Heart Break Hill

 1/6カスタマイザーでは超有名な、まついさんからもらったパーカの型紙から私自身では初のミシン使用のカスタムパーカを使った作品です。2001年7月のJAF−CONに出品しました。エッチングパーツの使用や立ち上げ台座など自分的にはヒストリカルフィギュアを意識した作品でした。題名は好きな映画のタイトルからのパクリ、クリント・イーストウッドのハートブレイクリッジってやつで、クリント・イーストウッド演じる鬼軍曹ハイウェイがぐうたら新兵をたたき上げていくというありがちなストリーなんですが、いつみても渋いオヤジ演じてます。そんな渋めのオヤジヘッドを使用しました。 


ボディはドラゴンのミッちゃん(Mitch)です。ドラゴンのなかでも特に渋いヘッドですね。鼻の下がちょと長めのような感じがしたので髭をつけました。ユニフォームはドラゴン、自作ECWCSパーカ、自作ピストルベルト&ハーネス、自作帽、ご存知マイヤーズ製ジャングルブーツ。かなり高さを意識した立ち上げ台座で石や木の根っこなども置いてヒストリカル調(目指せ松岡寿一氏!なんて)にしたつもりです。台座も自作でマホガニー(色)の水性ニスで着色。ネームタグをつけてるとスケールモデルっぽい感じになってくれる。木の杖もって坂道を歩く古参兵なんだけど、見ようによっちゃあ水戸黄門に見える。
後ろから。相変わらず、後ろの装備は他の作品とほぼ同じ。歳なんでよろけてます。
M9用ビアンキM12ピストルホルスターとM9マグポーチ。ホルスターは21stのホルスターをベースにナイロン生地に置き換え製作してます。細かい物でも実際の生地を使うと質感もいいので1/6カスタムは実物の素材を使う方向に向かってしまう。1/6カスタムの巨匠ロードマックさんも1/6ビアンキホルスター作ってました。本格的1/6ホルスターでクリーニングロッドも再現してた!
自作AN/PRC68Aラジオポーチ。1/1実物が欲しかったのですが入手できず。ミリタリーイベントで着けてる人を発見しじろじろ見ながらストーカーした経験があります。その後ドラゴンが製品化しましたね。
21stベトナムシリーズについていたフィールドパックに縁取りつけてるだけ。ここの売りは自作エッチング金具で米軍が良く使ってる凸形したストラップ止めるもの。近頃はプラ製バックルが多いと思いますが、金具が硬派でかっこいいのだ。
パーカのフード部、ミシンでステッチ入れるのに苦労したところ。でもこういったところ作るのがおもしろいところ。
顔のアップ。このアングルだと、この人帽子の縁を見ながら歩いてることになる(ころぶぞっ!)。目の両脇にちょっと赤を入れて充血させてますが、やりすぎると徹夜明け状態になるのでご注意を。


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