12月定例議会が12月3日から17日まで開催されました。本定例議会に提出された議案は、一般会計、特別会計の補正予算、
健康保険税の値上げに関する条例の改正、健康保険出産費資金の貸し付け基金条例、廃棄物の処理費用の値上げに関する
条例改正、それに放置自転車の防止に関する条例の改正等々提案されました。
中でも、健康保険税条例の改正が最大の議案でした。最高税額が52万円から53万円へ1.9%値上げされた事です。 
三郷市は、健康保険税はこの5年間値上げをせず、不足分については、一般会計より毎年数億円もの資金を繰り入れ運営をして
来たと言う事です。そこで、健康保険の健全化を保つ事からも最高限度を1万円値上げする事にしたと言う事です。
健康保険税を語るとき何よりも重要な事は、一方では、過剰診療とも言われるような医療現場の問題もあると思います。それと同時に
保険税の滞納者の多さです。収税率89.74%と言う結果です。
平成14年度につきましとも値上げしても不足額の予測かあります。このままの赤字を限りなく一般会計で補填続ける事は
出来ないと思いますので、一般会計からの限度額を決めそれ以上の不足は、受益者負担を考える事が必要と思います。
 

                                  

一般質問は、12月13日に行いました。(答弁要旨)
1.用水路改修、その他公共事業について
安全のためにネットフェンスをつけるが今後は景観を考慮した施工を考えて行きたい。又、改修と親水性については安全性を確保し研究して行きたい。
臭い物に蓋をする街作りから、行政が街作りについて提案をすべしと言うご意見には全く同感で誇れる街作りを研究して行きたい。コンペ方式による
公共事業は研究して行きたい。電子入札について長所短所を研究して行きたい。(市長・助役答弁)
2.街路樹、公園樹管理について
市内をいくつかにゾーニングし業者に競わせる管理の提案は、大変示唆に富んだ提案で今後検討して行きたい。この事は業者にとっても技術研鑽に
成ると思う。枝葉をチップにしグランドカバーとしての使用については、資源の有効利用と言うメリットもあるので検討して行きたい。(市長・建設部長答弁) 
3.町会長連合会を組織することについて
町会自治会組織は122あるが、現在は刊行物の配布をお願いしている。行政と町会組織の関係を近づける事は必要な事、住民参加型の市政を進め
る上では必要な事と考えている。自発的機運が高まったら協力して行きたい。(市長答弁)
4.市庁舎、市内各施設の維持管理費用の削減について
競争原理をいれ維持管理費用の見直しをと言う事だが、管理内容が様々でよく調べて対応したい。市全体のお金の流れについて誰も知りうる者がい
ない。又そのシステムがないと言う事だが、決算書で把握出来る。(市長答弁)
5.文化会館喫茶ルームの再開について
完成後17年経過し再開するには厨房設備の改修等が必要で、財政的には困難である。イベント時の利用が主でありお店としては困難と思われる。事
前の策として食べ物を含めた自販機の設置を考えた、引き続き運営方法を考えたい。(市長答弁)