プロローグ
このHPに掲載しているように、何度か群馬県の温泉を回っているのだが、ついつい行き
そびれていた温泉がある。
それは四万温泉だ。
今年のGWはそこを目指してみようと地図を眺めていたら、ルート的には遠回りだが割りと近いところに
霧積温泉を発見した。ここも【秘湯を守る会】に加入していて、なかなかアクセスが苦労しそうな予感。
かれこれ20年くらい前だろうか、森村誠一の「人間の証明」
という小説で西条八十の「帽子」という詩をキーポイントにしたものがあった。
この詩の出だしは「母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?」で始まり、霧積に向かう途中の
の情景が歌われている。
そして映画になり、
主題歌の出だしは「Mam Do you rimember・・・」で始まる。
昔は軽井沢よりも栄え、今はアクセスも厳しそうな霧積温泉にどうしても行ってみたくなった。
決定、今回のメインは「帽子」!?
|
フィールドデッキ内・睡眠風景
|
5月2日
定時まで会社で仕事をし、家に帰り晩飯を食べ荷物を積み込み出発したのは8時になっていた。
青森中央ICから東北道にのり、一路宇都宮をめざした。しかし10時頃には眠くなり、しかも
喉も渇いてきて岩手山SAでダウウン。夕食というか夜食にホットドックを作り
(当然作ったのはカミさんだよ)
第二のビールを2本飲んだところで眠さをこらえきれずグ〜〜〜〜〜〜。
|
5月3日 四万温泉
ここのSAは本線のすぐそばにあり、GWの最中ということもあってか非常にうるさい。
明け方には目が覚めてしまった。しょうがないから家族を寝せたまま走り出した。
宇都宮ICで高速を降り、日光自動車道を通り、いろは坂・中禅寺湖を眺め金精峠を越えた。
3年前に仙台から走った時と同じルートなのだが、さすがに青森から来ると遠い。
「吹き割りの滝」等の観光地には目もくれずひたすら走る。
中之条町に着くと「ファイト」
と書かれたノボリがいっぱいあった。何かスポーツの応援か
と思っていたら、ノボリには細かい字で「NHK朝の連続テレビ小説、メインロケ地」と書か
れていた。なるほど・・・我家では誰も見ていないので知らなかった、帰ったら見てみよう。
四万温泉に向かう途中でガイドブックに載っていた甌穴(おうけつ)
を見学した。
四万川に悠久の年月をかけて、石が流れにもまれくり抜いた大きな穴が、130mの間に8つ川底にあいているのだ。
夏になったら水遊びにちょうどいいような場所だ。
甌穴からは四万温泉
はすぐだ。到着し車で流してみると、古い温泉街らしく道路は狭く曲がり
くねっている。川のそばに小さな遊び場と簡易トイレが付いた駐車場がありそこに車を停め歩いてみた。
ここには無料の共同浴場が何箇所かあるので、早速その中の一つ、立派な石造りの川原の湯へ
行ってみた。15時を少し回った時刻だったのだが、すでにドアには鍵がかかっていて、そばの
立て看板には外来入浴は9時〜15時までとなっていた。そこで改めてよ〜〜〜くガイドブック
を読んでみると、山口露天風呂以外は15時までのようだ。それならばと
山口露天風呂に行ってみると
混浴にだったので、カミさんは入らず俺一人と娘・息子の三人で入る。岩造りの湯船が
3つあり、それぞれに温度が違っていた。息子も娘も各々勝手に行動するので、監視役の俺としては
忙しくゆっくりとできなかった。
|
|
|
甌穴 暗い部分が穴です
|
山口露天風呂
|
ファイト・ファイト・ファイト!!
