(滝川市、北広島市、千歳市訪問)
 市民福祉常任委員会では、5月10-12日の日程で、北海道滝川市、北広島市、千歳市を訪問し子育て支援、保育所の民営化について行政視察をしてきました。
滝川市は北海道の中央に位置し、周辺には古くから炭坑が開発されその中心都市として発展をしてきた商業都市と言う事でした。近年炭坑の閉鎖、又北海道電力の石炭発電所の閉鎖等があり、人口も減少し大変厳しい状況であると言う事でした。
 北海道は、本土と比較して、離婚率が高く、子育て環境の整備が求められ、今回視察した児童センターに於いても、保育園との併設施設とし、隣が小学校と言う環境の中で建設されたと言う事でした。翌日、出発前の早朝にタクシーを使い周辺を見て回りました。駅前の商店街は文字通りシャッター通りと成っておりました。一方、郊外には大型店の進出があり、中心市街地の厳しさを目の当たりに見た思いでした。
 北広島市は札幌から20分の郊外と言う事で札幌市のベットタウンの街でした。大都市に近いと言う事もあり、働く機会が多いと言う利点は有りますが、離婚率が高いと言う北海道の事情を考え、働く婦人にとりより有利な機会を得る事に力をいれ、特に資格取得の為に行政が全面的にフォローをしている施策を伺いました。又、児童施設の運営について視察をしました。その中で、施設は市所有でしたが、その一部を市内の幼稚園が受託し、自主的に運営をしていました。 又、北広島市には西武のプリンスホテルとゴルフ場がありその行方を心配していました。最近の報道では、売却される事に決まったとの報道も有りました。
 千歳市では、保育園の民営化について視察をしました。折しも、米軍の再配置計画の中に千歳市も関係があると言う事でその会議中と言う処での訪問でした。千歳市には民営の保育園があり、その方々に積極的に役割を担ってもらおうと言う考えで、民営の保育園を経営している方に積極的に考えていると言う事でした。幼稚園は事業として経営する事は有りますが、保育園については乳幼児の関係で事業として難しいのではと言う印象でしたが、長年の経験があり差ほど問題にせず、事業として経営していると言う事でした。2泊3日と言う日程でしたが、北海道の様々の地域の事情に接する事が出来た視察でした。
滝川市駅前の状況     児童センターを視察
北広島市では議長さんの歓迎の挨拶を戴きました。
5名の参加でした。