東北キャンピングカ−・ショ−
2010’3月20日 〜 21日 宮城県・仙台市
3月20日 牛タンだぁ

 今年初のくるま旅は仙台市・夢メッセ宮城で行なわれている【東北キャンピングカ−ショ−】に出かけることにした。子供たちの学校行事とかさなり、正午過ぎに青森を出発。青森はどんよりと低い雨雲が立ち込め、旅立のワクワク感は微塵もおきてこない。カミさんと交代交代でひたすら走り、4:30pm仙台市、長町到着。仙台は晴れていて小春日和の温かさだ。青森とは大違い。
 息子の要望により、TheMALL長町店というショッピングモ−ルに寄ってみる。以前仙台から転勤になって以来の来店だ。息子になんで来たかったのか聞いてみたら、「しばらくぶりだから」というあまり強い根拠はないらしい。
 ウインドショッピングをしていたら、こちらはすでに春。カミさんの目には春服がとても魅力的にひきつけるらしい。カミさんと娘で14000円ほど春服を買い込んでいた。なにぃ〜〜〜という感じだ。夜になりついでにここで夕食を食べて行こうということになり、またまた息子の要望で牛タンを食べていくことにした。店の名は、「嘉もつ軒」(カモツ)、牛タン定食と牛タン重があるのだが、息子は俺のサイフに気を使ったらしく値段の安い牛タン重(980円)の方を頼んでいた。できた息子になったもんだ。ちなみにこの時、娘とカミさんは俺たちよりはるかに高い「ハラミ定食」を頼んでいた。
 ショッピングモ−ルを出るとすでに暗く、晴れた夜空に上弦の月がくっきりと浮かんでいた。満腹になったせいかあとは何もする気にもなれん。風呂も明日入ろうと、今夜のビバ−ク地仙台港中央公園・駐車場に向かった。途中左手には、三井アウトレットモ−ルのライトアップされた観覧車が見えるのだが写真を撮る気にもなれなかった。駐車場は、夢メッセの向かい側にあり、すでに2/3ほど埋まりトレラ−&キャンピングカ−が多数停まっていた。DVDを見ながら、とっとと眠りについた。
 寒さ対策で銀マットを敷き、その上に布団を敷き、ダウンの寝袋に入って寝たら、軽く汗をかいた。それが明け方の寒さで冷えて部分的に冷たくなり目が覚めた。チョットやり過ぎたかも。下の娘は夜中に暑いらしく寝袋から出て眠っていた。3月の仙台ってこんなものなのか?



3月20日
 久々のショ-

 明け方からは風が強くなり、ポップアップル−フがあおられて車が横揺れを起こすようになってきた。早めにル−フを閉め買い込んでいたパンで朝食をとった。
 ショ−は10時からなのでまだ時間がある。3・4キロ離れた場所にコロナワ−ルドという総合レジャ−施設があり、そこの温泉が8時に開くので暇つぶしに朝風呂を浴びることにした。コロナワ−ルドはカラオケBOX、まんが喫茶など24時間開いていて、入り口をはいってすぐのホ−ルにトイレがついている。緊急時の車中泊に使えるかも。事実、何台かのキャンピングカ−も車中泊をしていたようだった。
 温泉は大人700円・子供300円と少々お高いが、一度入ると次回からの割引券がもらえる。最初に欲しいのだが・・・・ 風呂はつぼ湯などを含め4種類の露天風呂、スチ−ムサウナなどもありけっこう楽しめる。季節がら桃の節句にちなみ露天風呂のお湯は桃色に染められていた。久々に息子とゆっくり話しをしながらあったまる。
 風呂あがりにお座敷で休み、10分前に夢メッセに戻る。風が強くメッセをバックに記念撮影を撮るというのも断念した。中に入ってみるとすでに入場待のための長蛇行列ができていた。先着100名さまには何か記念品が貰えるらしい。インタ−ネットのHPで一人100円安くなる割引券をゲットしていたので大人600円・子供200円で入場できた。