|
|
|
|
まんじゅう屋さん
|
とりせい
|
落合橋付近
|
風呂上りに小腹がすいたなと、温泉街をたらたら歩き食い物屋さんを探していたら、行列
のできている饅頭屋さんを発見。蒸かした酒饅頭を3個を串にさし、甘ミソを付けて軽く焼いた
ものが200円で売っていた。2串買い食べてみたら今までにない食感だ。酒のほろ苦さと
甘ミソの香ばしさ、外側は焼かれて少し硬く、中は蒸した状態でスポンジのようなやわらかさだ。
俺にとってはなんとも不思議な食べ物のような気がした。訪れることがあればぜひともみなさん
食べて下さい。
さらにその斜めすじ向かいにはこれまた行列のできている
「とりせい」という店があり、何の
店か知らないけれどとりあえず並んでみる。先に並んでいるお客さんに話を聞いたらハムカツが
有名ということだ。しかしハムカツはすでに売り切れてコロッケしかないということなので、
65円のコロッケを3個買って歩きながらほうばった。揚げたてのアツアツのコロッケにソース
を多めにかければこれまた香ばしく言うことなし。
さて今夜のビバーク地をどこにしようかと四万ダムのすぐそばにある
日向見公園に行ってみたが、
綺麗なのだがなんとなく寂しい雰囲気なので先ほどの川沿いの駐車場に戻った。
ちなみにここの駐車場の簡易トイレは恐ろしく綺麗だ!!普通の簡易トイレは汚いものと相場は
決まっているものだが、ここでは土のついたスニーカで俺が入ったために汚してしまい、それが
心苦しい程だった。次の日の朝に知ったのだが、腰の曲がった近所のおばぁちゃんと思われる方が掃除に
きていた。おもわず俺が掃除しますという気持ちになった。
ここのトイレだけは、是非とも綺麗に使い続けたいと思う!!
車に戻り今夜の夕食、ホットサンドを作り(しつこいようだが作ったのはカミさん)四万川のせせらぎ
を聞きながら食べた。周りにPキャン仲間は1台もいなく、宿泊客のものと思われる車が埋め尽くしていた。
夕食後はレトロな昔の遊戯場を残す落合橋通りに散策に出かけた。
スマートボール、射的場、ノリピーも訪れたスナック??、裸電球が似合う街並みだが時間が早すぎた
せいで閑散としていた。実はこの辺の店は夜7時開店のところが多く、多分賑わうのは8・9時
くらいなのだろう。
俺たちが訪れたのは6:50PM、早すぎたのだ。
せせらぎに耳を傾け、コストダウンのためにトリスウィスキーをあおりロフトで眠りについた。グ〜〜
5月4日 四万から尻焼、そして草津へ
う〜〜〜〜ん、目が覚めた。今日も青空が広がるいい天気!!
昨日の「とりせい」をガイドブックで調べたら朝8時開店ということなので、朝飯にハムカツを食べよ
うと買いに行った。
そしたら店は10時開店とのこと、ありゃ〜・・・ガイドブックのウソつき!!けど小さな子供連れの
我が家族を見て店のオジサンが哀れに思ったのか、注文を聞いてくれ8時半になったら来てちょうだい
という優しいお言葉。ありがたや、ありがたや〜〜〜ハムカツ4つ、コロッケ4個注文する。
時間つぶしに朝の温泉街を散策すると、
塩之湯飲線所なるものを見つけ、さっそく試飲してみた。
ほんの少しだけ塩味がしたが、美味しいとは言いがたいがまづいと言うわけでもない。体には効くのかも
知れない。その後もたらたらと散策し8時半にコロッケとハムカツを買った。
ちなみにハムカツも65円でした。車に戻り食パンに熱々のコロッケ、ハムを挟んでの朝食は非常に美味
であった。
|
|
|
四万川のほとりの駐車場
|
塩之飲泉所
|
とりせいのハムカツ
|
|
御
夢
想
の
湯
|
食事の後は朝風呂だ。温泉街から離れたところならあまりこまないだろうと
御夢想の湯に行ってみた。
ここは四万温泉発祥の地とされた古湯だ。ちなみそばにあった立看板には以下の様に書かれていた。
【永延3年頃、源頼光家臣四天皇の一人、日向守確氷貞光の夢まくらに童子が立ち、四万の病脳
を治す霊泉を教えたという伝説から名づけられた古湯。又、延暦頃、坂上田村麻呂が蝦夷征伐の途中
に入浴されたという伝説もある。】
とのことだ。
中は右の写真をみてもわかるように小さな木造のお風呂だが、ほかにお客さんが誰もいないので
我家の貸切状態だった。湯はすこし熱めだが肌触りもよく、周りの木の壁が落ちつかせる。
ゴクラク、極楽〜〜〜〜。
風呂上りにはすぐ隣にあるかやぶき屋根の日向見神社をぶらぶらながめる。
