1: TRV-A300SE 300Bシングル ステレオ インテグレーテッドアンプ
6SN7(曙光特注) 300B(曙光特注)
スペック:
  • 回路形式 : CR結合型回路
  • 最大出力 : 8W+8W(純A級)
  • バイアス方式 : 自己バイアス
  • SN比 : 85dB以上
  • 入力感度 : 600mV
  • 周波数特性 : 10Hz−50KHz(±1dB)
  • 全高調波歪率 : 0.3%(1kHz)
  • 使用真空管 : 300B×2(中国曙光電子特注)、6SN7×2(中国曙光電子特注)
  • 入力インピーダンス : 100kΩ
  • 出力インピーダンス : 6−8Ω
  • 消費電力 : 80W
  • 重量 : 11.5kg
  • サイズ : 横230mm×奥行400mm×高185mm
  • ワンタッチ着脱式真空管カバー、ACコード標準装備
  • 別売サイドウッド : 左右1組 5,250円
コメント:
A級プリメインアンプTRV−A300SEは300B真空管の特徴を余すことなく表現するために設計された逸品です.特にトライオード初の300B自己バイアス回路は真空管の特性を素直にドライブするための回路です.またかつてのウエスタン等のビンテージ管使用に優しい設計です.本機はもちろん純A級シングル動作で8W+8Wをギャランティーします.本機の最大の特徴はトロイダル電源トランスを使用した事で音楽信号のレスポンスを向上させています.TRV−UX4高品質ソケット採用.
* 導入記:
3月 PCオーディオ用にソウルノートsm2.0を導入.SP能率が95dBなので、かねてからの構想の真空管プリメインでドライブしようと第一号.アヴァック秋葉原本店にて購入.乾いた音のするsm2.0にはどうだろうか?整流管が付いていないからダイオード整流、手配線.ドンシャリでやや低音にだぶついている.ゆったりしているがレンジが狭い.整流はダイオードながら手配線である.
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3月11日の地震で、アンプの手間に置いてあるPCデスクが倒れかけて300Bのネットに当たって止まっていた.机のモニターも2台倒れず.ネットのおかげで助かったのでした.真空管ネットは必需品ですな.
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4月 現在は、6SN7をSIYLVANIAに変更.低域のだぶつきがとれ活発になりましたが、dryな音に変わりはない.こうなると、300Bも交換してみたいけれど、メーカー推薦のフルミュージック真空管のSEでも1本48,300円ですから、もう少し慣らしてから考えましょう.ま、真空管をカートリッジと考えれば良いのだろうけれども.カートリッジと違って元に戻れなくなるんです.そんなことをFBで小川先生に報告したら、300Bも聴いてみればということになりお借りできることになりました.いや拙いですけれど、、.(4月も下旬になるのに余震ばかり)
(6SN7 SYLVANIA)
5月 上記で使い始めて1カ月.300BもHi-Fi調になってきた.レンジも良好、華やかさ、潤いも出てくる.やや拡散傾向で、中央にまとまらないきらいがある.モニター調にはならないです.フルミュージックの6SN7を刺してみようかなとも思うがしばしこの音色に慣れておこう/暫し休息.

2: 真空管シングルアンプ 2A3B CHORALE製
(6H8C OTK ロシア製) (2A3B曙光電子製) (5Z3P曙光電子製)
スペックは以下:
使用真空管: 2A3B×2(中国曙光電子製)、6H8C×2(ロシア製・CДEЛAHO)、5Z3P×1(中国曙光電子製)
最大消費電力: 160W
入力: 150mV
入力抵抗: 100KΩ
定格出力: 3W+3W
出力抵抗: 8Ω、4Ω
周波数特性: 15Hz〜30kHz
外形寸法: 横370×奥行290×高190mm
付属品: 電源コード
コメント: さらに新しい名管2A3Bを使用した、シングルアンプです、繊細で美しい音色をお楽しみ下さい.前回より、マイナーチェンジしました、入力が3系統になりました.また、SP端子が4Ω、8Ω選択できます. 真空管2A3Bは差し替えも可能になります、違う音色をお楽しみ事ができます.
