作業日誌詳細 19年10月〜

10月7日

10月に入って 漸く朝の最低温度も10℃以下になる日が あるようになってきた。
裏ハウスの 付属物置のゲヤ部分 10坪程の屋根のトタン板が錆びて来たので張り替えずに
解体した。
この部分は 今年ハウス内に サクランボの5年生苗木を植付けたので 来年以降の雨よけ
ハウスのお客さん用の駐車場にする予定でいる。

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10月14日

昼間も20℃以下の日が続き 仕事のしやすい日が続いている。
例年だと 早い12月出荷のサクランボの開花時期になり 人工受粉で忙しいが 今年から作
型を変えて 12月出荷を止めたので ハウス内の仕事はない。
一番早い冷蔵庫出庫も11月の末からになるので 暫くはゆっくり仕事が出来る。

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10月20日

昨日午後から雨になり 夜中まで降り続いたが 今日は良い天気になった。
35坪ほどの作業所の建替えの用意のために 家の周りの整理を始めている。
家の裏の小さい古い物置や 以前に飼育していた雉小屋等の古くなった建物の解体や整理を
している。
40年も前の古い物や 錆びた鉄材等の整理には 時間がかかるが 作業所の中の整理には
まだ着手できないが 整理には 相当時間がかかりそうだ。

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10月28日

秋雨前線と台風20号の影響で 26日の午後から雨が降り続いたが 漸く止んだ。
珍しく かなりの大雨になったので 畑は軟らかくて入れない状態だ。
畑の中に設置してある 古い車のコンテナーを改造した冷蔵庫を 鉄くずとして出そうと 引き
出しの準備をしていたが 暫くは 軟らかくて畑に入れない。
このところ中国の影響で金属が高騰して ハウス用パイプも高くなったが それに連動して鉄く
ずも上がったので ハウスの古材や加温機 耕運機等の廃品を全部かたずけたので 家の周
りや ハウス内外も綺麗になった。

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11月8日

昼間は まだ気温の高い日が続いているが 朝は0℃近く迄 温度が下がる日がある やっと
晩秋と言う感じになった。
ハウス内の残りの鉢もハウス外に出し ハウス被覆の準備をしているが 30年以上経過して
いるハウスは ガタがきているので 修理しながらの作業になり大変だ。
今月中に早いハウスは 全部被覆予定でいるが 燃料の高騰が気になる日々だ。

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11月15日

まだ 0℃以下に下がった日はない  陽気が遅れているので 落葉も遅れている。
最初のハウスは被覆が終わり 次のハウスの被覆準備を始めている。
冷蔵庫からの出庫を始めたが 今年は12月出荷を止めたので 初めての出庫になる。
来年の出荷の中心は 2月から3月になり 鉢も同じ時期から6月まで続ける予定で準備して
いるので これから5日程度の間隔で連続出庫予定でいる。

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11月20日

先日初雪が舞ったが 山の初雪は 根雪になりそうで スキー場は喜んでいる。
また明日から天気が悪くなり 雪になりそうだが この周辺は 11月中に雪の積もることは 
ほとんど無いが 20年に一度くらいは積もることもある。
2回目の出庫が終わり ハウス内のカーテンの作業をしているが 今年は燃料も上がり12月
には 90円を超える見込みで高騰しているが いよいよハウス栽培も曲がり角にきている。
早めに ハウスの栽培果実をブドウからサクランボに変わっているために 我が家は100円
程度まで 燃料の高騰には耐えられる。 

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12月7日

長野県の北部の積雪の多い地帯は 既に3回の雪でかなりの積雪の場所があるようだ。
幸い当地は 雪が舞う程度で積雪も無く 外の仕事も出来て 平年並みの陽気だ。
冷蔵庫より 果実販売用のコンテナーや鉢の出庫が すべて出し終わった。
今年は 6回に分けて出庫したので 1回の出荷量は 少ないが長く販売出来るようにした。
果実付き販売用小鉢の出庫も 一緒に作業しているが 早い鉢は コンテナーと同じに 芽が
膨らんできた。
今年は 12月出荷を中止したので ハウスの設定温度も低いので 燃料は幾らも使わない。
異常とも言える 今年の燃料の高騰は 早くおさまってもらいたいものだ。 

