2010・ゴ−ルデンウィ−ク
2010’5月1日 〜 5日 奥鬼怒温泉・草津・万座・軽井沢・小諸
5月1日 八丁の湯を目指し

 やってきました2010年ゴ−ルデンウィ−ク。栃木県、奥鬼怒温泉・八丁の湯を目指し5:50AMに自宅青森を出発。東北自動車道は盛岡をすぎたあたりから、下り車線はところどころ渋滞が始まっていた。GW初日、皆さんやる気満々のようだ。こちらもいやがうえにも、行楽の気分は高まってくる。
 途中で、今年3月に仙台北部道路と東北自動車道が宮城県・富谷町で接続になり、これに伴い新たにできた富谷JCTの四重構造の高架を写真で撮ることができた。右の写真だ、田舎では珍しい風景だ。
 昼ちかくになり那須塩原ICで高速に別れを告げ、塩原温泉を抜け会津西街道を通る。このあたりも蕎麦の名所なのか、蕎麦屋の看板が目に付く。それでは昼食は蕎麦にしましょうということで、「まるみの湯」という温泉施設と併設されている蕎麦屋に入る。ちょっと奮発して、てんぷらも追加して豪勢にもりそばを平らげる。
 ふと思い出したのだが、2008年に湯西川の道の駅を目指してこの辺りを夕刻に走ったときに、地図で見つけたこの「まるみの湯」に入ろうと探したのだが、見落として通りすぎってしまったのだ。たまたま寄った蕎麦屋で見つけるとは、これも何かの縁だねぇ〜。ひとっ風呂浴びていこうかと思ったが、まだまだ先は長いと出発する。


メガネがずり落ちている
箸の持ち方が違う
蕎麦喰う俺だ!!もんくあっか!!


 川治温泉から、県道23号線を通り川俣湖を眺め14:30ようやく夫婦淵(めおとぶち)温泉にある駐車場に到着。途中の空き地で野生のサルを発見。日光サル軍団ってこの辺からつかまえてきたのかな?と思ってしまった。これから目指す八丁の湯はこの先にあるのだが、ここからはマイカ−規制になっていて、歩くか宿の送迎バスを使うしかない。歩くと1時間半くらいかかるそうだが時間があるなら歩いた方が良いだろう。駐車場は綺麗なトイレが2箇所にあり、込んでいない時なら・迷惑にならないなら車中泊も可能かな。
 我が家は早く風呂に入りたいので送迎バスを使うことにした。宿までは無舗装、まだところどこ残雪が残る中をゆられ20分ほどで到着。古めかしい帳場で受付をすまして通された部屋は、電気のランプがともるTVもある部屋だった。増設した棟はログハウスになっている。きっと息子の代目が頑張っているのだろうと推測される。夕食には特別料理で鹿の刺身を追加注文し、露天風呂にGO!!
 滝の見える露天風呂が男性用・混浴と三つ、と女性専用が一つがある。男性用には滝の上部ちかくにもありなかなかワイルド。滝の名前は調べるのを忘れたが夜になるとライトアップされていて豪華な気分になれる。
 風呂上りにはお食事タイム。鹿のお刺身は冷凍もので残念・・・と思ったけど生なんて毎日鹿さんを殺してないと食べれないもんね。またメインのおなべは鹿なべ。廊下には子鹿の剥製が飾ってあったが、あれを食べてるようなものなのだろう。それでも食べる自分がちょっとだけ恨めしい。ちなみにうちのカミサンの旧姓は「○鹿」という。それでも気にせずバクバク食べている。夕食後はチョットTVを見た後に再度風呂に入り心安らかに眠りについた。


八丁の湯

露天風呂への渡り廊下

ライトアップ? 渡り廊下

手前左が鹿刺・奥は鹿なべ




ライトアップされた滝。

手前は露天風呂に給湯している樋。

三脚を使えなかったので手ぶれしているかな。

滝の左、画面中央の手すりの上に
男性専用の露天風呂あり

男性専用露天風呂から
混浴露天風呂を写す

女風呂・内湯

男風呂・内湯



5月2日 奥鬼怒から草津へ

 今日も朝日が眩しい。朝風呂を浴びて、朝から腹いっぱいの朝食を食べる。宿の周辺の観光ガイドを見ていたら、オロ・オソロシノタキ日向(ヒナタ)・オソロシノタキという滝が奥の方にあるらしい。宿のおじさんに聞いたらどちらかといえば日向の方が見栄えが良いだろうと言われ、まずは日向を見に行こうと出発。
 しばらく歩くと、こんなところにずいぶん立派な建物、加仁湯温泉が現れた。ここの温泉にも入りたいが先を急ぐ。もうしばらく行くと、この山奥には似つかわしい日光沢温泉が現れた。滝へはこの温泉の建物の脇を通り抜けて行く。


