とうりゃんせ??
9月15日〜17日 宮城県 仙台市

9月15日 行きはよいよい・・・・・

 さてさて、今年も9月の三連休がやってきた。東北キャンピングカーショーが仙台夢メッセで開かれることから、覗き見に行くことにした。ついでに仙台空港の近くに東北最大規模のショッピングモールができたので、そちらも覗きに行くことにしてGO、GO!!
 朝7時に出発予定にしていたのだが、昨日遅くまで遊んでいたので起きれずに9時過ぎの出発となってしまった。最初から東北自動車道をつかわせてもらい、一時過ぎには今夜の宿泊地みちのくエコキャンプ場に到着。ここは2003年にも一度来た所だ。
 7月くらいにHPから予約を入れていたのだが、オートサイトは取れずフリーサイト2泊となってしまった。。ちなみに2泊で6600円と非常に高い。それなのに予約は満員、すでに結構な数のテントが張られていた。今回もくどいようだが3980円で購入したテントに寝ることにしている。最近なんかテントで寝ることが多くなったのはなぜだろう。
 手馴れたもんで、タープ・テント、その他のセッテイングも30分もあれば終わってしまった。そのまま今回最初の目的地、仙台空港近くにできたショピングモール、ダイヤモンドシティーに出かけてみる。感覚的にはそんなに遠くないと思っていたのだが、40Kmくらいはなれていた。あ〜勘違いであった。

ダイヤモンド・シテー到着

 建物はさすがにデカイ。東側に三越、西側にジャスコが入りその間を専門店街が結ぶ3階建ての建造物だ。しかも通路が2本ある構造になっているので、あちらこちら見て回っていても疲れてくる。またデッキを通り、新たにできた仙台空港アクセス線(杜せきのした駅)の駅に直結されていた。
 今日はここで夕食を取って帰ろうという事になり、レストラン街を歩いてみたがチョオト高いなぁ〜という感じ。安い所をさがしてうろうろしていたら、3階(2階だったかなぁ??)に大衆向け屋台コーナーみたいなところがありそこでいただくことにした。
 夜道を一時間かけてキャンプ場に戻り、まずは風呂に入ろうと下入り口まで行ったら、脱ぎ捨てられた履物の数がすごい。キット混んでいるのだろうなと想像し今宵はパス。テントにに戻り、DVD鑑賞をしながら眠りにつく。夜になってムンムンしていたが、明け方は寒くなってきた。
でかい、遠くが霞んでいる(実はピンボケ) 新 し い 駅


 2日目(16日) キャンピングカーショーへ

 今日も快晴、朝から熱い。朝食は、昨日、買出しを忘れていたので、手持ちのカップラーメンをすすりおしまい。昨日は風呂に入れなかったので青根温泉に向かう。着いてみたら新しく「じゃっぽの湯」なる公衆浴場ができていた。早速いそいそと入ってみる。お風呂場は当然新しくお湯も良い。しかし朝から混んでいるのが気に食わない。
 風呂上りに、仙台に住んでいた頃は銭湯がわりに来ていた大湯を訪ねてみた。そしたら改築中となっていて、しかも良く見ると外側に入り口がなくなっていた。もともとここのお風呂は湯元・不忘閣温泉の施設らしく、旅館から直接入れるようになっていたのだ。新たに公衆浴場ができたことにより、外から直接は入れないようにしたのかも知れない。旅館を通じて日帰り入浴料金を払えば入れるのかもしれない。そうなれば、昔のように安くは入れなくなるのだろう。このHPの2005’旅の【番外編・・・・リメンバー仙台】でも紹介しているが掛け流しのちょうどよい温度でマッタリできる昔ながらのお湯なのだ。今後どうなるのか、いずれまた確かめに来よう。
テントサイト 場内の風景
新たなる公衆浴場 改築中の大湯

 風呂上りに仙台夢メッセに、キャンピングカーショーを見に行く。前までは3・4月頃に開催されていたのだが、俺が長期入院してる間に秋にもおこなわれることになったようだ?以前来たときよりも会場のスペースを大きく取り、通路はゆったりとしていた。
 最近の流行で軽キャンパーと、ハイ・エース改のバンコンが多く展示されていた。ただ値段を見て軽キャンパーが意外と高価なのには驚かされた。190万台〜260万位までの価格帯なのだが、個人的には200万前後くらいがちょうど良いと思うのだが・・・・。あと、全体的に価格帯が上がってきたように見受けられる。サプライズな車種が減ってきたような気がする。今回はあまり俺の気に入ったというモデルはなかった。あってもどうせ買えないから良いのだけれど。
入 場 口 会場内 風景
軽 1 軽 その2 軽 その3

