なぜか、琥珀!?
7月7日〜8日 岩手県 久慈市周辺 

7月7日 七夕に琥珀

 今日は七夕。入梅したにもかかわらず、青森の週末は天気が良い。しからばどっかへ行こうと思うのだが行く先が思い浮かばない。そんな時、10年前の岩手県の観光ガイドブックが目についた。パラパラめくり久慈市にある琥珀博物館に何故か心引かれ、それじゃ行って見ようと昼近くに出発。
 3時半頃、博物館に到着。さて入ろうと料金を確認したら750円となっていた。10年前のガイドブックでは250円だったのに・・・・。10年でえらく値上がりしたなと思ったら、以前と違って新館もできたようで共通入場券となっていた。
 とりあえず入館料をはらわなくてもよい、博物館付属のショップに入ってみた。ここで記念に安いペンダントなんぞカミさんに買ってやり、ご機嫌をとっておこうかと考えたのだが・・・・。お土産用の安物なら1000〜2000円くらいであるだろうとたかをくくっていたらここでも思惑は外れた。そんな安物なんぞ売っていない。結局5千数百円のネックレスを買うはめに陥ってしまった。
 それでも一番安いやつを選んだんだけどね。ここで店員さんに教えてもらったことは、琥珀は時間の経過と共に色が変わっていくという事だ。今回買ったのは薄いあめ色に白い斑点が入ったようなものだが、時の流れと共に少しずつ琥珀色、いわゆるウィスキーのような色に変化していくという事だった。
 ネックレスにお金を使ってしまい、博物館の見学はパスすることにした。ここの敷地には遊歩道がありタラタラ散歩をしてみると、昔の琥珀採掘坑道が無料見学となっていた。当然ながら堂々と肩で風をきって入っていく。無料には強いのだぁ!?
琥珀採掘坑道・その1 琥珀採掘坑道・その2

 坑道見学の後は、近くにある我が国唯一のリトアニアの物産館行ってみる。人形の着ている民族衣装を自分で着るために買ってみたくなったが・・・・・・・。非常にメルヘンチックなステキなお店だ。

リトアニア館 リトアニアのお人形さん

 お次は久慈市に向かい、釣鐘洞を見に行く。釣鐘洞とは風の浸食により岩に穴が開き、そこに世にも不思議な釣鐘のような岩がぶら下がっていたと言う。しかし明治のころの時化により、その釣鐘部分が崩壊してしまったという事だ。写真を見ていただければ空洞部分の上方に少しだけ飛び出た部分があるが、それが鐘を吊り下げていた部分だろう。鐘のぶら下がっていた頃を見てみたいもんだった。

釣 鐘 洞

 久慈市内に戻り今晩の晩飯は回転寿司に決定。地元で取れた魚がさぞかしうまいだろうと期待して行ったのだが、青森で食べるのとさほど変わりがない。考えてみれば、青森だって海の町なのだからそれほどの違いはないのだろう。
 食事の後はホームセンタにより、明日の朝は釣りをするための仕掛けとエサを購入する。その後、今夜のビバーク地道の駅「おおの」へ向かう。
 ここの道の駅にも温泉施設がありまずは風呂にドボンと飛び込む。今夜のお仲間はキャブコン1台と、人が乗っているのかどうか分らないミニバン1台とさびしい雰囲気だ。ちなみにここの道の駅には、グリーンヒルおおのという宿泊しながら耕作と工作の体験ができる施設も併設されている。敷地内はかなり広い。

なが〜い木製回廊
道の駅・おおの

7月84日 まずは釣れない釣りから・・・・

 朝4時に一度起きたのだが、家族の眠る姿を見てまた眠りにつき目が覚めたら6時を過ぎていた。家族を起こしパンをかじりながら久慈港に向かった。岸壁から釣り糸をたれるがピクリともしない。30分ほどして場所を変えてみる。
 釣果は紅色の10cm位の小魚が1匹だけだった。9時過ぎには早々に竿をしまい込む。


 地図をながめながら、次はどこに行こうか考える。平庭高原の文字が目に付き、確か白樺の林が綺麗な所と思い出す。ルート281を久慈渓谷をながめながら平庭高原に向かった。 
 途中道の駅「白樺の村やまがた」に寄ってみると、ショップの前には大きな卵のオブジェがあった。なんなんだとお店の人に聞いてみると、ガタゴンという怪獣の卵だそうだ。ガタゴンとは、左写真写ーホルダにあるような未知動物の足跡がみつかり、それにやまがた村のガタをとってガタゴンと名づけ探しているそうだ。ちなみにこの足跡の大きさは25cmだったそうなので、いくらなんでも右の写真にあるような卵は大き過ぎるだろう。日本にもいろんなもんがあるもんだ。

平庭高原 ・ 木道

 高原に近づくにしたがって白樺の木が多くなってきた。駐車場に車を停め白樺林の中の木道を散策していみる。ウム〜TVドラマのサスペンス劇場にでてきたようなロケーションだ。
 ここの木道には色とりどりのペイントで色々な学校・サークル等のPRがかかれていてなかなか楽しい。板1枚いくらかで買ってもらって伸ばしているのではと考えた。木道は結局の所、行き止まりになっていた。
 平庭高原をつっきり、ルート340を通り軽米経由で青森に帰ることにした。昼になりルート395との交差点にあるミル・みるハウスで昼食を取り、軽米町ロードMAPを見てみたら、千本桂なる巨木が近所にあるようなので見学していくことにした。
説 明 版・ 千 本 桂
 道路わきの雑木林の中にひっそりとそれはあった。何本かの木が一つに合体したような木で目だたず、ひっそりと立っていた。
 
後は金田一温泉により、ローカル路線で十和田市に抜け青森まで帰ってきた。これから琥珀がどういう風に変わっていくか楽しみだ。

さぁ〜て来週は雨かなぁ〜〜〜〜〜〜!?