加仁湯温泉 日光沢温泉
雪が残り、マキが積み上げられ、周りの雰囲気にマッチング!! GOOD

 温泉の建物を過ぎると、道はとたんに険しくなっていく。歩くのにもけっこう苦労するくらいだ。しかも上りで足元がすべる。途中のつり橋まで来ると、袂にはテントが二つ張られていた。こんなところで野宿をしているらしい。釣りのためか、なんのためかは分からないが立派、偉い・・・・・・けどコッヘルとかがテント脇に散乱?本人はそろえているつもりなのかな・・・・・・とにかく感動はした。
 さらに上っていくと段々に残雪が多くなり、雪に残る前任者の足跡を頼りに歩く。しばらく行くと殆ど雪渓状態になり、足跡も残っておらず、前人未踏状態になってきた。どこかで道を間違えたのかなと思い、少し戻ってみたのだが他にル−トが見つからない。つっきってしまえ、と前に進んでみたがスニ−カでは滑って上れなくなってしまった。どっかで何かを間違えてしまったと思うのだが、再トライする元気が残っていなかった。あえなく断念、日光沢温泉に引き返す。子供達には父が見れなかった滝をいつか君たちで見て欲しいと涙ながらに手を握る。しかし「自分でみれば」とクレヨンしんちゃんみたいな言い方で突き放された。さらに涙!!
 疲れた心と体を癒そうと露天に入ることにしたのだが、混浴ということだった。今の時間は他にお客さんはいないだろうと聞いてみたら、すでに2人はいっているということなのでカミさんは入浴をあきらめた。小学校4年の娘はためらいもなく入るという。
 太陽の光を浴びながらキラキラひかるお湯に入る。ぷっはぁ〜〜〜〜です。風呂は上下に別れて二つある。下の方に行ってみると、確かに二人はいっているのだが、若いカップだった。なんだ入っているのがカップルなら、カミさんもはいればよかったのにと、宿の人も教えてくれればもう少し儲かったのにね。

これはまだ良い方です。
もっともっと荒れた場所を通ります。
見よテントが2つ。
しかも崖っぷちだ。
最後はこの残雪にはばまれ引き返す。 日光沢露天風呂

 日光沢から元来た道を引き返し八丁の湯に戻る。ここからはまた送迎バスにのり夫婦淵の駐車場に戻る。さらば奥鬼怒温泉!!またいつか滝を見にこよう。
 川俣まで戻りそこからは、中禅寺湖の西側の光徳牧場に抜ける林道を通る。林道とは言っても全線舗装され、九十九折れの道だが男体山が綺麗に見える。二日くらい前は雪が降り通行止めだったそうだ。
 日本ロマンチック街道に抜け、今度は草津温泉を目指す。途中吹き割りの滝で寄り道をしていく。ここは2002年にも寄ったのだが、ピンボケの写真しか撮れなかったところだ。(このHP、2002年旅 メジャ−観光地へGO参照)滝の側には白線が引かれ、警備員のかたがそれを超えるとけたたましく笛を鳴らし、ハンドスピ−カで注意を促すので、昔みたいに近くに寄れず写真を撮るには良いアングルが取れない。わざわざ有料駐車場に停めてまで見に来たのになんか損をした感じだ。きっと滝に落ちた人が増えたのだろう。その後は草津温泉に向けセッセと走る。