カミさんがあがってきて、風呂で一緒になった愛知から来たというおばさんの話をおしえてくれた。、
彼女たちご夫婦は昨日の晩は、俺らが昨日寂しそうでパスした日向見公園でPキャンをしたのだが、
夜にはほぼ満車になりそれでも夜中に訪れる車があって結構にぎやかだったそうだ。
川のそばの駐車場の方が静かで正解だったと思った。
|
八
丁
暗
が
り
|
さてここからは尻焼き温泉に行くのだが、遠回りだが一度中之条町まで戻り今までは通り過ぎ
るだけだった吾妻渓谷を見ていくことにした。
中之条町では大型ショッピングセンタにより今夜の夕食の食材を買い込み、ついでに熱くなって
きていたので息子に半そでのTシャツ、娘にはジーズを買った。なんでここまで来てと思うのだが、
旅は移動する生活だからこの生活臭がいいのだ。
中之条からは渋滞が始まり、あぁ世はGWなんだなぁとしみじみと感じた。我妻渓谷では
道路わきの駐車帯に運良く停めることができ、そこからてくてくと歩いていった。
吾妻渓谷のメインと思われる、八丁暗がり
を見に行く。ここは両側を切りだった岩壁が八丁
(900m)続き、その間を急流がれているところだ。
もっとも狭いところでは2〜3mの巾しかなく、昼なを暗いのでこの名がついたのだろう。
お次は六合を通り、尻焼き温泉にGO!!
温泉の駐車場に着いてビックリ。盾看板にキャンプ等はおやめくださいと書かれているのに
満車の駐車場で、テントを立てバーベキューをしているグループはいるは、テントで
昼寝をしながら大音量でラジカセを鳴らしているおじさんがいる。あらら・・・という感じ。
|
尻
焼
き
温 泉
|
尻焼き温泉
は川の底から温泉が湧き出し川が温泉になっているところ。しかしこの季節は、
雪解け水が入り込んでいるためか、温水プールという感じで子供たちが水泳パンツで遊んでいる。
当然我家の子供たちもパンツ一丁になり川に飛び込んだ。
そして川の中にいるオオタマジャクシを捕まえて遊んでいる。しかしこのオタマジャクシ、水温
が高いせいか元気がなくヘロヘロになって泳いでいてすぐに捕まえられた。
川のそばには小屋のかかった湯船もあり俺はそちらの方に入っていたのだが、ここまで来たのなら
記念に川風呂に入ってみようと子供たちのところに行き一緒にオタマジャクシを捕まえた。
カミさんはオタマジャクシと一緒に入るなんてと渋い顔。(当然カミさんは入っていない)
尻焼きで遊んだ後は、野反湖でも行ってみようかと向かったのだが、途中で行ってもなぁ〜〜と
意味もなく気力が失せてきた。じゃぁどうしようかと協議の結果、予定外に草津温泉に行ってみる
ことにした。
3時半頃には草津に着いた。まづは無料の共同浴場に行こうとガイドブックを眺め、街中にある
ところは混んでいるるだろうから町はずれにあるところに行ってみた。
都合よく近くにパチンコ店があったので
そこに車を停め「睦の湯」に行ってみたら、3時以降は町民以外は入らないようにと書かれていた。
それではと次に近い「恵み湯」
に行ってみたらここは入浴可能だった。
ここは共同浴場の中では大きなほうで、なおかつお客は我家だけの貸しきり状態。少し熱めの透明な
ひりひりするお湯に身を沈めればキリリと引き締まる。息子には少し熱いのだろうががんばって入って
いる。お風呂から上がってみればすでに娘は上がっていた。カミさんいわく、娘は熱い熱いと
ちょっとした擦り傷がしみると言っては風呂には入らなかったとの事だった。
さっぱりした後は腹が減ってきたので早めに夕食を食べることにした。今夜の食事はすごいぞぉ、
オデンの中にうどんを4玉ほどはなしダッチオーブンで煮込む。結果は、味にそれほど違和感はなし。
手間がかからず簡単に大量に作れる。これだけ食べるともう満腹。しばらくは動けない。
しばし休んだ後は、ここまできたらやっぱりライトアップされた
湯畑を見に行くことにした。
3年前のGWには湯畑前の駐車場でPキャンをしたっけと懐かしく思い出した。あの頃はまだ小さく、
カミさんの背中に寝てばかりいた娘も元気に走り回るようになり成長したもんだ。
ここで息子が前に来た時に、土産屋街で無料の饅頭を配っていたのを思い出した。まだ小さかったのに
良く覚えていたもんだと我が息子ながら感心した。今でもまだ無料で配っているかと探していってみると
ありました。今も空いたビールケースの上に立って、お茶つきで饅頭を配っていた。
家族4人で1個づつもらって美味しくいただいた。にぎやかな温泉街を後に今夜のビバーク地、
