木々の鮮やかな緑が目に染みいる5月3日、三郷市文化会館で市制30周年記念式典が挙行されました。
特別表彰、個人463名、団体73団体方々が表彰されました。
 1972年、札幌オリンピックが開催された年に三郷市が誕生し、以来30年三郷市は人口49618人から131145人と大きく発展をしました。
この間、石油ショック、筑波万博、阪神大震災、同時多発テロと大きな社会変動の30年であったと思います。
三郷市においても、武蔵野線の開通、早稲田団地の完成、市庁舎、文化会館、斎場、県立三郷高校、北高校、工業技術高校、又、さつき平
マンション等の建設、インターA地区、常磐中央地区の開発、外環道の開通等々、今日の三郷市を象徴する都市施設の多くは、この30年間
で整備されてきたと言えると思います。純農村から都市近郊都市へと、大きく発展して来ました。
 しかし、時代は大きく変わろうとしています。30年の歴史と経験を新たな時代にどの様に生かすのかを問われる時代となりました。
新生三郷市をどのように作って行くのか、三郷市の力量が問われようとしています。当然、議会も問われています。何も変え様としない事
は許されません。もしかしたら、議会が変革を妨げているのかもしれません。そんな思いもします。多くの議員の発言には大変前向きとも受け取
る事もありますが、実際の発言、行動はどうなのでしょうか。
 平成17年開通の筑波エクスプレスは、沿線各市の都市間競争の雌雄がはっきり解る形となると思います。何の魅力もない街では、例え都心に近く
ともより魅力的な街へと人は移動してしまうでしょう。ここ数年の三郷市の人口の減少はそのその事を如実に表していると思います。
新たな30年は、今まで以上に努力と、創造力が求められると思います。そんな決意を挨拶の中で聞く事とはできませんでした。
 又、ちょっと気になりましたが、式典での国歌斉唱、三郷市民の歌の斉唱がありませんでした。終了後のアトラクションの中で市民の歌を会場と一
緒に合唱はありましたが、何のための「市民の歌」なのでしょうか。残念でした。

    
会場風景です。                   市長の挨拶              各種功労者の表彰
             
           来賓祝辞 三ツ林たかし衆議院議員    長野県三郷村村長
    
式終了後 瑞穂中学吹奏楽部皆さんです。          三郷市合唱連盟の皆様です。