Lounge

 2002 7/28にHobby Expoが東京ビックサイトで開催されました。このなかでアームズマガジン誌企画の1/6究極米兵計画というコーナーがあり、KAZさん、みやもとさん、まついさんとの合同カスタム作品、個別作品展示を行いました。個別展示なかで、私の新作ビネット Lounge の展示を行いました。今回はフィギュアが若干脇役な感のある作品です。 


木陰で一服できれば、そこはLoungeといったイメージでタイトルとしました。
見た目、カスタムフィギュアというより木の生えた台座がが前面に出ている作品です。
台座形状、木の葉の流れ、人形のポーズとどれも均一なフォルムをとらずアンバランスな構成にしています。 こういった台座構成も1/6では少ないように思います。
しかし、なんか盆栽状態ですね。でもこういった台座は以前から作りたいものでした。以前この木を使って台座を作ったのですが、少し大きすぎる物だったため、木部分を今回製作した台座に付け替えました。台座部分の木材はほとんど100円shopで購入出来ました。マホガニーで塗装してしまえば出来はあまり材木の種類を問いません。壁補修材、ドライフラワー等で地面を製作。
人形部分はあまり、改造はしていません。
BODYはVOLKSのNEO−GUY、手は同社可動指タイプの物にビニールレザーを覆い手袋にしています。この指、ガンダムっぽいのですが、このようにしてしまえば間接も見えず、また結構、指も動くので気に入っています。
実はこの写真ではまだ改修していないのですがドラゴンBDUを特殊部隊っぽく腕(うで)に胸ポケット、胸にBDUの腰あたりのポケットを移動。 ブーニーハットがBBIのものをそのまま使用、その他、ポーチなどの既製品をそのまま使用でお手軽状態であまり手を加えていません。
同、右横側面。
右足を台座からはみ出させているのも自分なりのコダワリ。地面は空間をカットしたイメージだけど、それ以外は枠をはみ出すようにしてアクセントつけたんだけど、ただ単に台座が小さすぎか!?
同、後面。
台座は地面自体の側面も覆うようなスタイルが個人的には好きです。木の後ろにちょっと違った雑草を持ってきて地面にもアクセント付け。
同、左横側面。
右腕に右腕用サブデュート米国旗貼り付け。画像が小さくてよく見えないですが、米国のカスタム品です。
同、上面から。
葉は、これも100円shopで購入したビニール人口芝(芝?)から1/6に使えそうなものがあったので針金で作った枝に付け、ベースの大きな枝(木本体)に取り付けました。けっこうボリューム多くするのがたいへんでした。製作時間の7割はこの木の製作にかかったと思われます。
ヘッドはどのメーカーだったか忘れてしまいました(香港製だったかの2個セットで3KINGSの俳優ヘッドといえばみなさん分かりますよね)。
塗りがかなり濃いのでVカラー溶剤でふき取り、ソフビ地の色自体が結構つやがあって肌っぽいのでベースはそのまま。唇や皺などはパステルでやや着色。鼻の頭にアクリルクリアでテカリをつけてます。
眼球は2002、5月のドルパで見つけた2mmサイズのものを使用。ヘッドの髪のさかえ目からデザインナイフで2分割(このとき斜めに刃を入れると、後で組み合わせる時ぴったり合いやすい)、ヘッドの目に穴を開け、上記の眼球を粘土で固定。まゆ毛はフィールドグラスで植毛。
タバコの先端には綿をちょっとつけて煙っぽくしてるんですが写真ではまったく見えませんね。


1/6pageにもどる。