キャンプ場、拝見
10月6日〜7日 青森県 青森市

10月6日 秋の夜長にファイア〜〜

 昔、むかし、俺がまだ紅顔の美少年だった頃、我家で唯一のキャンプをしたことがあった。場所は青森市街地から車で50分,八甲田山中に入った酸ヶ湯野営場だ。千人風呂で有名な酸ヶ湯温泉のそばにある所だ。当時は林間に少しばかりの広場があるような由緒正しき昔ながらの野営場だったのだが、今年夏に広々とした芝生のサイトにリニュアルオープンしたのだった。まだ紅葉には早いが、この機会にキャンプ場を拝見することにした。
 芝生のフリーサイトは大人一人500円、テント1張り500円、車の乗り入れはできない。キャンプデッキを使用する固定サイトは林間にある。オートサイトも少しだがありこちらは一サイト2000円と大人一人は同じく500円という事だ。電話で予約したのだが、オートサイトはすでに予約でいっぱいという事なのでフリーサイトにした。
 オートサイトも拝見したが、電源も備わっていてこちらも綺麗な芝生のサイトだ。しかしトイレが管理棟にあり距離がはなれている。これであと千円ほど安ければ気軽に利用でき、我家の定番キャンプ場となるのだが。
 ロケーション的には周りを広葉樹に囲まれた広い芝生、そして八甲田の山々が近くに見える。っていうか・・八甲田の中にある。ちなみに八甲田山とは一つの山をさすのではなく、八つの山々、連邦をさしているのだ。紅葉が始まりかけた風景写真を御覧あれ。
 今回もそろそろ寒くなってきたので、タープだけ張り少し離れた駐車場に停めた車で寝ることにした。
フリーサイト フリーサイト
八甲田山(高田大岳) 酸ヶ湯温泉


 今年もそろそろ寒くなってきたので、少し離れた駐車場に停めた車で寝ることにしてタープをはりまずは酸ヶ湯温泉の千人風呂に入りに行く。ここの温泉はあまりに有名なので今さら俺が紹介することもないだろう。このHPの温泉日記にも以前載せたことだしね。
 風呂上りには炭をおこし、久々の焼肉だ。焼肉のたびに書いているのだが、今回も我家の定番、焼肉ひがしやまで購入してきたものだ。ちなみに今回はカミさんが大奮発、なんと4000円分買ってきたのだ。(けどでどこは俺の給料からなのだが・・・・・)
 食事のあとは秋の夜長といえば、やはりファイヤーでしょう。子供達がDVDを見ている間にジャンジャン燃やす・・ファイヤー&ファイヤー!!


10月6日 怖いでぇ鉄梯子
瞰湖台より遊覧船を見る


 朝食を済ませ今日はどこへ行こうかと考える。家族ともども十和田湖には何度も行っているのだが、まだ連れて行っていない所がある。それは十和田湖畔にある十和田神社の裏山一つ越えた所にある占い場なる所だ。俺自身も30年くらい前に一度訪れただけだった。
 途中いつもはあまり停まらない瞰湖台(かんこだい)展望台で、訪れ来る紅葉の雰囲気を感じた後休みやに向かう。
 湖畔を歩き定番の乙女の像で観光客をし、十和田神社に抜けた。ここから急で長い木道の階段をのぼり、荒れた山道をさらにのぼり峠の頂上に着く。ここから湖畔まで一気に降りるのだが、道はなく、2本のなが〜〜い鉄の梯子があるだけだ。
 この梯子、当然ながら急で、鉄骨も細いものが使われ下のほうが透けて見える。はっきり言って「こ・わ・い」。小さな子供を連れて降りるのはかなり神経を使った。また自分自身の高所恐怖症とも戦いながら、途中でへたばりながらも降りる。占い場に着くとそこには、小銭が供えられた小さな小さな祠があるだけだった。
 しばらく休憩を取った後、今度は梯子を登る、ひたすら登る。途中でモモと腕が痙攣してきた。結局子供達はスタスタと登りきり、少しはなされてようやく登りきる。ここでカミさんの「子供達より、あなたの方が心配だった。」と笑いながらの一言。・・・・・・確かにそのとおりだ、認める。
十和田神社 木道の階段
恐怖の鉄梯子 占 い 場

 ちょっとしたアドベンチャ-の後は休みやでアップルソフトをなめながら筋肉の緊張をほぐす。後は紅葉の見ごろはいつごろだろうかと思いながら、青森に帰った。 ちなみに当然ながら次の日から夫婦ともども筋肉痛になっていた。

う〜〜〜ン、今年は後キャンプにいけるかな?? 青森の冬は早い