吹き割の滝

ロマンチック街道

 道の駅「草津運動茶屋公園」に夕方に到着。今晩はここにビバ−クすることにして、徒歩で湯畑まで行く。湯畑の周りはそれなりの人出だ。我が家で期待しているのは、お土産屋が並ぶ中にある温泉饅頭屋さんが、まだ無料で饅頭をくばっている事だった。最初に来た時は一人、二個、二回目に来た時は一個もらえたのだが、今回はどうなっているのだろうと思っていたら一個づつもらえてラッキ−!! 店の中でお茶を飲みながらほうばり、前回いただいたのもこの店だよなと今までのお礼に小さな包みを購入した。前回までならかなりの込みようだった人出も、今年は少なく感じた。不況の影響だろうか。この後も温泉卵、濡れおかきを買い、食べ歩きをしながら夜の草津をそぞろ歩く。
 さて湯畑に一番近い公衆浴場として「白旗の湯」がある。ここは過去なんどか入ろうとしたのだが、つねに込んでいて入る気がなくなってしまったのだ。覗いてみたらお客はまだ少なく今が入り時だろうと入ることにした。が脱衣所で服を脱いでいる間にドヤドヤと若人が6・7人はいって来た。しょうがなく芋荒い状態で入ったのだが、長年の希望はかなえられた。しかしお湯は熱かった。体感的には44度くらいかな。というわけで全然ゆっくりとはできなかった。
 風呂上りに、車に帰ってからちょっとつまもうかとヤキトリを屋台の店で買って帰った。道の駅に戻ると駐車場はほぼ満杯の状態だが、エンジンかっけぱなしとかマナ−の悪い方はいなかったようだ。ちなみに買ってきたヤキトリは少しだけレア−状態であまり美味しくなかった。屋台で移動している商売とはいえもう少し美味しくしてよ。と言いながら眠りについた。



湯 畑 付 近

湯  畑


5月3日 草津から軽井沢へ

(今回はたまたまポップアップル−フの本家T4のとなりに駐車となった。サイドミラ−が大きく上に付いていたのでので体が当たってしまった。ゴメンナサイ!!)

 目覚め快調、まずは朝風呂に入ろうと以前も早朝にお世話になった瑠璃の湯へ行く。すでに自転車野郎たちが入っていたのだけど雰囲気的にここに泊まっていたのではという感じだ。そんなことはないだろうな?? あいかわらずの綺麗な熱気味お湯で目が覚める。
 ここからは、前回来た時にお金がなく入浴をあきらめた万座温泉・湯の花旅館を目指す。白根山を眺めながら山岳道路を上り、途中の駐車場でパンを朝食に食べる。
 湯の花旅館には八時半到着。日帰りではいるには時間が早いだろうなと思いながらも、入浴料金の確認もかねて宿の人に確認してみた。そうしたら今の時間は宿泊客のかたは朝食を取っているので、すいているから入ってもいいよと言うこ
とだ。待ち時間がなくなりラッキ−なことだ。
 玄関を入り正面には囲炉裏が切ってあり、熊の毛皮のタペストリがお迎えしてくれる。まずはこの宿のうりもの?サルノコシカケに源泉を流し込んだ内湯に向かう。風呂も帳場も鄙びた風情が残っており、俺としては好きな宿だ。サルのコシカケを流し込んだお湯は飲めるようにコップが一個置いてあったのだが、先に入っていた方が何倍も飲んでいるのを見ていたら自分で飲むのを忘れてしまった。カミサンは飲んだというので、後で感想を聞いたら酸味が強く、すっぱかったと申していました。
 内湯の次は少し離れた露天風呂に行ってみる。露天はやはり今の季節は少しぬるく白濁している。、周りの残雪を眺めながらゆっくりと息子と入った。
 風呂上りのんびりと囲炉裏端で休んでいたら、帳場で温泉卵が売っていたので昨夜に続き食べてみる。ここで急に温泉卵好きになった娘はさらに一個追加した。余談ですがこの後昼飯におでんを作って食べたのだが、娘はゆで卵を二個食べました。昨夜からで合計五個、卵を食べている。この夜、なぜか両手だけにジンマシンみたいなのが出たのだが卵の食べすぎではないかと家族は疑っている。この後、娘のゆで卵好きは普通になりましたとさ。帰りがけに宿のかたから、今度は泊まりに来てくださいと声をかけられたが、こんな素朴な鄙びた旅館は泊まりでじっくり味わいたいものだと思う。
 

湯の花温泉 熊のタペストリ
露 天 風 呂 左側窓の前にあるのがサルノコシカケです


 万座温泉から、万座ハイウェイ(有料道路)を降りていくと嬬恋牧場がある。ここは最近ニュースにはいっていた、日本の中心で妻に愛を叫ぶという所だろう。質問の書かれた五つの門をくぐり、愛妻家でないとなった場合はおしおきの門をくぐらされる。
 俺の場合は側にボランンティアのおじさんが二人いて、おしおきの門を通らされた。しかも首をうなだれ申し訳なさそうに通れという指示もつけられた。その姿はカミさんにビデオにしっかりと撮られていたのだった。最後にたどり着くのは愛の鐘だ。ここで鐘をつく家族写真をおじさんに撮ってもらったのだが、ハグ(抱きあう)してくださいと言われカミさんに抱きつかれて撮った。さすがに公共のHPにはアップできねぇぜ!!代わりにおじさんから進められた鐘の裏側から遠く浅間山(だったっけ)をバックに撮った写真を載せておこう。
 ちなみにここに着くちょっと前に夫婦ゲンカをしていたので、愛妻家テミル原則が書かれた手ぬぐいを買い機嫌をとっテミル。ついでにソフトクリームを食べ次へ出発。