道の駅「草津運動茶屋公園」に行ってみた。
ここの道の駅は道路も両脇に駐車場があり、トイレのない方では
施設の建物の陰にも駐車場があってこちらの方が静かにすごせそうだ。トイレのあるほうは道路に面した
所に駐車場があるのでうるさそうだ。トイレを取るか安眠を取るかカミさんと10分ほど協議をした結果
静かさをとることにした。
すでに駐車場は8割ほど埋まっていた。夜中にトイレに起きてみたらほぼ満車状態になっていた。
さすが人気の道の駅だ。
|
|
恵 の 湯
|
さてこれは何でしょう
|
5月5日 万座・碓氷峠を越えて霧積へ
|
|
草津道の駅・朝
|
万座温泉・湯畑
|
さてさて子供の日です。
朝起きてまずは朝風呂、道の駅から近いところにある
つつじの湯に行ってみた。
朝7時なのだがすでに2・3人が入っていた。ここも熱めで、少しひりひりするお湯だった。
目覚めすっきり!!
草津からは曇り空の下、万座温泉
を目指し山岳道路を走る。晴れていればすばらしいパノラマが
見られるのだろうがあいにくの曇り空、途中の湯釜とかの観光地も見る気がせず素通りした。
途中でただ走っているばかりではと思い、道路脇の空き地で朝食にホットドックを作り食べた。
万座温泉に着きここにも湯畑があるので探しながら行ってみた。
少しばかり違う方向の高台に上ってしまったのだが、そこから下方に緑がかった乳白色の
湯畑が見えた。近くまで行ってみるのもたいぎになりこれでいいやと満足した。
その後はサルノコシカケ風呂で有名な湯の花旅館に入るかどうかカミさんと御相談。
入りたいのはやまやまなのだが、大人700円で子供がいくらのかわからない。
いつものことだが我家は金が無い。今回もここまで無料の風呂ばかり入り、食事も外食をせず
自炊ばかり。うみゅ〜〜〜、この後霧積温泉もあることだし・・・残念!!あきらめた。
(5月13日、TVで湯の花温泉のお風呂が入っていました。木造りの湯船にサルノコシカケ
に通した湯を掛け流しで満たしていた。カミさんとふたり入ってくれば良かったと後悔した。
再度、残念!!)
桜 ・ 白 糸 の 滝
|
|
万座温泉で記念撮影をした後は
万座ハイウエィー、浅間白根火山ルート・白糸ハイランドウェイを通り
3年前と同じく白糸の滝を見に行く。あいかわらず道の脇の駐車場は満車で、白糸の滝も当然人で
ゴッタガイしていた。次に旧軽井沢を通り過ぎ(本当に通り過ぎただけ、信号待ち以外は止まりも
しなかった)前回は雨のため通行止めになっていた
中仙道・旧碓氷峠を走りに行く。
昔ながらの峠道らしいつづら折れの道を走っていくとレンガ造りの単一アーチ橋が見えてきた。
旧信越本線の廃線になった鉄橋のようだ。さらに進むと巨大なレンガ造りのめがね橋が見えてきた。
車を停め歩いて見に行くと、めがね橋の上が遊歩道になっていてボランティアの説明係りのおじさん
も二人ほどいらっしゃった。ここは遊歩道アプトの道といって廃線後の鉄道線を遊歩道にし、いくつかの
トンネル(照明付き)を通り抜け5Km先のふもとの横川駅まで歩けるようになっているのだ。
【ちなみにアプトとはスイスで生まれた方式で、急な勾配の坂を歯車付き特殊列車が登れるように 、
2本の線路の間に歯車用のレールを付けたものだそうだ。
現在は大井川鉄道井川線「長島ダム駅」と「アプトいちしろ駅」の区間にあるようだ。】
遊歩道を5号トンネルを抜けるまで歩いてみた。昔機関車トーマスが大好きだった息子は、どこまで
続くのか確かめてみたいらしく終点まで歩いてみたかったようだ。途中から引き返したら、大人に
なったら最後まで歩きに来るぞといきまいていた。
|
|
碓氷第3橋梁
|
5号トンネル
|
碓氷峠を越え、霧積温泉
に向かう道に曲がりまた山道を登る。最初のうちは広々とした立派な
道路だが、そのうちお約束の狭い山道になり霧積館に着く。昔ながらの霧積温泉はさらにそこから
幅2.5mほどのセメントの道路を800m先にある金湯館だ。
ここまで来ると秘湯に来たという感がある。
春の新緑の木漏れ日の中、対向車が来たらどうしようかと思いながら進んだ。
当然口ずさむ歌は「ママァ〜〜〜 ドゥ ユー リメンバァ〜〜〜〜!!」と、出だししか
わからない歌を何度もリフレインした。若い方々のために西条八十の帽子の出だしを載せておく。
【 帽 子 】
母さん僕のあの帽子どうしたでせうね?
