Custom Tips3

12inchフィギュアを飾る時はよくスタンドを使いますが、どうもたたずんでいる状態が多くなるのと、スタンド自体も目障りな感じがします。せっかくのアクションフィギュアなんで歩いてる状態とか走っているポーズなんかつけたいので、その一つ方法を紹介。また大きなスタンドをつけない台座も合わせて紹介します。

今回はWW2戦の軍曹さんがモデルですが、片足上げて歩いてるポーズをとらせてます。もっと大胆に走らせているポーズでもよかったかもしれませんね。1/35なんかの人形なら台座に片足接着なんてことするかもしれませんが1/6だと重さの問題や、台座に固定なんて抵抗ありますよね。そんな訳で左図の画像ではわかり難いですが木からテグスを使ってボディを吊っています。吊るすことで、色々なポーズを取らせることが出来て、後ろの背景にもよりますが細いテグス自体は見る角度でほとんど目立たない状態になってくれます。昔の特撮(今は良く分からん)でピアノ線使って空飛ぶシーンを作るというやつと基本的に同じ。
背面上部から。スタンドがないのですっきり台座と調和してくれます。テグスは木から輪っか状にして人形本体にからげているので、外すのも簡単。
テグスを木に止めているところ。画像の一部が細い白っぽく見えるのが分かりますでしょうか。 こういった人形自体より背の高い部材からテグスによる吊るすやり方や同様に木などを2本使い、人形自体を宙に浮かすことも出来ますね。 吊るすやり方のほか、地面から2点以上のテグスを人形本体に絡ませて立たせるといったことも出来ると思います。
左の画像はスタンドを目立たせない状態で人形本体を台座に固定させています。写真の撮り方もありますがスタンドなしで立っているように見えるでしょう。ちなみにこの人形のポーズは画像左にちらっと見える120mmフィギュア(秋葉原ノームMIZUTANI社長製作)の1/6でっちあげ版です。
足元も見るとこうなってます。足首周りを固定するだけでも結構安定してくれます。足首固定部材はSOW附属のスタンドから流用。砂漠系地面の色合いと合っていて目立ちません。もっと下側でおさえることも出来そうです。そのほうがより目立たなくなってくれそう。
後面から。画像からも分かるように足首固定は片足のみです。それで充分。いぜん台座に足跡のようなくぼみがあり、それに足を入れて固定するというのを見たことがありますが、それも一つの方法ですね。若干安定性に欠けるかもしれませんが。


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