みなさんも順番に通ってみましょう

 万座ハイウェイを抜け、軽井沢に抜ける途中、浅間山の噴火で流れ出た溶岩流の中を歩く鬼押出に寄って行く。ここも最初に来た時は、娘をおんぶしながら歩いたものだったっけと懐かしみながら歩く。当然子供たちに記憶はなく新鮮な感じだったろう。ここで娘が幸せを呼ぶ健康・ぶどうの鈴を俺に買ってくれた。感激!!
 ごつごつとでかい溶岩の塊の中、残雪で化粧をした浅間山を臨み遊歩道を歩く。所々には、突然の噴火に備えたのかトーチカのようなものがある。周りの岩から比べるとちょっと頼りなさそうに見えるのだが・・・・・

溶岩の中から浅間山を臨む もしものためにか?
突然の噴火に備えたト−チカか??
こんなところを歩きます はずれの方です


 軽井沢に着く前に定番となっている観光地、白糸の滝に寄って行く。夕方が近いせいか、込んでいるものの駐車枠はすぐに見つけられた。
 滝は以前来たときと変わらない姿。それよりも滝の側の出店での買い食いが目的だ。以前来た時は焼きキミ(トウキビ)を立ち食いした記憶があるので俺は迷わずそれを買った。焼きキミを食べるなんて以前来たとき以来だろう。今後は、焼きキミを食べるのは白糸の滝だけにしようというこだわりを持つことに決めた??
 娘は豚の顔をしたピザマンを買った。感情的に食べずらいのでは?、と思っていたら、情け容赦もなく即座に食らい付いていた。息子はシカマンを買ったのだが、こちらは鹿の顔は付いていなかった。


白糸の滝へ向かう いつも同じアングルで撮ってしまう


 夕方になり、軽井沢もすいているだろうと思い着いてみると、まだまだ渋滞は続いていた。旧軽銀座からプリンス・アウトレットモ−ルまでは一時間はかかり到着したのは六時半になっていた。
 以前来た時から増築したらしく、売り場面積は倍くらいらい大きくなったようだ。増築部分は池と芝生の庭を取り囲むように造られていた。女性向けブランドが多いので、散策してみたのだが子供たちはつまらないと言い出してきた。また、お値段が我が家向けではないようなので一時間くらいで切り上げ夕飯をここで取っていくことにした。
 いろいろ迷った末、旅に出てからラ−メンを食べていないのを思い出しラ−メンを食べていくことにした。食堂が並ぶ中の一件で食べたのだが味はちょっとウム-と言う感じだった。まあこんなもんだろう。
 とっぷり日がくれ今夜のビバ−ク地はどこにしようかとオ−トキャンパ−付録の「全国道の駅」で探してみる。近いのは妙義山か小諸市の道の駅だが、そこは2002年にビバ−クしているので今回は小諸市にある道の駅「雷電くるみの里」に向かった。【注:あとで地図でで確認したらしなの鉄道をはさんだ向かい側の山にに「みまき」いう温泉付き道の駅もあった.】ナビに道案内をしてもらい九時ころ到着。
 雷電とは史上最強の力士・雷電にちなんだものだそうだが、相撲があまり好きでない俺にはわかんねぇ〜〜。場内には雷電の像が建っていたので、ストロボ撮影で撮ってみたのだがオドロシイ妖怪のように写ってしまった。なので明朝撮り直すことにした。ここの位置関係は上信越自動車道のすぐ側に位置しているのでロ−ドノイズがうるさいのではと考え、離れた所に車を停め今日も疲れたなとさっさと寝てしまった。