* 導入記:
4月 かがり火の小川先生経由で購入しました.ワイン会で2A3は良いよ.中国製で安いのがあって、真空管を替えればどんどん音が変わるから面白いとの旨です.300Bと比較するというのも計画にはありましたけど.小川先生の処でWEが朗々と鳴るのですが、聴く音楽も違うしなんて思っても、消費税込5万ですから、とにかく家でやってみなきゃ判らないってことにして購入.ヤフオクで売っています.サンオ−ディオの2A3のパクリでしょうか?でも仕上げの質感は中々良いですよ(性能より売りか?).整流管は使用しているけれど、配線は基盤のようです.でも、音はどんなでしょう.トライオードの300Bを購入した時は、真空管が刺さって梱包されてきましたが、これは同梱されてきました.このため、トラブルを発生させてしまいました.2A3以外はガイドがあるので問題ないですが、2A3の一本(右)を正規より90度回転して刺してしまったようです.通電して5秒もたたないうちに「ありゃ微妙に煙」出てます.小川先生に連絡して前述を指摘され、正規につなぎ直しましたが「音でるか?」.音は出ました.締まってシャープ、中高域中心でレンジ狭く聞こえます.音質は中々気に入りました.300Bよりは乾いているが、ROCK/JAZZには良いですよ.真空管のギターアンプがギター小僧に好まれるがなんとなく実感できます.けれどこのアンプ、「何かが焼けた」ので点検と相成りました.*後日、小川先生からアンプ内部の写真が届きました.
5月 点検でも大丈夫とのことでして、同時にRCAの2A3、SYLVANIAの6SN7、SYLVANIAの5U4Gを送って頂きました.「煙」を出させたので寿命が少し短くなったかもしれないですね.出力トランスのカバーを叩くとchにノイズが入ります(後日この問題は解決しました).
さて、デフォルトに2A3、5U4Gを付けると、SNが良くなって低域が明確になりましてモニター調になります.すっきりたっぷりに鳴ります.その状態で6SN7に変更するとワイドレンジになりますが、モニター調が薄れますのでデフォルトのロシア製・6H8Cに戻しました.低域が中央に集まってくる感じです.モニター調のほうが落ち着いて聴けます.「ふーん、変わる変わる」で、2A3は300Bよりはずっと安いし、これだけ変わっちゃ戻れませんので、購入交渉し成立.後日、小川先生がムラードの2A3Wをお貸しくださったのですが、ソケットシャーシに阻まれてしっかり刺ささらない('_').軽い振動で抜けてしまうので試せません.いや至極残念です/暫し休息.
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SYLVANIA・6SN7を300Bに刺したら活発になりましたのでこれも望外の変化です.秋葉原で真空管を見ていて、フルミュージック・6SN7を衝動買いしました.いずれ避けられない道ですしね.6SN7でトライオードの触込みを確かめたいし.RCA・2A3、SYLVANIA・5UAGとの組合わせです.これは嵌りです.レンジが広くなって深みも出ます、SNも良いですし低域が中央に集まってくる感じで厚く散漫にならない.モニター調は不変.これでは元に戻れずですね.やるなあ、フルミュージック真空管.あれ、トランスはたいてもノイズ拾わないし!どうなっているのかな?ソケットの緩みだったかもしれない.真空管アンプ自作するかな?5・1chをすべて真空管でやってみたいです.出来るか?なんて勉強開始です.
(6SN7 フルミュージック) (2A3 RCA) (5U4G SYLVANIA)
6月 さて、整流管の色々と言うことで小川先生から4本お借りした.
(JAN 5R4WGB
CETRON ELECT )
(274B WE/PRINT) (274B WE/CARVED ) (5R4G)
・低域に弾み音場も良好 ・緻密であるが広がらず ・5RWGAよりはゆるいか? ・広がらないね
現段階では、5RWGBが好みの雰囲気に仕上げる様である.