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12月12日

毎日 冬の陽気が続いている 朝は0℃前後 昼は8℃位で推移している。
加温機も一晩に 2時間程度の稼動で あまり燃料は使わない。
燃料の高騰で 盗難の新聞記事も多い。
ハウスの燃料効率向上のために 古いカーテンの改良に取り組んでいるが 上段のために昼
間の温度が上がって 下段のカーテンが開いた時しか 作業が出来ないので時間がかかる。
早い鉢は 開花が始まって昨日から 人工受粉を始めた これから隔日で暫く作業が続く。

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12月16日

天気予報は あまり当たらずに 雪は降らなかったが 今日は 7cm程降った。
早い挿し木は 葉が青くなり始めてきたが 順調にいくと この鉢は 2年後にクリスマスから正
月に出荷販売になる予定だが なかなか予定どうりには うまくいかない過去の事例だったが
漸く 計画どうりに成育してきた。
古いカーテンを外して改良するには 滑車部分が錆びていて 取り外しに苦労している。
人工受粉は 天気の良い日に毎日行なっているが 来月からは 蜂も併用する予定でいる。

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1回目出庫ノコンテナーは 満開 第三世代の挿し木 葉が伸び始める



12月22日

ここ数日 天気の悪い日が続いている。
人工受粉は 隔日に行なっているが 天気が悪く気温が低い時は 受粉作業が出来ないので
困る。 
幸い大雪も降らずに最低気温も 高い日が続いているので 高い燃料をあまり使わなくてすん
でいるので 助かっている。 
鉢の仕事やカーテンの改修で毎日忙しく仕事している。

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12月25日 

例年クリスマス頃に来る寒波は 来なく 天気が悪いだけですんだが 年末には寒波が来ると
週間予報では 発表があった。
今日 やっと年賀状の発送が終った。
天気の良い日は 外のネット上げ等の仕事をかたずけて置こうと思っている。
早い時期の挿し木や接木挿しは 1000鉢程度出来たので 暫く休みで後は1月末から本格的
に開始予定でいる。
今年は 燃料の高騰の為に節約していると 例年の半分程度の消費量ですんでいる。

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11月接木した5号鉢 昨年接木挿しした鉢 開花中の5号鉢 開花中の6号鉢

12月25日の早い鉢の成育状況 早い小鉢は 来年クリスマスから出荷予定



平成20年 1月1日

日本全国 雪の正月を迎えたて 当地も 30日より終日雪が降っていて 約20cm程度にな
ったが 時間をかけて降る雪は 加温していると半分程度は カーテンが閉まっていても融け
るために 比較的雪対策は 安心していられる雪だった。
天気の良い日は 人工受粉を頑張ってやってきたので 結実率は高く 程よく止まっている。
出荷用鉢の 早い鉢は 実止まりが判ってきたので 次の鉢を順に冷蔵庫から出庫して ハウ
スに入れている。
ここ数年は 技術の進歩が著しく早くなってきていて 仕事をしていても面白いが30年以上の
ハウスの努力の結果だと思っている。

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第3世代の挿し木した鉢 道路は除雪が終わり綺麗 畑は20cmの雪



1月3日

雪が止んだが 畑は25p程度の雪 3日連続の雪としては少ない方で助かったが 2日の朝
畑は −10℃迄下がってこの冬一番の寒さになり 昼間も1度より上がらなかった。
燃料は普段の倍以上消費するので こんな気候は長続きしてもらいたくない。
天気の悪い日は 加温機を運転しながら人工受粉しているが 早く天気になってもらいたい。
ハウスを一昨年から 一ヶ所に集中したので作業は楽になったが 鉢が多くなり 狭くなってき
たので 今年は同じ場所の無加温ハウスを改良して 加温ハウスを増やす予定でいる。

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1月7日

5日より漸く良い天気の日が続いている。
気温も平年より高い日が続き助かっている 夜間温度を少しあげて11℃程度にしているので
燃料の消費量は 増えている。
畑の雪も 昼間の温度が8℃迄上がったので かなり融けてきている
二層カーテンのワイヤーの張替えや滑車の交換も終ったので やっとビニールを張ることが出
来る。

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1月13日
風が強く雪も降り 気温が上がらずに真冬日になった。
早だしサクランボの人工受粉がやっと終ったが 出荷用小鉢の花は 次々咲いていくので
人工受粉は3月まで続く。
古いのカーテンの撤去 新設もやっと終った これで下段は昨年新設 上段は今年改良して新
設したので長期間 故障も発生せずに安心して加温できる。

