藤里町・滝物語
6月27日 〜 28日 秋田県藤里町

6月27日 さぁ釣りだぁ・・・・

 今回は川釣りに徹した週末にしようと場所を探し、キャンプをしながら釣りができそうな秋田県上小阿仁にある萩形ダム上流を目指した。
 この日は朝寝坊をしてしまい出発は昼近くになっていた。時間を稼ぐために碇ヶ関まで高速道路を使った。高速を降りてからは、大館・上小阿仁を通り県道129号に入った。ここで道路脇の看板に通り抜け不可の文字が見えた。一度通り過ぎたが改めて引き返し看板を確認してみると、昨年の大雨の影響で萩形ダム上流・五城目方面は通行不可だそうだ。キャンプ場に確認の電話を入れてみたが、やはり昨年からやっていないそうだ。
 時間は3時過ぎ、さてこれからどうしようか。いっそのこと青森まで帰ってしまおうかとも考えたのだが、せっかく高速料金まで払って来たのだからこのまま帰るのももったいない、と思いキャンプ場ガイドで他のキャンプ場を探した。その結果、大館方面に戻ったところに
田代スポ−ツ公園があり、そこの無料のキャンプ場に行ってみることにした。
 無料という事で全然期待をしないで行ったのだが、着いてみてこれで無料とビックリ!!サイトはちょっと狭いものの植え込みでサイト一つ一つが区分けされ、綺麗な芝が植え込まれている。すぐ近くには大きなロ−ラ滑り台もあり子供たちも適当に遊ばせる事ができる。すでに十ファミリ−以上がキャンプに来ていた。
 すぐそばには
たしろ温泉ユップラもあり大人300円、子供150円という値段で入浴ができる。さっそく晩飯前にひと風呂浴びる。今回は釣りに徹するつもりだったので、テントも持ってきていないし、夕食もパックのおでんだけという簡単さだ。9時には寝てしまった。


6月28日 滝めぐりです

 簡単に朝飯を済ませさて今日は何をしようか、釣りのできそうなところに行こうかと地図を眺める。帰りのル−トも考慮し、二ツ井から藤里町、釣瓶落峠を越えて青森県の西目屋へ向かうことにした。途中藤里町から釣瓶落峠の間には幾つかの滝と景勝地がありちんたらちんたら観光をして行く。
 藤里町について 川を渡る橋を越えているときに、いつかどこで見た風景とカミさんが、2年くらい前におきた連続児童殺傷事件を思い出した。言われてみればなるほど、TVで良く見た風景に似ている。    
天使たちにご冥福を申し上げます・・・・・・
 この先からは藤里町の滝を紹介しながら進んでいこう。
銚子の滝

湯ノ沢温泉の脇を通り抜けて行くとあり。

上の細くなったところからお酒を注ぐがごとく水が滴り落ちている。

回りも浸食された岩に囲まれなかなか神々しいです。




峨ろうの滝
本来は「ろう」の字は王へんに龍と書くのだが
PCの漢字変換では出せなかったゴメン


白糸二段滝
水が枯れてきたのか一段しか見えなかった。


藤里町からさらに県境に進むと太良峡なる景勝地の看板が現れる。天然杉に囲まれた遊歩道が谷底へ続いている。途中はかなり荒れた道で、小さな子供では恐いくらいだ。
シンボル的な赤い橋 きわどい遊歩道を降りていくとこんな感じ
 太良峡を過ぎてしばらく行くと「くるみ台野営場」の看板があり後学のために見学をし、ついでに昼食をとってて行くことにした。昼食は子供たちのリクエストで、パックの鳥釜ご飯に、辛口のカレーライスをかけたものだった。美味しいとはいいがたいが結構食べられるものだった。

 そこから先は峠を越え西目屋、弘前を通り青森に帰ってきた。峠は秋田県側は舗装され整備が進んでいたが、青森側は全て無舗装、財政の問題化な。本当は釣りに没頭するはずだったけど予定とは大違いだった。が、予定外の藤里町の滝は見ごたえがあった。ひらり・ふらり・我が人生のごとく予定はなし。