 会場に入ってみるととにかく人でいっぱい。HPに載せる写真を撮ろうと思うのだが、なかなか人が切れず写真が撮れない。全体の雰囲気を伝えるには今回は無理だった。
 その中での俺的な感想だが、キャブコンに関してはいままで通りの正常な進化。カムロ−ドベ−スの車種は、値段が高い方へシフトしているように思われる。その下の価格帯をライトキャブコンが埋めている。またバスコンなどのの上級グレ−ドも価格帯は上に上がっているようだ。相変わらずバンコンではハイエ−スが多いのだが、ポップアップル−フを持つものが増えてきたように思われる。軽キャンパ−は3年ほど前に出てきたときより質感が増し、しっかりとしてきたような感じだ。雰囲気的にも売れてるなという感じだ。
 今回、現物を見てみたかったのが、ホワイトハウスで出してきた、ライトキャブコンとステップワゴンの新型にポップアップル−フを架装したものだ。我家の駐車事情は、玄関前にキャブコンクラスなら何とか駐車できるのだが、豪雪の青森市、冬になると雪かたづけの関係上青空駐車だと辛いのだ。それで普通車枠ならすみによせることで、どうにかなるのだ。
 ホワイトハウスのステップワゴンベ−スのキャンパ−は、FREE・DECKと命名されていた。プライスリストを見るとポップアップル−フをつけたモデル、FFヒ−タ・サブバッテリ−などを追加したモデルなど、雑誌広告で載っているシンクや対座シ−トを持つものより簡易になった車種もあるようだ。手ごろと言えば手ごろなのだが、これから子供達が大きくなることを考えると小さいかなと思われるし・・・・・・ またしばらく考えよう。


会場入り口

娘もカメラマン?気取り

メッセ・ホ−ル

軽キャンパ− 
スライドアウトを閉めていた

スライドアウトトを広げた状態


ホワイトハウス・TOURER480
オレンジの室内にラダ−が新鮮
造りはよさそうだがその分高めかな

 今回見てみたかった一つがこのFREE・DECK、今現在フィ−ルドデッキにのり10年も経っているので実用時の見方になる。その場合、乗り降りのしやすさから立ち上がり部分が前後逆で、2箇所の乗降口があればなどと思う。またシンク類はいらないが、純正シ−トではできないセカンド・リヤシ−トでの対座ができなをかつ、セカンドシ−トのギミックでウォ−クスル−もできるようにして欲しいなどと要望はつのる。
 この車の中には入れなかったが、見ることはできた。ホップアップルーフがありとても気持ちよさそうだった。スタイルは黒と白でカッコ良かった。中にはイスやテーブルなどあり、棚や入れるものがあった。キャンピングカ−にしては少し小さすぎた。
 一度、乗ってみたい。

(娘談:小3)


 カメラを構えていると突然、名前を呼ばれた。振り返ってみると同じ職場のK.Kさん御夫婦に声をかけられたのだった。Kさんはバスコンに乗られている。早めに並び先着100名様のプレゼントをいただいたそうだ。中身はラムネ・うまい棒などの駄菓子だったので、子供達にと頂きました。ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。Kさんもショ−には行くと聞いていたが、実際、仙台にいて同じ青森の職場の人と会うというのはなかなビックリしたもんだ。

 昼過ぎに会場を後にして、仙台市内に昼御飯を食べに行く。途中、息子が通っていた幼稚園が来年は無くなるという話を聞いていたので記念撮影に寄る。その後は息子の要望により、北環状線にあり青森にはないサイゼリアで昼食をとった。
 今回は、低気圧がきていてこの後は荒れ模様になるようなので早めに帰ることにした。途中で息子から「野外生活本舗・WILD1」アウトドアショップに寄りたいという希望がでたのでかなえてやることにした。ここでは輸入のおもちゃZARTZという吸盤つきダ−ツを買い込んでいた(2100円也)アウトドアには全然関係ないが、なぜかこの手のものを前々から置いてあるのだ。
 泉ICから北上したのだが、一関を過ぎたあたりから横風が強くなり時速70キロまで落としゆっくりと走る。盛岡を過ぎたあたりからは雪も強く降り出した。さらに安代JCTをすぎたあたりからは道路は雪でシャ−ベット状態、吹雪となってきた。仙台とはえらい違いだ。青森はやはり厳しいのう。

 今回はキャンピングカ−ショ−以外は息子の行きたいところに寄ってきたという感じだ。これからは、ちゃんと父ちゃんの言うことをきけよというのだが・・・・・なかなか生意気ざかりになってきた。

さて次回はどうしようかなぁ。