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1月18日
日本各地で最低温度の低いニュースが報道されているが 幸い当地は平年並みの最低気温
の日が続いていて 雪も降っても僅かですんでいる。
冷蔵庫より 養成中の販売小鉢の出庫が最盛期になっている。
2〜3年目の鉢を順にハウス内に配置しているが 今年はかなりの数になり 配置に苦労して
いるので 新設の小さなハウスも1月中に被覆予定でいる。
相変らず 燃料高騰のニュースが報道されていて いやな年になりそうだ。

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1月26日

今朝は 放射冷却で寒く 畑の温度計は−11℃まで下がった。
寒さ本番の到来となったが 雪が殆んど無いので寒気が過ぎれば 又平年並の温度に戻ると
思うが 燃料の高い時は 気温が気になる。
早い挿木も 順調に生育しているが 出荷用の果実も硬核期に入り始めたので手入れを始め
なくてはならないし 出荷用の鉢も 後3回ほど出庫しないと終らない。
解体業者から貰った 古いA重油入りドラム缶内の水分も凍結し 油と水が分離していて 水
抜き作業も楽できたので 寒さも良い時もある。

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2月4日

天気予報は 毎日雪の予報だが 一日おきに天気が良くなり太陽が見える。
2月になると 太陽の光が強くなるので 昼間は 谷間換気を開ける日が多くなっている。
早だしサクランボの早いものは ピンクになってきたので 葉切りや花カス取りの作業をしたり
鉢の入れ換えをしたり 小ハウスのハウス掛けの準備をしたりで 毎日忙しく動いている。
外の仕事は寒くて大変だが ハウス内は暖かく Tシャツで仕事をしている。

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2月13日

今年は 南岸低気圧の影響で 上雪の日が多く 長野県でも南部の地方が雪が多い 平年と
は違う雪の降り方が多くあったので助かったが 今回の雪は通常の降り方だ。
幸い畑に殆んど雪は無かったのが 今朝は10cm程積もり 暫くは毎日雪の予報だ。
先日増設した小さなハウスを被覆して 中のカーテンの作業をしているが 2月になると良い天
気の日は温度が上がり 谷間換気を何時でも開けている状況だ。
出荷用のハウス果実も 仕上げ摘果をして葉切りをして 最後の仕上げをしている 順調にい
くと 2月の末からの出荷を予定している。

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2月18日

暫く続いた 雪降りや朝の−5℃から−10℃の寒さも 漸く解消しそうで 平年並みの陽気に戻
りそうだ。
僅か20km北の飯山市の積雪は150cm もあるが 小布施は 畑に10cm程度の雪で気温が
上がり よい天気になると 2,3日で融けてしまうだろう。
出荷販売用の鉢を シルバーフイルムの上に設置して 葉切り摘果の作業を開始したので後
半月程で 出荷開始になる。
早い果実販売用の鉢は手入れが終っていて あと一週間程で出荷が始まる。

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来週から出荷が始まる鉢サクランボ シルバーフイルムに配置



2月21日

毎朝−10℃近くまで気温が下がっていたが やっとあまり低温にならなくなってきた。
昼間の期間が長くなってきたので 加温機の稼働時間も少なくなってきて やっと春はそこまで
きている感じになっている。
新設の小さいハウスの2重カーテンもやっと完成したので 昨年作った鉢の残りもハウスに搬
入できる 小さくてもモーターや電気配線は同じ時間がかかり 滑車等の部品だけは手間が 
かからない程度なので かなりの時間をかけた。
露地に養成してある 挿木の青葉台は まだ掘りあげて無く これからの作業になり 鉢入れし
て 接木するのは 3月になりそうだ。

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2月25日

23日の午後から降り始めた雪は 今朝まで降り続いて やっと止んだ。
今朝の積雪は30cm以上なり この冬一番の大雪になった。
今期初めて カーテンを開けて 加温したが こんな状況になると 1日で3日分の燃料を消費
するので 燃料の高い今年は 影響が大きい。
今年の冬は 雪が少なく助かっていたが これだけ雪が降られると ハウス栽培は苦労する。
幸い2月の末になると 朝の温度は下がっても 昼間の太陽の光は強いので 雪は早く融ける
ので 安心している。
明日から 収穫が始まる。

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正月以来の 久しぶりの大雪 道路は 除雪が終わり直ぐに乾くが 畑は40cmの雪