1月13日、臨時議会が招集されました。本義会は、行政組織の改正条例と国民健康保険の補正予算が審議議案でした。組織の改正については、13部57課を1部減、2課減とし12部55課とすると言う事です。改正の目的は、「より効率的な運営を進め市民満足を高め、政策中心の組織にし迅速な意志決定をしブロードバンド化を図る」と言う事です。具体的には、従来の企画財政部を廃止し市長公室と総務部に分けた事、新たにIT担当を置いたこと、又、商工課、農政課を廃止し、両課を統合した商工農政課を設けその下に商工振興係、農政係とした事、又従来は、健康福祉部の下にあった児童クラブを現場に近い組織とする事から学校教育部の下に置いた事が主だった改正でした。


国保の補正予算については、基金から2億円取り崩し2月から3月にかけての健康保険料支払いに不足が生ずる心配がありそれに当てるためと言う事でした。しかし、過去5年間の滞納金が26億9670万円もあります。基金を取り崩す事でなく、滞納金の1割でもよいから徴収すると言う事が先ではないでしょうか。金がないから基金を崩すでは、危機感が足りないとは思いませんか。