5月3日 小諸から軽井沢へ

 今日もまたまた快晴の朝を迎えた。まずは雷電像の取り直しをしながら改めてじっくりと見てみた。本人とどれだけ似ているのかは判らないが、像を見る限りでは、柔和な心優しき大男というイメ−ジだ。見ていると心が和んでくるようだ。
 さてと小諸まで着たらやはり子供たちの教育上、懐古園を見せておかないとと思い立ち寄って行くことにした。途中で朝食をスキ屋でとり、八時五十分頃到着。入園受付に行ってみると人が誰もいない。どうしようかとウロウロしていたら、掃除をしているオジサンに九時から受けつけだからそのままはいっていいよと言われた。「えぇ〜〜良いのですか?」と内心ラッキ−と思いながらも聞き返してみると、九時より前は金はとらねぇんだというお言葉。ありがとうございますと頭をたれていそいそと入園した。早起きは三文の得そのままでした。
 ここへは二十年ほど前に一度バイクで一人で来たことがある。その頃の記憶が定かでないが、無料で中はかなり荒れており、いかにも古城という雰囲気だった。日中だと言うのに観光客は俺と若いおねぇちゃんの二人連れだけで怪しく寂しい限りだった。
 しかし今では綺麗に整備されており九時過ぎにはちらほら観光客の皆さんも見え始めてきた。ここ懐古園といえばやはり島崎藤村「千曲川旅情の歌」だろう。「「千曲川旅情の歌」といえば【小諸なる古城のほとり  雲白く遊子悲しむ】で始まるあの有名な詩だ。園内を歩いているとこの詩を草笛で吹いた草笛老子・横山祖道の音の出る装置がある。曲が付いていたのも知らなかったが、草笛の調べを聞いてみてもやはり初耳だった。ちなみに小諸城は、看板によればあの山本勘助が築城した穴城ということだ。

草笛老子・横山 祖道
草笛の調べが聴けます
小諸八重紅枝垂
島崎 藤村 像 高台より 千曲川を望む
以前はこちらの道だったかな?? 勘助が顔を写していたという鏡石
懐古神社 正門前にて


 懐古園を見た後は、昨日に引き続き軽井沢へ向かう。今日は旧軽井沢・銀座を久々にぶらついてみようと思うのだ。時間はまだ十時を過ぎたばかりなのにすでに渋滞が始まっていた。ストップ&ゴ−を繰り返す。このままでは旧軽に着いて駐車場に停めるまでにはかなり時間がかかるだろうと推測された。ナビとにらめっこし、別荘地の中を通る細道を抜けてみることにした。ここは勝負だ!! そして・・・・、見事に勝ったぞ。十五分くらいで駐車場まで着いてしまった。
 銀座通りは、以前来た時よりも道路が広くなり(と思うのだが)綺麗なレンガで敷き詰められショピングモ−ルができていた。漬物屋、御土産屋、小物細工の店を覗いてそぞろ歩きをする。昨日のアウトレットモ−ルよりこちらの方が子供たちにも楽しいようだ。物欲しそうにしている息子には記念に黒革のベルトにぶらさげる小物入れを買ってやった。ここで早のめの昼食を蕎麦屋でとる。


聖パウロ・カトリック教会 旧軽・銀座


オレンジライト ホワイトライト
 午後一時、そろそろ帰路につくことにし、軽井沢から高速にのらず、碓井バイパスを走り松井田・妙義ICから上信越自動車道にのる。以前は碓氷峠を抜けたので今度はバイパスを走ってみたかったのだ。高速は昼からすでに渋滞していた。関越自動車道・北陸自動車道・磐越自動車道・東北自動車道を通り帰ることにした。後で地図を見たらこのル−トは遠回り、栃木県・佐野市に向かいいったん高速を降りてから再度、東北自動車道にのった方が短い距離になる。
 なが〜い関越トンネルの中、途中から照明灯の色がオレンジから白色に変わるのを確認しながら走る。磐越道でのSAで晩御飯をとりひたすら走るが、東北道の安達太良SAで疲れた、ビバ−クすることにした。

5月4日 無事帰着

 今日は少し曇り空、無事故で帰り着くようゆっくりと走る。途中下り車線は渋滞もまったくなく、午後二時には無事到着。今回の旅は、奥鬼怒温泉を以外は、以前行ったことのあるところばかり。とくに子供たちが小さかった時にいったところが多く思い出に浸る旅だったかも知れない。
 
全走行距離: 約1800Km 
旅館代: 約四万円
全経費: 約十万円

ちょっとリッチな旅だった。


余談:
この後六月に入り、カミさんが運転中に対抗の右折車に突っ込まれ修理代125万の事故にあってしまった。
俺としてはここで手放すのは忍びない。
復活させようと考えている!!