ジョージ・ベンソン&アル・ジャルロ GIVIN' IT UP 2006
オーこれは大変優秀録音.ダイナミックレンジ広いし録音レベルも高い.ジョージ・ベンソン、アル・ジャロウのコラボ.しかも豪華ゲスト.@Breezin'でも良いけれどベース好きはB'Long Come Tutuを、女性ヴォーカルならCGod Bless The Childを.でもDSummer Breezeからの後半も素晴らしいのでどのナンバーでも試聴用になるという優れもの.出来れば、2曲を続けて聴いて浸れればそのシステムは優秀ということです.浸った時の印象を忘れずに.

アラン・ホールズワース THEN 1990  
90年に録音されたが発売が見送られていた幻の日本公演.13年後の発売.ライブ録音にしては背景は静か.激しくも良い方はAproto-cosmosを.でも6分弱で途中からザッパ風になるのが僕には心地良いのですが.まあ、苦手な方はBwhite lineが候補なのですが9分以上あるので難しいな.一番ホールズワースらしい起伏に富むプレーはGnon-brewed condimentかと思うけれどやはり6分弱ですので試聴には難しいかなと.90年の録音もやるじゃないか!と思い後半の試聴盤に入れました.彼の印象が強いのは、トニー・ウイリアムスとのコンボとソフト・マシーンに参加した頃かなと今思います.後者はウネウネするギターの極地かな.
withトニー・ウイリアムス
withソフト・マシーン
ジョン・メイヤー HEAVIER THINGS 2003
低域よりの厚い音だがレンジが広いからもたつかない.スタジを録音だがライブ的な力強さも有るかと.只、全体的には一本調子のヴォーカルになっているので1枚通すと多少ストレス.1枚目03、2枚目本作04連続グラミー賞に輝いたけれども.試聴には@Clarity又はCNew DeepGDaughtersが良いのでは.1曲だけなら@Aがグラミー受賞曲だけど、サビの部分が以前に聴いた曲に似ているから勧めない.頭の曲がなぜ視聴に良いかというと、CDを入れて曲が始まるまでの間が自分にあっているから.クラシックオケコンサートなら、指揮者がタクトを構えて演奏が始まるまでの静寂の一瞬と同じように感じられるからなのであります.
エリック・アレキサンダー LIVE AT THE KEYNOTE 1999
ジェントル・バラッズと同Uのスタジオ録音の方が、録音自体は良いのではないかと思う.だがライブでは、飾らない熱い演奏が見え隠れするから楽しむならこちらを.1999年3月・原宿ジャズ・クラブ「KEYNOTE」での録音.エリックアレキサンダーが見える選曲であるけれど、やはり@ビー・ハイヴ13分30秒を.長いのでだから一人の時に、音量を充分上げてですね.
ジェントル・バラッズジェントル・バラッズU
鈴木 勲 SOLITUDE 2008
自分の鈴木勲は「BLUE CITY」で止まってしまっている.それにLP、CD、XRCD、SACDと4音源が揃っているいるのはこの作品だけなのである.最近、当地で2度程ライブに恵まれ、内一昨年は8月にCDプロモートで来訪.女性サックスと女性ドラムをフィチャーして、ジャズはアドリブだと言ってベテランは気炎を吐く.本人はさておき、Tp・As・Dsの悩みながらのアドリブも堪能した.本CDではスタンダードでも大いなる本領を発揮している.ライブではBパライーソのユニゾンが圧倒的だったのだが、スタジオでは、Eバンブー・ダンスを細かく聴くのが良いだろう.
BLUE CITY
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