第1回
行け!ゴッドマン
昭和47年10月5日〜昭和48年9月28日
日本テレビ系
東宝




お〜い、ゴッドマン聞こえるかい


今号から始まりました「ジャリ番スーパーヒーロー列伝」
ここではかつて我々が熱狂したヒーロー、ロボット、スーパースターたちを紹介、検証していこうと思います。
何やら、早くも今回だけで終りそうな勢いですが(逝)。



記念すべき第1回は「行け!ゴッドマン」!
神の名を成す正義のヒーロー。
いきなり「行け!」と強引なタイトル・・・・。いったいどこへ行けと言うのか!?

サングラスに金髪という怪しい風貌。見るからにチープなコスチューム。
果たしてゴッドマンとは何者なのか!?


5分番組


番組は「おはよう!こどもショー」なる朝の子供番組の1コーナーとして、5分間のみ放送されていました。
それを1週間5回放送して、1話完結となるわけです。
30分番組を5回に分けて毎日見ると思っていただければ結構です。
ちなみに同コーナーでは、前番組に「レッドマン」。後番組に「行け!グリーンマン」「行け!牛若小太郎」が放送されていました(うひゃあ!あなた知ってます!?笑)。


ゴッドマンは主題歌も熱い!


オープニングは一応、水木の兄貴が歌っています(ちなみに筆者は水木一郎ベストCDを所持していますが、「ゴッドマン」の歌は入っていませんでした・・・・ガクッ!)。
その歌詞もなかなか凄まじいです。

お〜いゴッドマン聞こえるかい。
お〜いゴッドマンとんでこい。
SOS SOS SOS SOS
地球があぶない
SOS SOS SOS SOS
ゴッドマン ゴッドマン ゴッドスパーク

すげー!すげー!(笑)。
やたら「SOS」と叫んでいるのも凄いが、何か小学生が即興で作ったような歌詞で、脊髄とろけそうです(笑
水木の兄貴もこれはなかったことにしたいでしょう(笑


ゴッドマンSOS!


番組内容もかなり凄まじいです。
ゴッドマンはファイヤーゴッド星から来た宇宙人(ベルトに「G」と書かれているのがなかなかオシャレです)。
ウルトラマンのように人間の姿から変身するのではなく、怪獣の出現に備えて常に上空を飛び回っています。

なぜか毎週怪獣に襲われる、さえない髭オヤジ(怪獣おじさん)や子供たちが「ゴッドマ〜ン」と叫ぶと、ゴッドマンがフラフラと飛んできます。
「ゴッド拡大!」の掛け声のもと巨大化し(人間大の姿で戦う場合もあり)、あとはひたすら怪獣と殴り合い。
ひたすらリピートされる主題歌インストをBGMに、5日間に渡り無言で殴りあう怪獣とゴッドマン。
ほとんど悪夢です。
もちろん地球防衛軍など絶対に出て来ません(トホホ)。


神経質なヒーロー


前作「レッドマン」より予算UPしたのか、今作よりミニュチュアが使われるようになりました。
これで臨場感もアップですね!
と思いきや・・・



いかにもそこらの採石場か砂場で撮影しているって感じで、かなり変です。
バックとミニチュアの遠近感がメチャクチャで、これなら普通に砂場で戦った方が良かったのでは!?(笑)
もちろん次回も使いまわすのでミニチュアは絶対壊しません。
常に民家を避けるように闘う、神経質なヒーローなのです!(いや、それはそれで正しい行いなんだろうが笑)


東宝怪獣も登場


前作「レッドマン」は円谷が制作していましたが、「ゴッドマン」は東宝制作。
従って、ガイラ、カメーバ、ゴロザウルスと言った、あまりよく知らないような東宝怪獣が使い回しゲストとして登場します。



ちなみにコレは「緯度0大作戦」に登場したコウモリ人間。
これが出てきて「あ!コウモリ人間だ!」と大喜びする子供がいるのだろうか(笑)。


超カルト作


というわけで、名前の割にかなり情けないヒーローのように思えますが、マニアの間では伝説的カルト作として語り継がれているようです。
また、最近CSチャンネルで放送され、再評価(!?)が高まってきました。
かく言う筆者も毎週ビデオに録画していましたが、おそらく一生見ないような気がするので、上から何を重ね撮りしようか迷っているところです(笑)。
チャンチャン。



参考文献:70年代特撮ヒーロー全集(朝日ソノラマ)



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