コンポーネントケーブル製作記

 恥ずかしながら、初自作のコンポーネントケーブルの製作過程です。
 今回のコンポーネントケーブル製作で必須だったのは、なんと言ってもCine7/Uと繋ぐ線です。これがなくては画が出ませんので。材料購入時に線に余裕がありそうでしたので、ついでに?RCA-RCAのケーブルも製作し、DVD-AVアンプ間も繋いでみました。
 写真が見づらくてスイマセン。
 まぁ混線もせず、無事に画も出たので、問題なしでした。こつを理解することができたので、いつかのメイン製作時に役立つことでしょう。それにしても線を折らずに作業するのは緊張しますね。



材料
 まずは購入してきた材料です。

 ケーブル:藤倉電線 3C-2V 10m×2本
 RCA端子 :ノーブランド 秋月電子で100円/個×9個
 BNC端子 :ノーブランド 秋月電子で100円/個×3個
 熱圧縮チューブ:3色

 以上で、3千円に収まってます。安い安い。



RCA-RCA 1mケーブル
1.下準備
 まずは簡単そうなRCA-RCAケーブルから。
 電線を1m単位で3本切り出し、RCAプラグの分解する
だけです。簡単ですね。
 後、ケーブルの分類用として熱圧縮チューブを7cmで
各2本ずつ用意しました。
2.線剥き
 ここが一番面倒というか神経を使うというか…とにかく一番嫌いな作業です(これが6回…)。
 忘れない内に、RCAプラグのブーツ側と熱圧縮チューブを通しておきます。
 その後、外皮を2cm程度慎重にカットして、より線を丁寧にバラシます。そして5mm程度心線を剥き出します。より線はもろいので注意して下さい。1本でも折れたら、外皮剥きからやり直しですから…。
3.プラグのハンダ付け
 心線は比較的簡単にハンダ付けできると思っていたのですが、問題はアース側のより線。プラグには穴が開いていていかにも「ここに通せ!」という感じだったのですが、あれだけの線をあんなに細く束ねるのは至難の業…しばらく考えた末、根元のケーブルをガッチリはめるところで一緒に挟み込んでしまえ…と。問題なし。
 はみ出た部分をチョキチョキと刈り込みました。
 心線は短時間で処理する方がいいと思います。
4.ホットメルトで充填
 なんとなぁ〜くスキマが不安でたまりませんでしたので、手元にあったホットメルトを使って、たっぷりとスキマを充填してあげました。これで下手なハンダが外れることもなくなるので安心です。
 ついでに熱圧縮チューブをホールド部まで被せてライターで火あぶりです。
5.完成
 この作業を6回繰り返し(もちろん同時進行でしたが…)て、RCA-RCAケーブルの完成です。
 注意点としては、ケーブルの方向を合わせること(今回、INとOUT側でプラグの色を変えていますので)と、熱圧縮ケーブルやプラグブーツを通し忘れないようにすることですね。



RCA-BNC 5mケーブル
1.下準備
 次にRCA-BNCケーブルです。なんと言ってもBNC端子が
よくわかってませんでしたので…
 電線を5m単位で3本切り出し、全てのプラグの分解
するだけです。ここまでは簡単ですね。
 後、ケーブルの分類用として熱圧縮チューブを7cmで
各2本ずつ用意しました。
 RCA側は上のケーブルと一緒に加工してしまいました。
2.ケーブル加工
 いきなり問題発生です。
 BNCの末端であるネジパーツがケーブルに入らないのです。確認して買ったはずなんですがねぇ…
 とにかく買い直す時間はありません。
 ケーブルの外周を少しずつ削りとってなんとかパーツが入るように加工しました。思わぬロスタイム。
(この加工に注意をとられてしまったことが、さらなる悲劇の始まりでした…)
3.線剥き
 パーツ点数が多いですが、間違えないように。
 ネジパーツ、金属ワッシャ、ゴムリングを順番に通した後、RCAと同じく外皮剥き、より線加工、心線剥きです。
 BNC独自の注意点とすれば、それぞれの皮剥きの長さを正確にした方が良いということですね(後から気が付きましたが…結果オーライでした)。どうしても決まった位置までネジ込むので、遊びが許されないわけです。
4.心線のハンダ付け
 これもすばやいハンダ付けが必要です。
 心線が曲がらない&折れないように、また抜けないようにしっかりとハンダ付けしなければなりませんし、早くしないと皮が溶けるし…。
 私は、芯パーツにハンダを流しておいてから、すばやくズボッと入れる形で付けました(もちろん熱しながら…)。
 こういうのはどうやってやるのが効率的なんでしょうかね?
5.アース側加工
 写真が判り辛いですが、大分作業が進んでいます。
 一度ばらしたより線を中心部にまとめてから、リング状の半円形?のパーツを外皮に被せます。
 その後、再びより線を均等に被せてから、余分な長さを切断します。ここでできるだけ均等にしておかないと、最後の締め付けで苦労するかな?と。
 とにかく完成までもう一息です。
6.締め付け
 最後に、プラグ側を被せ(心線をまげないように通してから)、最初に通したネジ部分を締め付けます。
 この時、ちゃんとスパナを使った方が確実な締め付けが可能ですし、なんと言ってもプラグを傷つけません。
 後は、識別用の熱圧縮チューブを火あぶりして完成です。
7.完成
 この作業を3回繰り返し、3本のRCA-BNCケーブルが完成しました。
 ここで失敗を露見しますと…ブルーの熱圧縮チューブを通し忘れたんです。反対側のRCA加工も終わってましたので、もう通すことができません。大失敗!幸い、通し忘れが1本だったので識別可能なんですが、なんとも見栄えがよろしくない。でも再加工が面倒なんでそのままですが…。
 ともあれ、混線&断線もなく(テスター確認)、画も出ましたので、ひとまず完成です!

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