 キャンピングカーショーを見た後は、仙台市内に戻りヨドバシカメラ・アップルストアなど青森にはないお店を見学する。久々に人ごみの中を歩いたら、なぜか妙にサッパリと感じた。俺はにぎやかな所が好きなんだろう。
 早めにキャンプ場に戻り夕飯の支度をする。この季節、仙台と言えば、やっぱり芋煮でしょうという事で前回に引き続き白菜鍋に見える芋煮鍋を作る。ちなみに写真に写っているカミさん、マスクをしているけど風邪ではなく、なぜか今の季節に花粉症なのだ。
 夕食の後は、キャンプ場主催のキャンプファイヤーに参加する。キャンプファイヤーの達人なるコテッチャンなる御仁が現れ、大胆軽妙な話術で参加者を踊らせ歌わせてくれる。たまにはこんなのもよしとする。

キャベツ鍋・・・じゃない!! コテッチャンとその仲間達

  3日目(18日) 帰りはこわい・・・ 
 
 今日は朝から小雨まじりのなか、サイトの撤収作業だ。我家の場合は装備がミニマムなので簡単なのだが、他のサイトを見れば大型のドームテントにスクリーンタープ、その上キッチンセットにテーブルにキャプテンチェアーと重装備、さぞかし大変なことだろう!! 
 キャンプ場を後にし仙台在住の頃、良く通っていた大型ペットショップ、ペットエコーに行ってみた。懐かしいなか、こんなお店が青森にも欲しいなと思ってしまう。
 その後は仙台の社宅にいた頃からの知り合い、Y家の皆さんとサイゼリア(ファミリーレストラン?安い)で待ち合わせ一緒に昼食をとった。食後はYさんのマンションにお邪魔し、息子と幼稚園の時一緒だった娘さんたちと遊ばせる。いやぁ〜これがもう、子供達は気分はハイになりにぎやかなこと、にぎやかなこと。さてそろそろ青森に帰るかとY家の皆さんに別れを告げ高速にのる。

 実はここからが今回の旅の最大の醍醐味の始まり、ただし写真は一枚もない。霧雨のなか青森に向かい途中のSAでトイレ休憩、案内板を見ていたら花巻IC〜盛岡南IC、雨のため通行止めとなっていた。ところで通行券で高速に乗った場合は、こんな時はおろされたゲートで乗継証みたいなものを発行してもらえば、再度高速にのり次におりる所では通しでのったのと同じ割引が適用されるのだが、ETC搭載車の場合はどうなるのだろうと疑問がわく。カミさんに運転してもらい、JHの管理事務所に携帯から問い合わせてみたら、全て自動で判断し割引料金で請求されるとの事だった。詳しい仕組みは聞かなかったがまづは一安心。
 さて花巻IC手前で、もしかして通行止めが解除になっていないかと淡い期待でJHのハイウェーサービスにかけてみたら、花巻IC〜盛岡I南IC間だけではなく、滝沢IC〜安代IC間も雨による通行止めとの事だった。ガーン、ショック!!最初はしばらく休憩でもしていたら、通行止解除になるかなと思っていたけれどこの分じゃ無駄なようだ。しょうがなく花巻南ICで降りて国道4号線を走る。確かに強目の雨は降っていたが通行止めにするほどでもないなと、カミさんと話ながらブツクサブツクサ運転をする。
 盛岡南ICからまた高速にのり滝沢ICまで向かう。途中でハイウェー情報にかけてみたら、今度は滝沢IC〜小坂ICまで通行止めと変更になっていた。ありゃまぁ〜〜〜〜、先ほどより通行止め区間が長くなっていた。この時点でもう6時過ぎ、暗い雨のなか下を走るのはうんざりだ。滝沢IC近くで、ラジオのニュースを聞いていたら、滝沢付近で大雨による避難勧告がだされたという話、今まさにそこを走っているのだ。
 このままこのあたりで車中泊でもしようかとカミさんと相談するが、明日は子供達の学校があるし、朝まで通行止め解除がなかったら間に合わないということで、滝沢ICを降り西根・安代・鹿角・経由で小坂ICまで行くことにした。滝沢ICを降り、旧西根町(現在は八幡平市)近くまで来ると大渋滞、最初のうちは対向車が来ていたがそのうち対向車もこなくなりピクリとも動かなくなった。携帯のサイトでこの辺の道路情報案内を調べて電話してみると、西根で3箇所、道路が冠水しているという事だ。これじゃいくら待っても今日のものにはならないかも????
 近くの脇道に停まっている八幡平市の職員を見つけ抜け道を聞いてみたら、脇道沿いに行くと国道4号線まで20分ほどで抜けるとの説明。しからばと良く分らない、地図上でどこの道か知らない道を雨の夜にヒッコラ・ヒッコラ走った。途中の三叉路で迷いながらもどうにか4号線に抜け出た。ここから青森までまたひたすらに走る。結局到着は0時を少し過ぎた頃だった。
 後で知ったことだが、この時の大雨は北東北では最大級のものだったらしい。高速道路の通行止めも、18日の昼頃になりようやく解除されたようだった。
 次の日の朝子供達は睡眠不足で不機嫌になりながらも学校に出かけ、俺は休み。

行きはよい良い、帰りはこわい。
こわいながらも、旅の空!!