Wood Land

 2003 3月号のArms Magazine カスタムのすすめ 究極米兵計画 2nd Stage-1に掲載した作品。2002年、数回にわたって掲載された、カスタマイザーKAZさん、まついさん、みやもとさんの作品、そして戸叶 旬氏も参加していただき究極アイテムを用いた一つの完成作品を作りました。個人的にはHeart Break Hill、LoungeにつぐWood系3部作 最後の作品?という感じです。 


12インチアクションフィギュアの最大の利点はポーズが簡単にできることだと思いますが、反面、その大きさゆえに、あまり活動的なポーズをとらせて飾ることは少ないように思います。今回はなるべく活動的にしようと思い、演習中、森を駆けるぬける米兵をイメージしました。 このポースは昨年、CFE2002でマツシタさんが針金を使用して身体を固定させる盆栽式固定方を応用して切り株に針金をさして切り株に添えている右手のすそから針金を服にとおして固定させています。 こうすることで結構前傾姿勢でも倒れません。
人形正面より、右手後ろに針金が刺さっていますが、アングルのおかげで見えません。
人形本体はメンバー各位の究極アイテムを基本装備し、アクセントは演習に使われる実弾の代わりにレーザーを使い交戦シミュレーションを行うMILES(Multiple Integrated Laser System)の装置。
ヘルメットや頭からかぶったハーネスに台形のセンサー部が特長。よく雑誌などで多く見られます。部材はレジンの塊から削りだし、複製。

その他、ALICEパックなどはドラゴンの製品を使用、バックルなどは自作のエッチングバックルに変更しています。

21stのアクセサリー類も一部使用しています。エントレンチグツールなどがそれ、このあたり、更に良い物が欲しいところ。M72ロケットランチャーも金具あたりに手を加えて使用しています。無線機(あまり見えませんが)はBBIのものを使用。こうした気に入ったパーツをつかってボリューム感を増してます

ボディーはVOLKS、ヘッドは21stの消防士の黒人ヘッドを使用。VOLKSボディーは黒人Verはないので見えるところだけ褐色に塗装しています。

それにしても、いろんな人がたずさわっていて贅沢な本体。各パーツのすごさは写真だけでは言い尽くせないものがあります。
同、後面。
今回の台座。切り株は熱帯魚観賞用のものらしく、その用途以外にご使用にならないでください。と製品タグに記載されていました。ごめんそれ以外に使って・・・

この切り株、本物の流木ではなくて、オリジナルの流木を複製して作られた製品で
本物の流木などよりは若干安めな価格でした。下の台座ベースは丸太の輪切で、TOKYU・HANDSで購入。まわりにニスを塗って、いつものタイトルプレートを貼り付けています。

いつものように台座ベースに壁補修剤で土盛り、草等はドライフラワー、模型屋でかったジオラマ用の草をまばらに配置し塗装。


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