ええ夏碓氷から霧積へ行くみちで渓谷へ落とした
あの麦わら帽子ですよ。
僕はあのとき ずいぶんくやしかった。
だけど、いきなり風がふいてきてもんだから。
・・・・・これ以降は自分で調べてみて!!
|
はらはらしながらもようやく今回のメイン観光地、
霧積温泉・金湯館に着いた。
駐車場から春の小道を降りていくと目に飛び込んだのは水車だ。
この水車はもともと電力発電に使われていたらしいのだが、冬になると凍ってしまうらしい。
建物は明治十六年生まれで十分に俺の好きな鄙びた風情に満ちている。
大人500円、小学生250円、幼児は無料なので合計1250円を払い(今回のツーリングで
初めて有料のお風呂だ)いそいそとお風呂に向かう。
ここの温泉の温度は39度とぬるめなので、開け放たれた窓から春の息吹を感じゆっくりと入る。
しかし、他にお客さんがいなかったので息子は水泳の練習を始めだした。
|
|
|
この水車が凍るらしい
|
金 湯 館
|
霧積で水泳の練習
|
風呂上りにお茶とお菓子をいただきながら改めて旅館の中を見まわせば、帽子の詩の書かれた
のれんや、人間の証明の本が売られ、壁には森村誠一氏の写真が貼られていた。
木の食卓におかれたスクラップブックにはここの記事の切り抜きが貼られてあった。
外の水車の凍った写真や、春になりそれが溶け出した時と記事になっていた。
冬は営業しているのか宿の方に聞いてみたら「通年営業です」と言うことだが、あの道を雪の中通る
のは大変だろうなぁと思われた!!
帰り道、谷に帽子が飛んでないかと見渡しながら国道18号、中仙道まで戻った。ここからは
もう帰えるだけ、高橋市を抜け日光列幣使街道を東北道に向かう。途中の館林市郊外のSCで今夜の
飲み物を買出し、今回初の外食をするべく近所を散策した。近くに「GUM」というイタリアン
レストランがあったので、そこで各種スパゲティーを頼んだ。ここは結構美味しかった。
館林ICから東北道にのり、上河内SAまで走り恐ろしいほどの睡魔に襲われダウン。
買い込んだビールををかっかっかぁ〜〜〜と浴びてグゥ〜〜〜〜〜!!
5月6日 下田SC経由青森
|
碓
氷
峠
ト
ロ
ッ
コ
電
車
|
シ
ェ
ル
パ
君
|
今日も青空が広がる。ただひたすら東北道を北上し、安代JCTから八戸自動車道に乗り換え
八戸JCTから第二みちのく道路を通り下田百石ICで降りた。
ここには青森県内最大級の売場面積を誇る
下田ジャスコSCがあるのだが、俺が青森を離れていた
間にさらに増築をしたようなのでどれほどのものになったのか見てみたかったのだ。
そこを観光?した後は、自宅を目指しまた走るのみ。
自宅到着は18時30分頃だ。走行距離はもうすぐ1800kmになりそうだった。
やはり青森から群馬県は遠いのう。これからは経費節減のため近場にしかいけないだろうなぁ・・・
家族の皆さんお疲れ様でした!!!!
|