかも(穴をあけない程度に)。 | |
だいたい削りとった状態。もう少し削ってもいいかもしれませんが、まあ、こんなところで植毛開始。 髪をリーゼントとかにしたければパテなどで頭の形をある程度作っておくという手もあります。 |
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左側に写ってるのがフィールドグラス。これを写真のように頭に接着していきます。ドール系のような苗を植えるよう形ではなく、表面に張り合わせていくという感じで貼っていくわけです。このとき結構フィールドグラスが手に引っ付くのがイヤ。 | |
貼り付けがけっこう進んだら、形をハサミで修正しながら整えてゆきます。まるで床屋さんの気分。髪が少ないところは再度フィールドグラスを足してやります。 | |
一応完成。眉毛とかにもフィールドグラスを細かく切ったものを貼り付けると雰囲気が増します(眉毛の彩色にそって接着剤を塗り、その上にフィールドグラスの粉末をまぶす感じ)。無精ひげも同様につけられます。 上さんに髪質が悪く、キューティクルがとれてるとか言われてしまいました。そんときはクリアでも吹いてみて下さい。 また、フィールドグラスの色は、金髪系が多く、緑系もありますがそのまま使うのはちょっと。そんときは適当に塗装してください(エアブラシが彩色には向いてると思います、筆塗りしたことがあったのですが、髪と髪の隙間が上手く塗れない) |
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