空き教室を地域の拠点に 習志野市秋津小学校視察    

 8月27日、空き教室を地域の各種団体の活動拠点として活用している、千葉県習志野市にある市立秋津小学校を視察しました。
各種団体のリーダーの方の講演を聴いた方から伺い、是非視察したいと申し込みをしましたが、視察者が多いと言う事で、この日になりました。
「学社融合」と言う事で秋津小学校の開いている4教室を地域の各種団体36団体に貸し出し活用していました。しかも、午前9時から午後9時まで
の間、自由に出入りが出来ると言う事でした。当然、授業中も使用しています。昼休みなどは子供達が遊びにくる事もあり、文字通り学校と社会が融合
する様な形で使用されいてると言う事でした。団体の中には、一級建築士の方、土建業の方等々様々な職種の方がいますので、学校内の施設につい
ても団体の協力により造ってもらっいてると言う事でした。校舎南のビオトープや動物小屋、又空き教室の活用についても団体の皆さんの協力で造って
もらっていると言う事でした。各種団体が使用する教室と生徒さんとのしきりは、シャッターだけと言う事でした。
当日は、佐賀県の教育関係の皆さんと一緒の視察でしたが、説明を受けた後、色々質問する事が出来ました。私としては、平日利用されていると言う
事で学校管理上の安全性については、「むしろ沢山の方が出入りする事によりそれだけ監視の目があると言う事で不安はない」との事でした。むしろ
お年寄りと子供達の交流があったり、学校と地域の関係にとっても大変良好な関係が造られているとの事でした。
三郷市の小学校の向こう5年の生徒数の状況をみますと、200に満たない小学校が3校も予想されています。
学校の統廃合をし、空いた教室を地域の様々な拠点として活用することが必須になっているのではないかと思いました。


           
     秋津小学校               他の視察者と説明を受ける     木工クラブの部屋の状況    

         
     改修された空き教室           仕切のシャッターです。     団体の皆さんが造ったビオトープ